将棋に目覚めた長男坊

シカゴで「全米将棋大会」があったことは前回書きましたが、ランチ係のことばかりで、将棋のことは全く触れてませんでした。
仕方ない、私にとってのメインはランチだから・・・。


　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑ルールを全く知らない兄弟で対戦将棋？

近い将来こんな日が来るのは予想していましたが、実は１０日前から６歳の長男が突如将棋に目覚めてしまいました。
最初は、漢字のゲームというので興味を持ったようですが（最近漢字にはまっているので）、駒によっていろんなルールがあることを知って、ますます興味が沸いてきた様子。
いつも小学生相手に将棋を教えている夫は初心者の扱いに慣れているらしく、最初は「歩」を使った挟み将棋というのから始めて、わざとらしく「うっかり」を連発して息子に勝たせてあげるので、すっかりご満悦。



そんな息子は、将棋大会を心待ちにしてました。
いつもは７時半に起きるのがやっとなのに、当日は６時半から目がギンギン。
最年少で大会に出るのだと意気込んでいたけど、もちろん、ルールも知らない子が大会に出られるわけがない。

会場では、プロの先生による将棋指導というのも行われていて、息子はそちらに参加しました。
佐藤義則八段、石川陽生七段、近藤正和六段、松本佳介五段、野田澤女流プロ。
海外でプロがこれだけ揃うのは、相当すごいことみたい。
しかも、みなさん日本からの飛行機代実費ですからね～。頭が下がります！ありがたいです！！

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　↑近藤六段は有名人だから、顔隠さなくてもいいよね

中でも、２年前にわが家に来て下さった近藤正和六段が息子を気にかけてくれて、わざと４回も負けて息子を有頂天にさせてくれたし、将棋の「しょ」の字も知らない次男にいたっては、奥様と一緒に将棋ドミノで遊んでくれるなんて、ありがたいを通り越して申し訳ない気持ちでいっぱい。
すっかり得意になった息子は、始めて１０日で、自称「将棋博士」らしいです。おいおい、ほとんどルールも知らないよ～～。

そんなわけで、最近は夫が家にいれば、「パパ～、将棋やろうよ！」の連発。
もちろん、夫はうれしくてしょーがない。

テレビゲームをやるよりは、将棋をやってくれる方が、私だって何倍もうれしいですよ。
でも、ふと思う。
「将棋をやって女の子にもてるのかな？」

静岡出身の私の中では、女の子にもてる＝サッカー。そういう図式ができあがっているので、そのうちサッカーをさせたいなと思っていたのです。

う～む、趣味が将棋とサッカーというのも悪くないな。頭も切れるけどスポーツも万能みたいな・・・。

こんな考えで子供の習い事を決める私もどうかと思いますが、男の子のお母さん、アナタもそういうところあるでしょ？？