Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

妖しい?ところ(ヴィスバーデン)

2006-12-20 18:28:49 | ドイツ
今日は予報では晴れる・・って宣伝してたのに・・裏切られた。
昨日の晩遅くなったにもかかわらず頑張ってお洗濯して、今朝もっと頑張って干してきたのに・・なんだかがっかりである。あーーもっとゆっくり寝てればよかった!

さてさて、ここ2~3日ニュースを賑わしているのがイギリスの連続売春婦殺人事件!日本にはなーーんにも関係ないとは思うんだけど、良く報道されている。ただの興味本位かな?

西洋ではこんな感じの事件とか、ちょっと『猟奇的な』事件とかが日本に比べて多いような気がする。もしかしてやはり肉食動物の『狩猟魂』のなせる技??なんてのんきな事いってちゃいけないよね。

でも、イギリスの事件の被害者のひとりが生前に『売春』にかんしてインタビューを受けていたシーンをながしていたけど・・ごく普通?の女性にみえた。イギリスはそんなとこなのかな?

そう、今日はちょと妖しいネタで・・kおばちゃんの品性が疑われてしまいそうだけど・・

ドイツという国は『売春』にかんして非常に寛容である。と言う事を聞いたことがある。
ハンブルクのレーパーバーンReeperbahnにあるHerbertstr.なんかは公認の娼婦街、昔で言う日本の赤線で、扉のところに18歳未満と女入るべからず・・ とかいてある。昔、昼間に見物にいったことがあったなあーーそういえば。

一応その手の正式な?仕事に就くには健康管理が大変だとか言う話もきいたことがあるが・・直接ではないので真偽の程は知らないkおばちゃんです。

それこそ、昔むかし・・ふた昔はいかないかな?ドイツをお友達(っていったってかなりの年上おば様)と二人で回っていたとき、当時は格安航空券といえば東南アジア系(ロシア系以外)に決まっていたので、貧乏なkおばちゃん(相方さんはお金持ち)は当然その利用。その時はキャセイで帰国はフランクフルトからの便になっていた。

明日帰国便に乗ると言う日、当日フランクフルトまで移動するのは面倒だったので、その前の日とまったアーヘンAachenのホテルのチェーンがヴィスバーデンにある、ということだったのでアーヘンの宿で予約をいれてもらった。
だから、行き当たり・・的なそのときの旅にしては宿探しをしなくて済む最終日だった。

前にも書いたかもしれないが、フランクフルトはヘッセン州のただの都市。それに比べてヴィースバーデンWiesbadenは州都、つまり県庁所在地みたいなもの。こっちのほうが格上なのだ・・でもkおばちゃんたちにはお初の場所だった。

駅について、さて、予約したホテルはどこじゃいな?ということでアーヘンのホテルでもらってきたパンフレットを手にバス停に居た人に「ここへはどう行くの?」と聞いたのだと思う。(実はこまかいことは忘れてる)そこで教えられたのは○△番ののバスに乗って□×△○で降りればいい・・ということだったので、そのバスに乗り込んで・・言われた場所と思しきところで降りた・・が、なーーーんか雰囲気が変なのである。

どう変か・・というと、とっても寂しいところなのである。通りのこちら側には大きな工場のような建物を取り囲んだ塀があり、反対側に建物が何軒が建っている・・でもどう見てもホテルのあるような感じはしない。夕方というか夜8時頃だったかな?夏だったから夕方と言う感覚だったんだけど・・

ただ1軒建物の明かりが入り口にみてたのが、赤い電灯。『赤い』のである。裸電球の赤さではない。冒頭の写真(イメージです)のように赤いのである。
とにかくぼーとしていてもしょうがないのでその明かりのところへ、スーツケースを引きずりながら日本人女性2人は向かった。

近づくと、赤い電気の入り口の脇に明かりが煌々と着いている部屋があり、一人の若い男性が本を読んでいる姿が窓越しに見えた。kおばちゃんは、その人に聞くしかない!!と決心をして(あ、ごくごく普通のお兄さんに見えました)ホテルのパンフレットを手に、「あのーーこのホテル知りませんか?」って聞いた。

その男性は、「あ、これここじゃないよ!通の名前が似ているけれど(たしかLとRが違っていたと思う)ここじゃないよ。今タクシーを呼んであげるから・・」と言ってくれて、タクシー会社に電話をかけてくれたので、kおばちゃんたちは建物の前の歩道で待つことにした。

待ちながら眺めていて気がついた!!私達以外にもその通には女性が2~3人佇んでいる。その姿は映画に出てくる、『黒の皮のミニ』に『網タイツ』という『売春婦』スタイル。そこへ、車が1台近づいてきて・・・一人の男性が降りてきて・・・そのうちの一人に、顎ををしゃくるようなしぐさを見せた・・と思ったら、二人はあの赤い電灯の入り口に吸い込まれていった・・・

そこで、はた!と気がついたkおばちゃん。そう、ここは娼婦宿なんだ!そしてそこここに佇んでいるのは・・・ああ、なんという・・・社会体験をしているんだ!と自分の身がおかれている状況も考えずに、興味深々になってしまった。

しばらくして、タクシーがやってきて我々は無事本当のホテルに辿り着いた。

タクシーに乗っている間、お連れのおば様がやたらと運ちゃんに「ああいう場所はここでは珍しいの??」なんて話しかけている。おかしいな??と思ってあとで彼女に聞いたら「だってお商売帰りのお姉さんに間違われたらいやでしょ?」とのたまいました。

kおばちゃんは「だって、立っている間にだ~れも声をかけてくれなかったじゃないですか。間違えられっこないですよ!」と反論しながら、本と誰も声かけなかったなあ!!と自分の見てくれにがっかりしておりました。

まあ、あちらのご商売の方は『見てくれ』でわかるような格好をなさってますからね!!
と開きなおっております。
コメント
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