Enjoy the life

生きるためには飯を食らふ

ツナグ

2014年02月21日 | 携帯から投稿
仕事も忙しく、電話がなるたびにドキッとしている暮らしを過ごしています。
TVのロードショウで「ツナグ」を観た。
一度だけあの世の人に会いたい人と言う。
当然、お袋だろうと思いながら半べそで観ていた。
きっと心配してくれているに違いないって思うのだが、
もしかするとそうではないかもしれないと思ったりもする。
親父に会えばきっとこう言うだろうと同性だから思う事もある。

結局、男はお袋に会いたいと思うのかもしれない。
今なお健在で、仕事の知恵袋となるのなら、親父の方が良いに決まってるはずである。

高校3年でお袋は他界した。
お袋と暮らしたのは、たかだか18年だったと気がつく。
女房とは20年近くだったなぁと思うと意外な感情がわいてくる。
もしかすると、女房にお袋を望んでいたのかもしれない。
確かに頼りがいのある人だったと思う。

今月、お袋の命日だったのでお墓参りに行ってきた。
積雪も溶けて残雪もなく、
いつまで咲いているだろうと思いながら菊の花をお供えしてきた。

魂は心のなかに…って思えば良いのかわからないが、
僕のなりたちは、親父とお袋なんだと思う。

DNAは意思とは関係なく繋がっているのだろうが、
人格を形成できていない子どもたちが遠くにいるのかもしれない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする