介護の将来像

2013-08-18 22:10:42 | 日記
国の介護政策が目指しているものは何か。それは「地域包括ケアシステム」の確立で、目標とする時期は2025年。医療その他の政策との、まさに包括的な社会保障サービスの提供体制のことである(資料1)。

国の政策でありながら、社会保障サービスの実施主体は地方自治体だ(資料2)。介護保険制度と地域包括ケアシステムの関係を考えると、端的には、介護保険財政資金をどこにどれだけ配分するかということである。

介護給付の総費用額は、2000年度3.6兆円 → 2010年度7.8兆円 → 2013年度9.4兆円 → 2025年度21兆円(見通し) 。

この限られた公的資金をいかに効率的かつ効果的に配分するかが最重要である。介護サービス利用者一人当たりの介護給付額を極力抑制することが介護政策の基軸の一つになるべきだ。



<資料1>

(出所:厚生労働省)

<資料2>

(出所:厚生労働省)

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