レトロ

忘れてはいけない物は レトロな色合いで僕たちをみつめている

ノスタルジア

2016年08月19日 | ひとり言
少しだけ夕方が涼しくなってきた頃
心にひと吹きの風が吹く
夏はまだ終わろうとはしないのに 枯れていく花たちを見ると何かの終わりを感じる
暑い暑いと泣いた蝉も あちこちで見つけるのは必死に生きた亡骸ばかり
帰ろうか 帰ろうか ふるさとへ
ひぐらしの鳴き声がそう聴こえる
帰りたい 帰れない 僕にはふるさとはない
どこかできいた歌を口ずさみながら 
パステルブルーの西の空に沈んでいく太陽を追いかけて
自分で作った故郷へ 今日も帰ろう