何粒美味しいんだ白ラタトゥイユ？！

我が家の定番冷蔵庫整理料理のラタトゥイユ。夏が終わってトマトの旬も終わっちゃったので、「白」ラタトゥイユにしている。水煮の缶詰を使う手もあるけど、夏の間フレッシュなトマトで作っていたので、落差が大きくてなんとなく手が伸びない。が、とにかく圧力鍋を使わずとも５～６分煮込めばOKという料理法なので、思いついたら作り時って具合に作りまくっている。

我が家の場合は、野菜を切ってアクを抜き、塩こしょうとブイヨンキューブとニンニク１片を投入して半カップの水（野菜の量と水分が出るかどうかによる）で蓋して強火で２分加熱。その後野菜の火の通り具合や出てきた水分量など様子を見て、例えば酒を足して再び加熱３分。鍋のふたが蒸気でカタカタいっても放置。で、大抵の場合は出来上がってしまう。ちなみに温野菜サラダもこんな感じで作っていて、キャベツや人参をそれぞれ１分半くらい蒸して、次々に完成させてマヨネーズとヨーグルトを和えたドレッシングで食している。お湯を沸騰させるよりも時短だし、加熱時間が短いの栄養が壊れないかな～と勝手に解釈している。

今日は人参１本、茄子２本、タマネギ１個がベースで、それにベーコンとしめじが加わったもの。翌日のカレーがおいしいのと同じで、作った直後よりも半日くらい経ったほうが美味しいような気がするので、いつもはもうちょっと多めに作っている、よっていつもは加熱時間が今日より少々長い。白ラタトゥイユの良いところは、沢山つくったら半分はカレー味とかトマト味とかにしちゃうことも可能ってところ。使うハーブによっても雰囲気が違うしね。義母に勘違いしてもらって一粒で二度美味しかったけど、実は無限に美味しい料理かもしれない。

もう少し寒くなったら、人参やタマネギやジャガイモを皮だけむいて鍋に投入し、塊の豚肉とか鶏のもも肉と一緒にブイヨンで煮込むポトフのお出まし。そっちも余ったらカレーやクリームシチューにできるので一粒で何度でも美味しい料理である。それでなくても冬は鍋という、野菜を切って投げ入れるだけで卓上で各自味付けするという手抜きの極みのような料理も許されるし、手抜き大王としては嬉しい季節である。

今朝朝食後の片付けをしながらこの白ラタトゥイユを作ってしまったので、今日はこれから仕事の準備に精が出せるってものだ。書類の標高がかなり高いので、掃除はルンバさんに１日２回出動してもらい、アイロンは洗濯機の風アイロン機能とスチームで、そして料理は手抜き、という省力化の極みのような家事。主人を送り出し、まずは半身浴しながらの資料の読書。決して義母には見せられない姿である（笑）