高校野球神奈川大会準々決勝。
桐光学園vs横浜高校の一戦が行われ、
横浜が３－２で桐光学園を下し、昨夏、今春の雪辱を果たした。
勝因は２本塁打した打線が注目されるかもしれませんが、
完投した伊藤投手の好投でしょう。
彼が桐光打線を２失点に抑えたのが大きかった。
昨夏の甲子園で大活躍した注目の左腕松井投手が今日横浜に許した
３失点は本塁打によるもので、打倒松井に燃える横浜相手を考えると
投手の責任ではないですね。逆転された後の８回も完璧に抑えましたし、
打ち込まれた印象はなかったです。松井投手はよく投げたと思います。
惜しまれるのは７回の守りのミス（記録はヒット）でしょうか。
負けるときはこういったちょっとしたミスが試合を左右しますね。
ただ初戦の相洋戦は出来が良くなかった。
先日の商大戦、今日と徐々に調子は上げてきたと思うが、
それでもやはり絶好調という感じではなかったように感じました。
(負けたからそう感じるのかもしれないが…)
桐光学園には平成10年の横浜高校以来の神奈川県勢の夏の全国制覇を期待していたが、
神奈川大会を勝ち抜くのは簡単ではないですね。
松井投手の進路が気になるところですが、
じっくり考えて答えを出すことでしょう。
素材はかなりのものを持っていると思うので、
直球と制球に磨きをかければ、大きな舞台で活躍できるはず。
夏の甲子園で彼のピッチングがみることが出来ないのは残念だが、
違う舞台での彼の活躍を期待したいと思う。
混沌としてきた神奈川大会。
桐光学園を破り勢いに乗る２年生中心の横浜。
土屋監督最後の夏の桐蔭学園。
１、２年生が主力の慶應。
東海大相模や平塚学園。ノーシードで勝ち上がってきた向上など、
明日からの試合も楽しみです。
