ぼくは40歳を過ぎてから、相対音感を身につけました。ぼくが考えたトレーニング方法を紹介します。
「中高年からでも大丈夫」--ニコニコ音楽生活--
コードトーン記憶術 マイナー・コードの3和音 その4
今回は、表の4列目となりました。
マイナー・コードの最後ですね。
ラリシがそれぞれ、ルート音となりますので、
ラ=Am
リ=A#m/B♭m
シ=Bm ということになりますね。
(デメサスリについてはこちらをどうぞ)
m3rd の音は右隣の音、 5th は m3rd の右隣の音(ルート音の2つ右隣)に半音プラスする必要がありました。
(詳細は、こちら)
表が足りない場合は、右に増やします。
というわけで、
Am のコード・トーンは
Root ラ(A)
m3rd ド(C)
5th ミ(E) ですね。
A#m/B♭m のコード・トーンは
Root リ(A#/B♭)
m3rd デ(C#/D♭)
5th ファ(F)
Bm のコード・トーンは
Root シ(B)
m3rd レ(D)
5th サ(F#) となります。
歌う場合は、任意のドの音を決めてからラドミを歌い、同じ音程で、リデファ、シレサを歌います。
歌わない場合も、声に出すのを忘れないでください。
これで既に、全てのマイナー・コード(12個)と、全てのdim7コード(12個)を記憶したことになってしまいましたね。
余力があったら、任意のドの音を決めてから、今回のラドミや、以前に覚えたレファラ、ミソシを歌い、同じ音程で今までに覚えた他のマイナー・コードを歌ってみてください。
#や♭の付かない、レファラ、ミソシ、ラドミは歌いやすいので、それを基準にして他のマイナー・コードの雰囲気も味わえると思います。
(雰囲気を感じるのはとても大切だと思います)
最後に1つ。
Cm はいつでも歌えるようにしておきましょう。
任意のドの音を決めてからドメソを歌えるようにしておくと、メジャー・キーのブルースを歌ったり、耳コピーしたりするときに非常に役に立ちますので。
(Cm、Dm、Em、Am 以外のマイナー・コードは個別に歌えなくても良いと思います。相対音感なので)
最初のうちは、コード・トーンを思い出すときに、この表を頭に描いてください。
(覚えるにしたがって表を描く必要はなくなりますが、今、表を頭に入れておくと、今後ど忘れした場合に役に立ちます)
次回からは、メジャー・コードです。
この覚え方、思い出し方も実は簡単なのでお楽しみに。
こちらで、個人的な好みの、教則本やCD、DVDを紹介しています。
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