ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

スペシャルライブ@グリーンホール相模大野 (その1)

2006年03月24日 | 2006年ライブ・イベント
斎藤誠スペシャルライブ @ グリーンホール相模大野
   
 
2006年3月24日(金)@グリーンホール相模大野


~出演~

斎藤誠 (vo,g)
柳沢二三男(g)
角田俊介(b)
成田昭彦(per)
   

前々日の渋谷のAXで登場された編成そのままで、
今度はフルライブです!!
しかも、どうせやるなら!という、いつもの誠さんの素晴らしいチャレンジ!
違うテイストでのライブという、宣言が既になされています。
昨今、マイク取りでやってたとこを、ライン取りにするというのもそのひとつ^^。
内容の方も、リハの日の日記でも「ロケンロール」らしいので、
これはもう、はなっからワクワクするでありましょう^^!!

シゴト終わりに、電車を乗り継いでつつがなく相模大野に到着^^
駅を出たところで、このライブのポスターを発見したので「ぱちり」^^
軽くハラゴシラエをこちらもつつがなく終了して^^お友達と合流、、、
ホールの入口は某百貨店と繋がっておりますゆえ、場所も間違わん。ありがたいことです^^!!
また、誠さんが、予めヒトリゴトでご案内いただいたので、
間違いなく「可愛い」^^ホールの方へ行けたというもの。

ホール入口でいただいたパンフ等の中に、
いつもの「例の」アンケートがあったのですが、、
誠さんのちょっぴり愉快な意気込みのほどと、本日の若干のネタ晴らし^^
ほほー、なるほどぅみたいな感じです^^

本来は、もうちっと端っこでおとなしく見てるつもりだったのですが、、
お連れの方が来られなくなったとかで「こちらで見ませんか!」とお誘いをいただき、、
ありがたくそちらへ移動してみたら、、、

うぎゃあ!!!

思い切り正面ぢゃありませんか、、、、

しかもほどよい距離なり^^;
申し訳なさ過ぎますっ。
足場も、広くてすごくゆったりと座れる座席なのでとてもありがたいなあと思いましたね^^。

****

先日のAXのときと、ベースの角田さんとギターの柳沢さんの位置が入れ替わっています。
ギターの本数も、もしかしてマーティンのときより多めなのでは?!
エレキが1本ある分、そうなのかしらん、、とか、
勝手なことを考えながら、まだ誰もいないステージを眺めていました。

*****

向かって左側のステージの袖から、
ひょいっと一足跳びに、軽くジャンプするみたいにして現れた誠さん^^
今日は、チャイナカラーっぽい^^真っ白なシャツにジーンズです。
それに、今日はツバの短い、遠目で見ると迷彩っぽいお帽子です。

椅子に座るなり、エレキを手にしたのですが、、
これについては後でお話がありましたが、実はいつもの赤いシンラインではありません、、^^

いきなり演奏を始めるのでなく、まずは一通り、目をまぁるく見開いて
嬉しそうにぐるーーっと客席全体を眺めて、、それを何度もやりながら、
手にしたギターを、

ぐいんぐいんぐいん、ぎゅいん、ぐいーん!!

・・・と言わせて、本当に楽しそうにしてらっさいます!
(ステージ袖にいらした、ローディさんもそれを見て、手を叩いて喜んでおられました。見えちゃった♪)
これはやはり誠さんの喜びの声の代弁、、そんなことでよろしかったでしょうか^^

1曲目はこれ、ちょっとお久しぶりだったのかしら、、「I Surrender」。
曲途中で、メンバーさんを1人また1人と呼び込んで。
全体の音が少しずつ厚みを増していきます^^
成田さんのパーカッションの、ぱかぽこ(・・・だって、そんな音に聴こえ・・・。)っていう感じは、
何でこんなにも嬉しくなるんでしょうね!

この日、柳沢さんはアコギ1本、
角田さんはAXのときは、アコースティックベースでしたが、
他のライブでも何度か見たことがある・・・気がするフレットレスベース。
アコースティックでは威力発揮しそうなやつ、、と何となく思うんですが、間違ってます^^;;;?
(やや風邪気味でいらしたのかな?誠さんが「ダイジョウブ?」って、気にしてらしたですね。)

メンバーさんが全員揃ったところで、
「大切な雨やどり」。
マーティン(私は渋谷で見ただけですが。)でも演奏されてましたねー^^

ふっと息をついたところで、ご挨拶&最初のMC^^
かねてから、ここにホールがあるのは知っていて気になっていたけど、今日が初めてのライブ。
今回の会場、相模大野グリーンホールのある小田急沿線は、
かつて誠さんが、少年時代にお住いになっていたところでもあって、

