里山悠々録

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生育が良すぎる寒締めホウレンソウ

2024年01月23日 | 畑:葉菜類

秋冬ホウレンソウは5回に播いています。
1回目のホウレンソウは11月早々から穫り始め、以後切れ目なく穫り続けています。
メインの3回目のホウレンソウは想定したより10日以上早く12月早々から穫り始めました。
しかし、濃緑、肉厚でボリューム十分なため収穫進度は遅くようやく穫り終えるところです。
こんな風にまだ残っている株はあります。


これが穫り始めた4回目に播いたホウレンソウ。


10月20日の種播き。品種はサカタのタネのクロノス。
1月半ば以降の厳寒期に寒締めホウレンソウとして収穫することを想定していました。
収穫期としてはほぼ予定通りです。
しかし、すでに年末くらいには穫り始めてよい姿になっていました。
したがって、今や当然に大きく育っています。


販売用なら大きすぎと言われそうです。
例年、この種播きなら当地では収穫まで80日から90日くらい掛かります。
如何に気温が高かったかが分ります。
もともとクロノスと言う品種は濃緑で肉厚ですが、さらに寒締めで際立たせようとしました。
イメージは葉が下がり表面が少しぼこぼこした姿です。


それらしい姿にはなっています。


しかし、肉厚感は申し分ないものの、想定よりは綺麗な葉をしています。
最近になり-5℃を割るような日が出てきましたが、年内のうちにすんなりと出来上がったからでしょう。


助っ人が穫り、我が家の分と置いていったもの。


いかにも寒締めホウレンソウらしい濃緑、肉厚でボコボコ感は出ています。
食べ応え十分で、甘味、旨味は抜群です。
これが最終5回目のホウレンソウ。


10月28日の種播き。品種は同じくクロノス。
想定は2、3月の収穫ですが、すでに収穫可能な姿になっています。
厳寒期に生育するので当地では収穫まで100日くらい要するのが普通です。
12月半ばから不織布をべた掛けするつもりでしたが、生育が進みすぎると考え見合わせました。
それでこの姿です。


例年なら不織布の下でも縮みが多く、葉が寝るような姿になってきます。
さすがに厳寒期ですから葉がやや波打ち明らかにボコボコしています。


こちらがより寒締めホウレンソウらしい姿になっているようです。
3月いっぱいは穫りたいと思っていますが、どうでしょう。
それにしても当地で真冬にホウレンソウの生育がこれほど良いのは滅多にないことです。
市場価格が長く低迷しているのもやむを得ないかもしれません。



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