人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

ラム『シェイクスピア物語』(新潮文庫)★★★★

2010-03-13 05:14:23 | 読書
[3月3日の本ブログでご紹介した角田房子さんが1月1日に亡くなっていたとの訃報
が今朝の新聞に載っていた。95歳だった。同じ訃報欄には「越山会の女王」佐藤昭
子(81歳)、月城彰子(岩井半四郎の妻、89歳)も。]

いい本である。シェイクスピアの本を子供向けに紹介したものだが、大人も楽しめ
るだけに新潮文庫入りしたのだろう。

文庫としての初版は昭和27(1952)年。昭和35(1960)に改版し、増刷を重ねてい
る。文庫にして260ページほどではあるが、昔ながらの細かいポイントでぎっしり詰
まっている。新潮文庫のロングセラーである。

原書は1877年にイギリスで出版されている。著者チャールス・ラムは1775年生ま
れ。原作はメイリイとチャールスの姉弟による合作である。前書きには「私たちは
これを少年少女のシェイクスピア研究の助けにしたいと希望して書き始めた」とあ
る。

<目次>
前書き
テンペスト
真夏の夜の夢
冬ものがたり
お気に召すまま
ベロナの二紳士
ベニスの商人
リヤ王
マクベス
じゃじゃ馬ならし
十二夜
ロミオとジュリエット
ハムレット
オセロ



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