「旺文社の模擬試験」

とか、受けにきたりしてたんだそうです^^。(おわ、なつかすぃ。)
当然ながら、その頃に比べると大きく変わってて・・・いや、変わってから随分経つのかもしれないんだけどね、、と。

渋谷、大阪とマーティンのライブに、今日と全く同じ編成をもって出演されるのだけど、
その真ん中にあたる、今日、、どうせなら、全く違う「フレイバー」、「テイスト」のライブをやりたい!と。

そこで、既に配布された例のアンケート。
誠さんの意気込みと共に、予告のあったのは「洋楽コーナー」がどどん!と、控えているのですねー^^わくわく。
オリジナル「も」やりますけど、、、と前置き。
洋楽ロックミュージック、ポップミュージックの新旧の名曲を演奏。
「え、もう終わりなの?」ぐらいの勢いらしいので注意してね、、と^^;

それでは、もう少し・・・・と、
オリジナルが続きます^^

「音楽友達」は、勿論ハンド版もすごく好きなのだけれど、
一方で、アコギの軽やかなリズムもすごく好き。わくわくしちゃうんだな。

もしかしたら、過去にあったのかもしれないけど、はっきりと認識して聴いてからは、
この編成での「Dirty Thirty Man」は、初めて・・・かも。
どちらかというと、少し肩の力が抜けたかのような唄には、
バンドで演奏されるスリリングなものと一味も二味も違い、、、
逆に、何か強く感じるものがあります、なぜだろう。
他の曲でもいつも感じることなのだけど、編成が変わったら変わったなりの味が出る。
これ、誠さんのバンドの皆さんたちのホントの「強み」なんじゃないかと思う。

で、今回思ったのは、、敢えてそうしたのか、
がらっと曲調が違うものが並べられていることもあって、、
しかも、その繋ぎのフレーズの巧みさ・・とでもいうのかなあ。
短いながらも、わくわく!!
わわっ次はどういう風に繋がるんだろ・・・そんな楽しみもありました。

「TIME」・・・かっ、かっこよすぎです!!
特に、成田さんのパーカッションの音色がね、、最高なんです^^

「Waltz In Blue」は、前日は映像による演出がありましたが、当然ながらこの日はなし。
でも、ライブで聴く度に、その都度違う絵が見える気がするのですね!
この日もね、、そこにはある筈のない、そこには見える筈のない、、
空を見るとはなしに、ずっと見ている自分がいました。
・・・・なぜなんだろうな。

と。
ここで「素晴らしい^^メンバー紹介を!!!」と始めた所で、
途中で入ってきたお客さんに、目が止まっちゃったらしく・・・しかもちょっと客電が明るくついちゃったりなんかして^^;(なぜに^^;;?)
「あっ、そのあたりだと思いますっ!」
・・・本日もこんな調子で何人の「犠牲者」(笑)が出たことでしょう^^;

明日、またこの編成のまま大阪でもMartinのライブがあるけれど、
せっかくなので・・・^^と。
初めての場所にして、ここまでやっちゃうのはどうかなあ、、などとおっしゃりつつ。

「だっさーい、、コト言うよ!

・・・・・

洋楽コーナー!!!」(拍手)

この日、ライブ前の楽屋にカースケさんがいらして、

「何でこの曲やるんだよ!」

などなど、若干の苦情が出たり、

「司会・・・やってやろうか!」

などなど、やりとりがあったのだそうな(笑)。

「・・・なんでオレがそんなこと言われなきゃいけないんだっ!!」(笑・誠さん、軽くキレる、、)
そんなお話をしたときに、柳沢さんが
カースケさん(バルコニー席にいらっしゃいました)をステージから指差して笑っておられました^^
(・・・ステージから見ても、かなり目立つらしい^^;;)

で、、、始めようとして誠さんが右側を向いた瞬間
口をついて出たのが

「・・・・片山くん、、じゃなくて」^^;;;;;

ええええ、片山さんは今日いないっす^^;

「わあ、やばい!最近・・・コレ多いんですよね^^;再来年は大台だし・・・」

・・・頑張れ!誠さん^^!

気を取り直して、

「・・・柳沢くん・・・だっけ?」

・・・はいー、間違いなく^^;

と、2人のギターで始まったのが「Angel」。
以前、やってらした番組が始まって間もない頃、
生唄としてギター1本で唄われてらしたの、覚えております^^

そのままノンストップのまま「Living Loving Maid」へ突入。
アコースティックでありながら、ワイルドな感じ。
疾走する感じが、かなり痛快でしたよ!んもう、目をぱちくりしちゃいます!

先日のMartinでは、冒頭に持ってきた「Wheels of Fortune」が、ここでも披露されました。
(終演後に、会場に真っ先にこれの原曲が流れてました。
ライブ本編でカバーしたものを流して下さったことが、過去にも何度かありましたね^^)
・・・なんてカッコいいんでしょう、もおもお!!

