イ・ドンゴン主演 『ガラスの華』

イ・ドンゴン、キム・ハヌル主演のドラマ「ガラスの華」全２０話（オリジナルは１８話）を見ました。韓国では２００４年の冬に放送され、あまりに視聴率が良くなかったため全２０話から１８話にカットされてしまっというある意味話題になったドラマ。また、神戸でのロケもあり、日本人俳優が出演されているということで日本への輸出も考えてのドラマ。ユミン（笛木優子）黒田福美、金子昇らが出演。元々この金子昇の役にSMAPの木村拓哉、草強などの話もあったけど、結局はがせネタだったという意味でも話題性あり。韓国でも人気上昇中のイ・ドンゴンが主演ということもあって国内外で注目されていたドラマだけに、何故不評に終わってしまったのかが気になり見始めました。

ドンジュ（イ・ドンゴン）、ギテ（キム・ソンス）、ジス（キム・ハヌル）の３人は幼い頃、永遠に一緒にであることを誓った。が、ある日ジスが宝物であったオカリナを川に落としてしまい、それを探しに川に入ったドンジュが行方不明となってしまう。そして１２年の時が流れ、、ジスとギテは成長。ギテは資産家の隠し子として、ジスは両親を失くしギテの援助を受けながら生活をしていた。一方ドンジュは日本人女性（黒田福美）の養子となり「ヤマモトユウイチ」という名前で日本で生活をしていた。。。。

ええと、まず！予想と違って「あれれ？」と思ったのは
①神戸でのロケは最初だけ。３話か４話くらいまでで後はずっと韓国。
②ユミン、金子昇の出演がほんの僅か。。金子昇は印象があまりない・・。
③イ・ドンゴンの日本語が微妙・・。

ユミンの韓国語が想像以上に上手だったのは驚きました。でも、ユミンは当初日本人役として登場し日本語の台詞の予定だったものが韓国人役として出演することになったことにより、当初の予定から比重が下がってしまい、途中降板をしたようです。。。。なんか突然消えたので、、「ん？？」って感じになりました。
そしてユミンの韓国語と比べてしまった私がいけない？イ・ドンゴンの日本語は以前日韓合作ドラマ「フレンズ」に出演していた時にしゃべっていて日本語の方が全然良かった。。。日本で育った、、という設定にちょっと無理が生じてしまったような。「パリの恋人」のイ・ドンゴンと比較してしまった私もいけない？トキメキを感じるにはちょっと物足りない感じになってしまいました。キム・ハヌルも可愛くて好きなんだけど、、ドラマ「秘密」同様に暗い感じはあんまり、、かな。

全体のストーリーは、、韓ドラお決まりの法則が何気なく詰め込まれているけど、どれもちょっと中途半端な感じ。イジメ、親との葛藤、出生の秘密、四角関係、、とインパクトがどれも薄い。もう少しストーリー展開に強弱が欲しかったかな。曲はまあまあ良かった。特にエンディングで流れる
「友へ」という曲。これは良かったかな。。それだけにストーリーがちょっと中途半端、、というかなんか同じところを行ったり来たりという感が否めなかったのが残念・・・。脚本がまずかったのかしら・・。そして、ラストよ！ラスト！あの終わり方も更に不満・・・。「うーん」「うーん」なんか後味悪いっていうか、、、なんでそうなるの？っていうか・・・。これだけ話題をさらっていったドラマで皆さんの期待が大きかっただけに、ちょっと期待はずれになってしまったのが視聴率低下の要因でしょうね。イ・ドンゴンさん、キム・ハヌルさん、次回作に期待してます。

評価：★★☆☆☆

ユミン、韓日同時放送ドラマ『ガラスの華』に出演(2004.10.19）
黒田福美がSBSドラマ『ガラスの華』に出演(2004.10.25）
金子昇が韓日同時放送ドラマ『ガラスの華』出演へ(2004.11.2）

ガラスの華 OST (SBS TVシリーズ) / Glass Picture OST (SBS TV Series) (韓国盤) 韓国ＴＶドラマサントラ / Korean TV Series Soundtrack Yedang Records このアイテムの詳細を見る

ガラスの華 OST 2 (SBS TVシリーズ) / Glass Picture OST Vol. 2 (SBS TV Series) (韓国盤) 韓国ＴＶドラマサントラ / Korean TV Series Soundtrack Yedang Records このアイテムの詳細を見る