日本の総人口 ~ 長期的推移(平安時代~現在)

2014-04-21 22:27:07 | 日記
先のブログ記事では、2026年に1億2000万人を下回り、2048年に1億人を割ってしまうと書いた。だが歴史を紐解いてみると、日本の総人口が1億人を上回ったのは1960年代半ば、1億2000千万人を超えたのは1980年代半ばのことだ。

下の資料を見ればわかることだが、日本では明治時代に入ってから急激に人口が増え、2006年をピークとして急激に人口が減っていくと見込まれている。2100年頃になっても、明治維新の頃よりも人口は多いことになっている。(資料の出所が、厚生労働省や総務省ではなく、国土交通省であるところが面白いが、それは特にどうでもいい話。)

だからと言って安心している場合ではない。このままでは、単なる人口減減少ではなく、少子高齢社会が進んでいくことになる。2005年に約5人に1人が高齢者だったのが、2025年には約4人に1人が高齢者、2050年には約3人に1人が高齢者となる。

この場合の「高齢者」とは「65歳以上」のこと。「高齢者」の年齢区分を引き上げるか、「高齢者」どうしで支える仕組みを今よりも格段に拡大していくしかない。消費増税とは、まさにそういうことである。



<資料>

(出所:国土交通省国土計画局資料

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