■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ 最終戦 アブダビGP 3日目 (F1)

2017年11月26日 | ☆ F1

 

F1は今シーズン最後のレースとなるアブダビGPが開催
となります。

 F1唯一のトワイライトレースとなり、スタート時と
日没後の路面温度の変化などがあるレースとなります。

 既に今シーズンのドライバーズタイトルとコンスト
ラクターズタイトルは確定しており、メルセデスAMG
がコンストラクターズで4連覇、ルイス・ハミルトン
選手(メルセデス)AMGもメキシコGPでタイトルを獲
得しています。最終戦の結果で最終的なドライバーズ
ランキングとコンストラクターズランキングが決定し
ます。

 

 アブダビGPは2日目を迎え、予選前の
FP3が行われました。

 初日のセッションでは、FP1ではセバ
スチャン・ベッテル選手(フェラーリ)
が、午後のセッションでは、2017年王者
のルイス・ハミルトン選手(メルセデス
AMG)が自身のコースレコードを更新し
てトップタイムをマークしています。

 予選前のセッションですが、

 ■ 気  温 : 25.7℃
 ■ 路面温度 : 43.7℃

の中行われました。セッション中、コー
ス上に大きな傘が入り込んでバーチャル
セーフティカーが導入されるという珍し
いトラブルがありましたが、その後はセ
ッションは滞りなく行われました。

 このセッションでは、ルイス・ハミル
トン選手(メルセデスAMG)が前日にマ
ークしたコースレコードをさらにに上回
る1'37.627をマークし、タイムコードの
トップに名前を刻んでいます。

 2番手にも0.273秒差でバルテリ・ボッ
タス選手(メルセデスAMG)が続き、メ
ルセデスが1分37秒台のタイムで他を引
き離した。3番手にはキミ・ライコネン
選手(フェラーリ)、4番手にはセバス
チャン・ベッテル選手(フェラーリ)と
フェラーリ勢が続いています。

 5番手にはダニエル・リカルド選手(
レッドブル)、6番手にはマックス・
フェルスタッペン選手(レッドブル)と
レッドブル勢が続いています。

その後ろにはマクラーレン・ホンダ勢が
続いており、フェルナンド・アロンソ選
手(マクラーレン・ホンダ)が7番手タ
イム、ストフェル・バンドーン選手(
マクラーレン・ホンダ)が8番手タイム
をマークしています。

 

 ポールポジションが決まる予選ですが、
開始時のコンディションは


  ■ 天  候 : 晴れ
  ■ 気  温 : 24℃
  ■ 路面温度 : 31℃


のドライコンディションの中、セッションが
開始されました。


■ 予選Q1

  Q1が始まると、ピエール・ガスリー選手
  (トロ・ロッソ)を先頭にマシンがコー
  スインしていきます。

  Q1から、フェラーリとメルセデスAMGが
  ウルトラソフトを装着してコースに向
  かいます。

  まず、王者ルイス・ハミルトン選手(
  メルセデスAMG)とバルテリ・ボッタス
  選手(メルセデスAMG)が1分37秒台で
  1-2となります。
  
  そして、セバスチャン・ベッテル選手
  (フェラーリ)が3番手タイムを刻み
  ました。

  Q1では、


【16】ロマン・グロージャン選手
   (ハース)

【17】ピエール・ガスリー選手
   (トロロッソ)

【18】パスカル・ウェーレイン選手
   (ザウバー)

【19】マーカス・エリクソン選手
   (ザウバー)

【20】ブレンドン・ハートレイ選手
   (トロロッソ)

 となっており、このセッションでは、
 バルテリ・ボッタス選手(メルセデス
 AMG)がトップタイムを刻んでいます。

 マクラーレン・ホンダ勢はストフェ
 ル・バンドーン選手(マクラーレン・
 ホンダ)が9番手、フェルナンド・ア
 ロンソ選手(マクラーレン・ホンダ)
 が12番手でQ1を終えています。


■ 予選Q2

  まずバルテリ・ボッタス選手(メル
  セデスAMG)がコースに向かい、王
  者ルイス・ハミルトン選手(メルセ
  デスAMG)がそれに続きます。

  ルイス・ハミルトン選手(メルセデ
  スAMG)がトップタイムを刻み、バ
  ルテリ・ボッタス選手(メルセデス
  AMGが0.235秒差で2番手につけてい
  ます。

  そして、セバスチャン・ベッテル選
  手(フェラーリ)がバルテリ・ボッ
  タス選手(メルセデスAMG)と100分
  の5秒差ほどの3番手につけ、キミ・
  ライコネン選手(フェラーリ)が4
  番手となり、ダニエル・リカルド選
  手(レッドブル)が5番手、ニコ・
  ヒュルケンベルグ選手(ルノー)が
  6番手、マックス・フェルスタッペ
  ン選手(レッドブル)が7番手と続
  きます。