ビートルズの「Fool on the hill」には、ちょっと驚きました。
誠さんが唄うこれを聴くのは、私は初めてだったし。
たまたま、少し前に女性のボーカリストが全く違う雰囲気でカバーをされていたのを聴いたばかりで、
その巡り合わせにも驚いてたんですけどね、個人的には。
深い・・・というか、少し面白い詞なんですもん。

洋楽セレクトの中で、1番新しいのはこれですよね。
U2の「Vertigo」。
「グラミーを獲ったばかりのあの曲」とは、このことでした^^
やはり、以前やってた番組のこれも始まって間もない頃、、
別の曲だったけど、U2をギター1本でやってらっしゃいました^^
ボノの動向は、常に気になるみたいですね。

個人的にこのコーナーで1番ぶっ飛んだのはこの次かな。
「Whipping Post」
誠さんのライブを、ずっとご覧になってきている方には、この曲既におなじみかと思いますが。

・・・・まさかまさか、これをここでやっちゃうの!?です。

しかも・・・アコースティックでですか!!
ちょっと信じがたいものがあったのだけど、ところがそれがまた圧巻だったんだなー!
「アコギでロック」の域をはるかに超えています!!
爆音でなきゃ難しいのでは?!なんて思う余地もない、見事なロックでしたよ。
でも、考えてみたら「Boston Rag」をギター1本で唄われてたこともありましたっけ。
だからそれもありかな、、、とだいぶ後で思いましたけど^^;
最初は抑え気味でいた誠さんのボーカルが、最後で文字通り「火を噴いた」・・・そんなイメージですね!

と、このまま続けるのかと思われましたが、、
「ふうー」っと息をつく誠さん。

少しギターを弾いてみてから、、おもむろに

「・・・柳沢「F」で繋いでてくれる?水が飲みたいんだけど、、、、遠い^^;」

えっ!?と思ったのだけど、
諸々の機械にぐるーっと囲まれていたらしく、、
(このところ、マイクのみでやることが多かったので足元とか大変そうです^^;)
立ち上がって、ぐるーっと大きく大きく迂回する誠さん、、、、
ええっ!!、、随分不自由なとこにあるんぢゃんか、、びっくりでした^^;
その間、230さんと、、すすすっと隙なく入ってきた角田さんのベースで、、
なかなかいい感じのムードでを醸し出して下さいます。
誠さんもそう思われた様子で、水を飲みつつも軽くハミングなんかしちゃう^^
で、、、ちゃんとエンディングに繋いでいったと思ったのでありましたが、、

「・・・終らせなくても!」

・・・ドン!と軽く奈落の底に^^;;;落とす誠さんです。

洋楽コーナーの締め括りは、冒頭で「Mr.AORらしい」というコトバの直球ど真ん中を行く!

「We are all alone」

・・・実に、昨年の名古屋での「ありがとう、クリーム!」での出来事を思い出してしまう私です。
同じ日に、ボズ・スキャッグスが名古屋に滞在してライブ。
「1曲目はこれです」、、とか、「見に来ないかなあ」、とか、、、
しまいには「なんかの罰ゲームですか!」と言わんばかりに、
何度も名前と、この曲の最初の唄い出しが出てくるものだから、、
もうおかしくておかしくて、、、その延長上で見ちゃったものだから、、
きっと、まっさらな状態で見る方とはツボが違っちゃった筈、、、
最初のとこで、笑いをこらえて何とか飲み込んだ私でした^^;
ごめんなさい、誠さん、、、1番Mr.AORを印象付けるべきとこで、
ワタシはそんなこと思い出してました^^;
ワタシ的には、ここでしっかりと完結できてよかったです(オイコラ)。

怒涛のコーナーの終ったところで「すっかり自由にやらせていただきました」(ご満悦^^)。

洋楽コーナーが無事に終了したところで。
改めて、この4月から始まる誠さんの新番組について詳細インフォメーションがありました^^
「(前の番組が終ってから)2年間、ずっと喋りたいなあって」思われてたそうです。よかったですね^^
(・・・言っちゃいけない、、、とかおっしゃりつつも、、、結構、お話が詳しかったりするのがナンカ可笑しい^^;)
ご自身、とても期待をされてるような感じでらっしゃいました^^こちらも楽しみ楽しみ♪

それと、今回手にされている「(私には)見慣れないギター」。
実は、最初の事務所のローディさんが渋公(84年)のライブで、誠さんのギターをなくしてしまったと。
そして、その代わりというか弁償してもらったギターなんですって。
ボディがグレイっぽい色をしています。
誠さん曰く、アルバム「WOMEN」で使われているエレキの音は、ほぼこれだっていうことです。
わーー、、貴重なところに居合わせたんでしょうか^^
で、更に続く誠さんのギター自慢♪
「ちょっと面白い、珍しい」というその理由は、
ボディがテレキャスターの形、ネックがストラトキャスター。
音色も両方の使い分けが出来るみたいなんです。

「自慢していーい?」

ええ、どうぞどうぞ^^

・・・実際に弾いて聴かせて下さって。

「・・・・それだけ」^^

と、おっしゃりつつも、すごく満足げにお見受けしちゃいましたが^^?

