先のブログ記事では、特別養護老人ホームでの入所と退所について書いた。直近の厚生労働省調査によると、退所に関して、死亡が6割強程度で、それ以外の退所先が医療施設である場合が3割弱であった。特養が本来持っているべき『終の住処』の機能はまだ不十分であり、医療施設がその代わりになっている場合がまだまだあるということだ。
これを介護保険3施設にまで拡げると、下の資料〔=介護施設における入所者・退所者の状況〕のようになっている。介護3施設の役割は先のブログ記事の資料1〔=介護保険3施設の概要〕に書いてある通りだ。介護老人福祉施設(特養)以外の介護老人保健施設(老健)も介護療養型医療施設(介護療養病床)も、入所元・退所先ともに医療機関が最多となっている。
入所元としての医療機関からの転入はさておき、退所先としての医療機関への転出に関しては、それが『終の住処』行きになるような場合をなるべく減らすような工夫が必要なのではないか。医療施設の本体機能は、入院から退院までであって、『終の住処』ではないはずだ。
<資料>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/40/71f83622dec748f69c782b66d869699a.png)
(出所:厚生労働省資料)
これを介護保険3施設にまで拡げると、下の資料〔=介護施設における入所者・退所者の状況〕のようになっている。介護3施設の役割は先のブログ記事の資料1〔=介護保険3施設の概要〕に書いてある通りだ。介護老人福祉施設(特養)以外の介護老人保健施設(老健)も介護療養型医療施設(介護療養病床)も、入所元・退所先ともに医療機関が最多となっている。
入所元としての医療機関からの転入はさておき、退所先としての医療機関への転出に関しては、それが『終の住処』行きになるような場合をなるべく減らすような工夫が必要なのではないか。医療施設の本体機能は、入院から退院までであって、『終の住処』ではないはずだ。
<資料>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/40/71f83622dec748f69c782b66d869699a.png)
(出所:厚生労働省資料)