  8番手にセルジオ・ペレス選手(フ
  ォース・インディア)がつけ、フェ
  ルナンド・アロンソ選手(マクラー
  レン・ホンダ)が9番手、ストフェ
  ル・バンドーン選手(マクラーレン
  ・ホンダ)が現在10番手に入り、
  マクラーレンがQ3進出ラインに入
  ります。


  その後、エステバン・オコン選手
  (フォース・インディア)が9番手
  に上がり、ストフェル・バンドー
  ン選手(マクレーレン・ホンダ)が
  11番手に下がります。

  すべてのマシンがアタックを開始す
  ると、Q3進出ラインの10番手にフェ
  リペ・マッサ選手(ウィリアムズ)
  が入ります。これにより、このセッ
  ションでは

【11】フェルナンド・アロンソ選手
   (マクラーレン)

【12】カルロス・サインツ選手
   (ルノー)

【13】ストフェル・バンドーン選手
   (マクラーレン)

【14】ケビン・マグヌッセン選手
   (ハース)

【15】ランス・ストロール選手
   (ウィリアムズ)

となりました。このセッションはトップタ
イムを刻んだのはルイス・ハミルトン選手
(メルセデスAMG)となりました。


■ 予選Q3

  Q3が始まると各マシンがと次々にコー
  スに入っていきます。最初にキミ・ラ
  イコネン選手(フェラーリ)がアタッ
  クを行いますが、バルテリ・ボッタス
  選手(メルセデスAMG)が上回ります。
  その後、ルイス・ハミルトン選手(メ
  ルセデスAMG)が2番手のタイムをマー
  クします。更に、セバスチャン・ベッ
  テル選手(フェラーリ)は3番手に入
  り、マックス・フェルスタッペン選手
  (レッドブル)が5番手、ニコ・ヒュ
  ルケンベルグ選手(ルノー)が6番手
  につけますが、ダニエル・リカルド選
  手(レッドブル)が6番手に浮上します。

   最初のアタックが終わり、暫定ポー
  ルは1'36.231をマークしたバルテリ・
  ボッタス選手(メルセデスAMG)で、
 

【1】バルテリ・ボッタス選手
   (メルセデスAMG) 

【2】ルイス・ハミルトン選手
   (メルセデスAMG) 

【3】セバスチャン・ベッテル選手
   (フェラーリ) 

【4】キミ・ライコネン選手
   (フェラーリ) 

【5】マックス・フェルスタッペン選手
   (レッドブル)

【6】ダニエル・リカルド選手
   (レッドブル)

【7】ニコ・ヒュルケンベルグ選手
   (ルノー)

【8】エステバン・オコン選手
   (フォース・インディア)

【9】セルジオ・ペレス
   (フォース・インディア)

【10】フェリペ・マッサ
    (ウィリアムズ)


  残り時間3分30秒になるところで各ド
  ライバーが動き始め、最後のアタック
  が始まります。まずフェリペ・マッサ
  選手(ウィリアムズ)がアタックを開
  始しまし9番手タイムをマークします。
  
  Q3では、ブラジルGPに続きバルテリ・
  ボッタス選手(メルセデスAMG)が今
  季4回目、通算でも4回目のポールポ
  ジションを獲得しています。

  2番手は王者ルイス・ハミルトン選手
  (メルセデスAMG)が着け、メルセデ
  スAMGがフロント・ロウを独占してい
  ます。3番手セバスチャン・ベッテル
  選手(フェラーリ)が入り、4番手に
  ダニエル・リカルド選手(レッドブ
  ル)、5番手には、キミ・ライコネ
  ン選手(フェラーリ)が着けていま
  す。6番手に最年少優勝記録を持つ
  マックス・フェルスタッペン選手(
  レッドブル)、7番手にはル・マン
  優勝経験者のニコ・ヒュルケンベル
  グ選手(ルノー)、8番手にはセル
  ジオ・ペレス選手(フォース・イン
  ディア)、9番手にエステバン・オ
  コン選手(フォース・インディア)、
  10番手には、今季で引退となるフェ
  リペ・マッサ選手(ウィリアムズ)
  となりました。

  マクラーレン・ホンダは、フェル
  ナンド・アロンソ選手(マクラー
  レン・ホンダ)が11番手、ストフ
  ェル・バンドーン選手(マクラー
  レン・ホンダ)が13番手で予選を
  終えています。