それを使っての「Be My Be My Be My」。
去年の夏、品川で聴いたときは間奏がボサノバライクだったと思うのですけど、
今回は、角田さんのベースですねー。
実にニクイ^^まだまだ、展開させる術がきっとたくさんあるに違いなーーい!!

毎度楽しい「B.L.T」。
実は、これ私が最初に誠さんのライブを見たとき
(2001年の9月ですが。)のライブでやってたんではなかったかな、、
しかも、編成も同じだったと記憶しとります。
今回のジミヘンライクなギターは、エレキを持ってた誠さんでしたー、、、
きゃははははっ!と嬉しくなってしまうのですよー、ここんとこがね^^

この日何度目かの、まさかこの編成でやっちまうんですか?「宇宙から来た石」。
・・・出来ちゃうんだな、これが。
いや、何の問題もなかったー、、フルメンほどの音の厚みはなくてもね、、
そのテイストに遜色がないって言う感じかなあ、、かっこいいんだな。
これ、フルメンだと、成田さんがドラムですよねえ、、、^^
唯一残念なのは、ここで立って踊れなかったことくらいかな。
(・・・それ、あそこでは大迷惑だから^^;)

ええと、本編最後の曲の前に、
例の、横浜の4日連続フリーライブの告知。
去年のあの場所らしいです、、、誠さん曰く

「観覧車のひとつひとつの箱から、白い視線を感じた」

という、、、、^^;

・・・み、見えたんですかっ!!
そして、そこにはジェットコースターなんかもあって、、
ライブが始まる頃には、まだ走ってて、、
「ぎゃーーーーっ」って^^;
「黄色くない、「ホンモノ」の悲鳴が聞こえるんですよ」
と、少々嘆いておられました^^;
なので、静かーな曲をやってもダメだろうと、、、
やめようかな、、、って、「あ、いやライブはやりますけどね」(笑)。
それに負けないように、賑やかに楽しくやろうかなっとおっしゃってましたね。
そうそう、4日間全て日替わりの編成・・・となると、
「リハも4種類、負担は大きいんですけどね」
でも、
「一緒にやる人が違うと、楽器が違うから唄も変わってくるので楽しみ!」だそうです。

「毎日「We are all alone」唄ったりしてね、、」(膝打って大喜びな誠さん^^)
外を歩いている人が「お?」てな具合に足を止めるのが楽しくて。
「お、ボズ・スキャッグスのそっくりさんか??・・・あ、これはあんまし面白くなかったですね^^;」

ホントは、もうひとつ何か告知があった筈なんだけど、、、
と、すぐに思い出せない様子。

「じゃあ、、このあと「万が一」、、、アンコールなんてものがあったら、
教えてもらってきます」

あくまでも・・・万が一なんですね^^;
随分、確率の高い万が一だな、ヲイ^^;

で。
最後の曲、、、お客さんは「えーーーーっ」みたいな^^
そうすると、、「ええー。でも随分やったよ?」と、一応抵抗してみせる誠さん。

ええと、アンケートの文中でも触れられていた「隠し球」がここで登場するようです。

「1985年に、角田と一緒に作ったアルバム・・・といっても、
いや、別に2人で作ったわけじゃないんだけど^^;」

その中に収録されている曲。
当時から、ずっとライブをご一緒されている角田さん情報によると、
実にライブでやるのは「16、7年ぶり」なんだそうですよ。

(当時の角田さんの様子を誠さんをして、、、「へんなの」って^^;
いや、私も少し前に、何かのビデオ見せていただきましたが。
ターバン巻いてるヒトがいました^^;・・・もしやそのヒトすか^^;)

誠さん曰く、、

「アル・グリーンが好きなんだなって・・・それだけの曲です」

昔は、さほど思わなかったらしいんだけど、
先日聴いてみたところ・・・

「そっくりでしたね!」

えーーーっ(笑)。

演奏が始まったらば、、、冒頭から、、
「あーーー、なるほど、そういうことなんだ!!」
まさしく、あの名曲を彷彿とさせるのは、、、一発でわかりますよ^^
へえ、、そうなんだあ、、と思って聴くと、
あのアルバム実は独特の面白い聴きドコロが多いのかも、、
と、今ごろになって気づく私・・・遅っ^^;

その2へ続く。

最新の画像もっと見る