goo blog サービス終了のお知らせ 

kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

130周年

2012-03-24 | つぶやき
1882(明治15)年、上野公園に博物館が開かれました。

この博物館は、ウィーンの万国博覧会へ出品するために日本全国から集められた物産を、

一般の人々の「開智」のために公開されたのがはじまりであったので、

動物園に集められたものも日本産の動物が主体でした。

動物園の所管が農商務省になると

「勧業奨励」に力が入れられ家畜が展示され、

1886(明治19)年に宮内省所管となってからは、トラをはじめ、

外国産の珍しい動物が集められました。

また、外国の王室からの贈物や、日清日露両戦役での戦利品などが宮内省に献上され、

数多くの動物が展示されるようになりました。

1923(大正12)年の関東大震災では、

正門の門柱が1本倒れたほかは大きな被害がなく、

動物も、カバがびっくりして水に潜ったまま

なかなか出てこないので心配したというぐらいで無事にすみました。

翌1924(大正13)年に、皇太子殿下(昭和天皇)ご成婚を記念して、

上野動物園は上野公園とともに東京市へ下賜され、

その頃より園内設備の大改造がおこなわれ、

ホッキョクグマ舎やサル山などがつくられました。

1943(昭和18)年、上野動物園を所管していた東京市は、

府と合併して東京都となりました。

同年東京都長官の命令によって、猛獣処分がおこなわれ、

この処分により、クマ、ライオン、トラなどの猛獣に加えて、

動物園の人気者であるゾウも殺されました。

また、このとき処分をまぬがれたカバも、

1945(昭和20)年3月の東京大空襲のあと、

飼料が途絶したこともあって処分されてしまいました。


〈上野動物園HP抜粋〉



そんな上野動物園が3月20日 開園130周年を迎えました。

動物園には数回行ったことがある記憶がありますが、

パンダを見た記憶はありません。

最近は・・最近と言ってもかおるがまだ小学校に入る前だったので、

はっきりと覚えていませんが。。。

先日 上野公園を歩いて忍ばず口の西郷さんの銅像付近の工事現場を見ただけで、

都会の変貌ぶりは浦島太郎状態ですね。

変わりゆく景色の中で130年も在り続けることの大変さ、

時代の波に翻弄されながらも守り抜くことの大切さ、

多くの人たちが動物を通して色んな思いをもらったのでしょうね。

これから上野は桜色に染まる時期を迎えます。

今年も賑やかな声の中 檻の中から見上げる空に

夢と希望が彩りを添えることを願っています。

パンダから見える人間という動物はどのように見えるのでしょうか。。。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。