 

 なお、ブレンドン・ハートレイ選手(トロ・
ロッソ)が9台目のMGU-Hを投入したことによ
り、決勝では10グリッド降格ペナルティを受
けることが確定しています。

 

 

 その南米からF1は中東へと飛び、今回の舞台であ

るアラブ首長国連邦のアブダビのヤス島にある

ヤス・マリーナ・サーキット

へとやってきました。


■ サーキット

 この回のレースの舞台ですが、


【 ヤス・マリーナサーキット 】

コ ー ス 全 長   : 5,554m
コ ー ナ ー 数   : 21コーナー
周    回   数  : 55周 | 反時計回り
エ ン ジ ン負 荷  : 全開率 : 57%
ブ レ ー キ 負 荷 : 使用率 : 17%
燃 料 消 費 量   : 1.91kg/周
フューエル・エフェクト : 0.35秒/10kg
最 大 高 低 差   : 11m


となっています。

 レースは、日没前からナイトレースに変化するト
ワイライトレースのため、路面温度の変化が激しい
ためタイヤマネージメントが重要になります。

コースレイアウトは、レーシング専用セクション
と市街地をイメージしたセクションとを組み合わ
せた独特なものとなっており、およそ1.2kmのロ
ングストレートや、連続する低速の90度コーナー
など、セクター毎にマシンに対する要求が変化す
るテクニックな一面を持っています。

 前半は超高速サーキット、後半は低速のストッ
プ・アンド・ゴーといった趣。コース上のアップ
ダウンは殆ど無い平地となっており、コース幅が
広くエスケープゾーンも多くなっています。

トップスピードはDRS区間の8コーナー手前で時速
331kmで、1.2kmの距離を約14秒間エンジン全開で
走るためICEへの負担が大きくなります。

 同じくDRSが使用可能な11コーナー手前でも時速
320km程に達するため、両コーナー手前はハードブ
レーキングとなりブレーキへの負荷が大きくなりま
す。

 エンジン全開率は57%で平均速度は時速190kmと
カナダGPのジル・ビルヌーブ・サーキットとほぼ
同じです。

燃料消費量はシーズンTop5に食い込む悪さで、

オーストラリア
カナダ
オーストリア
ロシア

に続いて燃費が悪くなります。2から4コーナーは
エンジン全開区間で低速のセクター3はタイヤに大
きな負担を強いることになります。

■ タイヤ

 今回、ピレリは、

 ■ ソフト
 ■ スーパーソフト
 ■ ウルトラソフト

の柔らかい側の三つのコンパウンドを用意しており、
各ドライバーは

 

と言う選択をしています。

 

このうち

 ■ スーパーソフト
 ■ ソフト

がそれぞれ1セットずつ決勝用として指定されて
います。また、一番軟らかいウルトラソフト1セ
ットが予選Q3用に指定されています。

 Q3に進出したドライバーは予選後にそのタイ
ヤを返却し、Q2でベストタイムを刻んだときに
使用していたタイヤセットで決勝をスタートし
なくてはなりません。

 Q3に進出できなかったドライバーはこのQ3用
ウルトラソフトを決勝で使用することが可能と
なります。

 

■ DRSゾーン

 

【 DRS1 】

  ・ DRSゾーン

    ターン7から8へと至るストレート

  ・ 検知ポイント

    ターン6と7の中間

【 DRS2 】

  ・ DRSゾーン

    ターン10からターン11までのストレート

  ・ 検知ポイント

    ターン9の立ち上がり

 

 

■ 記録

 現役ドライバーでの優勝者は

2009年 セバスチャン・ベッテル選手
2010年 セバスチャン・ベッテル選手
2011年 ルイス・ハミルトン選手
2012年 キミ・ライコネン選手
2013年 セバスチャン・ベッテル選手
2014年 ルイス・ハミルトン選手
2016年 ルイス・ハミルトン選手

となっており、セバスチャン・ベッテル選手(
フェラーリ)とルイス・ハミルトン選手(メル
セデスAMG)が共に3度の優勝をしており、二連
覇をしています。昨年のレースでは、ルイス・
ハミルトン選手がポール・トゥ・フィニッシュ
を飾っています。

 


■ スケジュール

アブダビGPのスケジュールですが、

 

【 11月25日(日) 】

  ■ 決     勝
    22:00~(現地時間 17:00~)


となっています。今年もF1のライブ中継は有償放送の
みとなっており、CS放送/フジテレビNEXTとオンデマ
ンドのDAZNでのストリーミングで行われており、

 

【 11月25日(日) 】

  ■ 決     勝  21:30~24:50


にて行われます。



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