ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

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Martin Club Concert =新潟= (その1)

2004年08月07日 | 2004年ライブ・イベント
Martin Club Japan 15周年企画 MARTIN GUITAR SHOW & ACOUSTIC CONCERT

"The Acoustic Night 2004"
Rebirth -We Love Martin, We Love the Earth- Tour
 
2004年8月7日(土)@新潟・新潟CLUB JUNK BOXの巻^^

~出演~

斎藤 誠(VO,G)
有山 じゅんじVO,G)
 

◆たわごとな前書き。

前日、、、横浜は赤レンガ倉庫でライブを見ていたのに、、、
本当は、新潟ライブは当初の私の計画にはありませんでした(笑)。
でも、何で新潟に向かってるんでしょうか、私ったら(笑)。

翌日、途中までの準備を完成させるべく必死こいて起きて、、、
朝ゴハン抜いて出かけたのでありました。

今回の会場は、新潟の駅からはバスで三つくらいのるのかな、、バス停。
そのくらいのとこ、、繁華街に相当するのでありましょう。
三越も近かったし^^
そのWITHというビルの中にある、CLUB JUNK BOXというライブハウスが会場であります。

新潟市内は、折りしもお祭りが始まってたりして、、
御神輿なんかが、どどーん、どどーんと繰り出していて、、
お囃子もパレードしてたりなんかして、
それを見学するヒトも、わんさかと出ていて、、、、
なんだか街そのものがとっても賑やかなのであります♪
そうか、折りしももうすぐお盆、、世の中は夏休み真っ盛り、、、要するにそういうことですもんねー。
新潟へ向かう新幹線は、指定が満席になってたもんなー。

◆で。

ライブハウスは、そういうビルの5階にありまして。
エスカレーターをフツウに上がってくと、、、入口。
同じフロアには、マッサージとかエステとか、、、そんなものが同居しているのでありました。

開場は、若干押しましたが、、、

中へ入ってみると、これはもうほんとにおなじみのライブハウスの雰囲気そのもので。
なんだか、とっても落ち着いちゃうんだなあ、、私^^

でね、、何週間か前に急遽新潟行きを決めたもんだから、、
席もそんなに期待してなかったの、、というか、大体どれくらいの大きさかは見当つくし、、
なので、見られればいい、という開き直りもあったし、、
で、、チケが来たときも、、番号が結構大きかったから、、あ、端なんだなって。
会場によっては、勿論席の設営が違うのだけど、、
わりと横に長めに列を作ってるんですよ、、
でね、ステージを見る限り、向かって左が有山さん、右が誠さんということはすぐわかった。
だって、、、「例のタオル」(笑)が、、、、
で、、ちょうどその椅子の前くらいだったんだもん、、、
うぞ、、想定してなかったなりーー。
「げげげげっ!!」(驚)。
すぐに観念したけどね、、ここまで遠征してるんだもん^^;

ステージは、やはりシンプルです。
椅子と、譜面台と、ギターを立てかけるやつ(←なんてゆーんですか)とか、、ホントそれだけって感じです。
でね、おかしかったのが、、、
ステージ両脇のスピーカーのハリガミ。

「スピーカーに登るな」

おいおい^^;登っちゃうようなライブ、、頻発なんですか、、
てか、、あれ、、どうやってよじ登るのよ、、、
全くアドレナリン放出しまくりの人間の行動って想像しにくいったら^^;

◆始まります。

黒澤楽器の福岡さんのご挨拶で(あ、なんとなんと“アコースティック”Tを着てらしたのだ。)始まり、、、
誠さんをまずはご紹介。

「誠さん、どーぞーっ!!」

・・・福井でも目撃したけど、、軽く暴れていました(笑)。
ケリケリが入っていました。・・・やっぱ、そういうネタなのか(←そこで納得するなよ^^;)。

今日は、、グレーぽいカウボーイハットっぽい帽子(実は個人的に、あのタイプの帽子を被られてるの好きです。渋公のときとか、最近だとサザンのサポートで被ってたタイプ~(らぶ)。)。
少し会場冷房が効いているかな、、て感じだったこともあり誠さんは長袖のシャツも羽織っておられます。(私も冷える方なので、外はあちちなのにも関わらず七分袖のカーディガンは必ず持参ーー。)

さっそく弾き始めた曲は、、、

あらっ。

変えてらっしゃったのですね!!!

なんとなんと、、「Presence of the Lord」ではありませぬか。
昨日の今日なのに、、、ホント、のびのびと気持よさそうに唄っておられ、、、何だかとっても嬉しくなっちゃいました。

でも、もっと驚かされたのが次のナンバーでして。
ご自分の単独のライブだと、大体アンコールに唄われることが多いんじゃないかな、、、
そして、後で誠さんの日記などなどで知ったのですが、、これをギター1本でやられるのは実は初めてだったという、、、
ものすごく貴重なものをワタクシは目撃することになったのですね!!
しかも、殆どが初めて誠さんを見る方が多かったんじゃないかな、、
(ちなみに、この日はものすごく男子率高し。そしてお隣にいたかたはどうも有山さんはよくご存知のようだった)
で、この曲を持ってらっしゃるとは、、なんと凄いチャレンジなんだろうって、、
それを知ってから改めて思いましたよーー。
うっわーーー、だってそれは
「あなたに逢いたい」なのだ。

