100歳以上の高齢者の総数は58,820人 ~ 喜ばしいのかどうかは『健康長寿化』かどうか・・・

2014-09-12 14:20:04 | 日記
今日の厚生労働省発表によると、平成26年9月1日現在の住民基本台帳による都道府県・指定都市・中核市からの報告数として、100歳以上の高齢者の総数は58,820人(うち、女性は51,234人(約87%))とのこと。

因みに、100歳以上の高齢者の数は、老人福祉法が制定された昭和38年には全国で153人だったが、昭和56年に1000人を超え、平成10年に1万人を超えた。平成24年に5万人を超えた。今年(平成26年)は、上記のように58,820人(前年比+4,423人)に上った。これまでの年次推移や都道府県別の状況は下の資料1・資料2を参照されたい。

長寿であることは喜ばしいことである一方で、このまま順調に高齢化が進んでいくと仮定した場合における健康寿命と平均寿命の関係を心配してしまう。このブログでも何度か書いているが、単なる長寿化ではなく、『健康長寿化』のための環境作りが必須である。先のブログ記事にも書いたことだが、平均寿命と健康寿命との差は平成22年で男性9.13年、女性12.68年であるが、これをいかにして縮めていくかということだ。



<資料1>

(出所:厚生労働省資料


<資料2>

(出所:厚生労働省資料


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