アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

カレーライスの話

2023-01-10 06:00:00 | ノスタルジー

小生二日酔いの日のお昼はカレーライスと決めている。若い頃、ひどい時にはカレーライス+アイスクリームだった。

 

 だからというわけではなく、時々だるい時にはむしょうにカレーが食べたくなることって皆さんにはないだろうか。

 そんな中、先日カツカレーライスを食べていたときに、突然ノスタルジーに襲われた。カツカレーのカツになんとはなしにソースを掛けていたのだ。さらに、先日は蕎麦屋の真っ黄色のカレーにもソースをかけていた・・・

 

 今時の子供たちには理解しがたい、いや裕福なご家庭に育った方には理解できないだろうが、小生にとってカレーとは何かを掛けて食するものだった

 オヤジ世代にはご理解いただけることと思うが、ガキの頃カレーはごちそうの際たるものだった。

 

 我が家のカレーは、今でいえばスープカレーのようなものだった。いやスープカレーは液状でもしっかり味がついているが、本来粘性を持つものに極端に水分が多かったため味が超薄味だったので、味をつけないと食べられなかった

 そこで小生が、いや我が家の家族が掛けていたのは醤油だった

 

 だから小生にとってカレーとは醤油味のものであった。スパイスの香りなどほとんどしないものだった。

 今でも、なんとはなしに醤油を掛けたくなることがあるのは、間違いなくDNAにしみこんでいるからだろう。

 

 とはいえ、当時のこととは言え、その頃実家の町のどこの家でもそんなカレーを食べていたわけではない。

 近所の親戚のおばさんが作るカレーはルーに粘性のある今時のカレーだった。しかも自宅のカレーに慣れた小生には辛すぎるくらいだった。

 

 その家でカレーを作ると我が家に連絡があり、小生は食べに行かせてもらうのが常だった。正直、これが本物のカレーだと思ったし、我が家のカレーとは別世界のものだった。

 だが、それでもなお小生にとってカレーの原点は、あの水っぽいスープのようなカレーだった。醤油がかかったライスが妙にハマった。

 

 ときに、カレーで画像検索をしていたら、こんなすごいカレーが出てきた。このカレーを食べた子供にとって、カレーはどんな思い出になるのだろうか。

 少なくとも、いい思い出になるとは思えないのだが・・・(苦笑)

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