齋藤克彦のブログ

あの有名な齋藤克彦の日々の出来事を公開

道理で解決できる問題など、悲しいほど少ない

2013-12-01 20:38:29 | Weblog

12月です。
さいとうです。

師も走る師走。
さいとうの師も走っているのかな。
あの人は走ることとは無縁な人だな。





箱根に新しくできた美術館へ。

こんな時代に新設する美術館はやっぱり気になる。

批判するにしても賞賛するにしても自分で見てからね。
先入観で批判するほど歳とってないし。

・入館料2800円!
・空港のようなボディチェックあり
・ケイタイ持込不可。ロッカーに預ける

という予備知識は得ていたので平常心で入館。


出来立て?入館料?午前中?だからなのかガラガラ。

まあ、鑑賞するにはその方がいいけど、美術品の並ぶ広大なスペースに自分だけしかいないと
少し不安になる。


感想は…

広い!!
黒い!!





“眼”と“お金”について改めて考える機会になった。

“力なき正義”と“正義なき力”みたいなものかな。

“眼”も“お金”も“正義”も“力”もなかったらどうすればいいのだろう。

自分には“口”しか残っていないと気付いたとしても、なにも言えないことに同時に気付く。

その唯一の“口”さえ用を成さない。

そして沈黙するしかない。

ああ、なんて………。





足湯が売りらしい。

誰も入ってないけど。
カフェラテを注文して足湯に入ってみたい気分になってたら

「タオルは300円です」

と係員に言われ、

「(ぐぬぬっ)」

となってしまった。
事前情報になかったぞ!

今は平成。IT革命。情報化社会。
早くスマホにしたい。
スマホだったら(「ぐぬぬっ」)とならずに済んだハズ。


さいとうみたいな貧乏人の来るところではなかったらしい。

コーヒーを注文したらタオルを、
タオルを注文したらコーヒーを、
サービスしてくれてもいいじゃない、なんてフツーなことは考えない。

美術館に来なければいい。
足湯に入らなければいい。

ジーンズだし下にヒートテック的なものを履いてるし、膝までまくったら
血が止まって足湯どころじゃなくなる

と負け惜しみと諦めの理由を咄嗟に考えて自分を納得させる。

我慢と諦めと後悔の人生。


結局足湯はパス。
足湯より温泉に入りたい。





東京のイチョウ並木を見てると「箱根はさぞ紅葉がキレイだろう」と思ってたけど全くそんなことはなく、
単なる初冬の山だった。




なんちゃらの滝。

立ち寄ってみた。
やっぱり水があると見てしまう。
温かい水なのか湯気(?)が出てた。


途中はクマが出そうな道だった。
箱根でクマが人を襲った、なんてニュースは記憶にない。

猫一匹とカラス一羽とすれ違った。





箱根湯本を歩いた。
韓国だか中国だか台湾だかそっち系の観光客の多さに驚く。
銀座と同じかそれ以上。

以前から?最近?今日だけ?

イイことなのか、そうでないのかわからない。




数年ぶりにロマンスカーに乗ってみた。

“ロマンス”って、口に出して言いたくない言葉。
なんだか恥ずかしい。

ちょっとしたラブワゴン的なことを想像しちゃうけど、なにかあるわけもなく。



ロマンスカー…
ロマンスグレー
関口宏…
児玉清…
アタック25…
まだ放映してたかな…
ロマンス…
ロマンスの神様…
広瀬香美…
広瀬香美は今何してる?…
旦那は大沢たかお…
でも離婚…
大沢たかおは仁…



連想してたら到着。
箱根湯本から新宿まで1時間半くらい。特別速い乗り物じゃないんだよね。
速さを売りにしてないもんね。
ロマンスが売りだもんね。


箱根湯本同様、ロマンスカーの車内も異国だった。

アジア系以外に、どこの国の人かわからないけど英語も聞こえた。
あとはジイさんバアさん。
日本人のほうが少なかった。



落ち着ける温泉に行きたい。





次回のブログは年末恒例『さいとうセレクト 2013年重大ニュース』を発表!
誰も期待していないし、聞いてもいないことを大発表!!