そしてココで誠さんのお話ーー。

「はじめましてーーー。サイトーマコトです!!」

で、、、のっけからいきなり、、

「前に来たのは、8年くらい前だったかなあ。
で、これを機にですね、、始まったばかりですけど、、また呼んで下さい!!」(早っ)
わはは。感触がかなりよかったのかなあ、、、

で、、ここで新しい展開です。
「いつも1人でこのツアーは回っていますが、、今日は新潟の皆さんのために、特別に5人の仲間を連れてきています。」
全員乗るかなあ、、とか、うるさいよね、、、とかなんとか(笑)。
と、ここに流れてくるBGMが「Missing Serenade banana ver.」なのであります、、
はい、前日赤レンガで配布されたそれ、、、に含まれておりました、、
これにのせて(笑)メンバーに登場していただきます、、、

とかいって、、ギターの紹介なんですよねえ、、
持ってくる係^^は、福岡さんと、マネージャーの佐々木さん^^
2人とももったいぶって、、ハイタッチまでしてるしーー、、、
この曲短いんだから、、、と誠さんに急かされる場面もあったりなんかして(笑)。
「もう、付き合ってくださいよー、面白くないことはよかってんですから」(笑)。

ごくごく簡単に、ギターの名前と特徴を説明してくださいます。
そういえば、今までは3本くらいだったよなあ、、
使用ギターの本数が増えてるっ!!

そして今回もまた、音はラインからでなくマイクで拾います。

使うギターを手にするのも本当に楽しそうでらして。
「どれにしよーかなー」なんて。
そして、さらさらさらとフレーズを弾いてみたりして、、、「これ、なーんだ?」(クイズ^^?)
・・・「ロリー・ギャラガー。昔好きだったんですよー」とのこと♪

昨日、、、というか今朝方まで飲んでらしたということで、、^^;
誠さんのトークのテンポも、テンションもいつにもまして、、上がる上がる!!!
しかも、まだ最初のとこなのに(笑)。
「寄席みたいにしちゃいますよっ、今日は!!!」
例によって、よそ見してお話しているお客さんも見逃さない(笑)。
「あ、今いい話してるから、、ね^^」とか。
その指摘ぶりもなんだか、、キュートだったりします^^

「今 僕を泣かせて」では、「えっとー、まだ桑田さんが来ていないみたいなので、、、特別に僕1人のバージョンで!!」
と、例のMC。
まーまーのウケか(笑)。あちこちでやってみて、、ウケルとことウケナイとことあるって^^;気をつけなきゃって。

僕が1番贅沢かもしれないって。
「1曲ごとにギターを変えて、、、もっと贅沢なのは、チューニングが狂ったらそれはもう使わない(笑)」

そして更に、、、こんなお話も。
ドナルド“ダック”ダン、、というベーシストは、、、
弦を変えない、、めんどくさいからとかで。
それで弾いて、いざダメとなったら「ベースを買う」。
ホントかどうかわかんないけれど、、、気に入ってらさるらしい、、
鏡の横に「ドナルド・ダック・ダンは、弦を替えないでベースを買う」とか書いて貼っては悦に入ってるとか、いないとか(笑)。
で、反対側には、、「日本一のギタリストになる!!」・・・あ、この辺はネタのようです(笑)。

「素敵な最後」、、曲の紹介にあたり、、
「こんなことがあったらヤバイなーーー、でも、楽しいだろうなあーーー」
・・・・だんだん発言が大胆になってる気がするのは気のせいですか^^;
また間奏のソロが一味変わっていました。その日のノリ一発って感じなんでしょうか。

そういえばと、、常々気になってることについてのお話、、、
アコースティックギターって、昔のイメージだとサラサラお行儀よく弾くものだったような。
誰だろう、、こういう弾き方を始めたのは??
といって、ニール・ヤングの曲(Heart of goldあたりか?)をさくっと、、、、弾いて下さいます。
今回のツアーのたびに、色々な方に尋ねてらっさるそうなのですが、、
中川イサトさんによると、、、CSN&Yとか、バッファロー・スプリングフィールドあたりではないかとのことで。
それ以前は、、、、といって、

♪ばーらがさいたー(by マイク真木)♪

「・・・・極端ですかねって(笑)」。

それでもって、、「こっち、笑いが少ないっ」と、客席に斬り込む^^
このあたりは、誠さんのアイドル林家三平師匠のギャグをふんだんに織り交ぜつつ、、、、、
そして、音楽活動をされていたときの、師匠のお嬢さん、、泰葉さんとのお話もちらっと。

次の曲で使用するギターについても、、少しお話。
D-18,D-28くらいがいいと。
45くらいになると、恐れ多くてとのこと、、、
なんか、ポジションマーク以外にも、キラキラしたものがいっぱいついてて(笑)。
なんか、すごいことになってる^^;;

「うーーーー??」

思いっきりネックに顔を近づけてオドロいてみる誠さん、、、たのみますよ、素人じゃないんですからーー(苦笑)
本人は、、「岡八郎じゃないんだから」って、、、^^;
今日はところどころ暴走する誠さん、、どうしたって止まりません(爆)。

「実は、去年デビュー20周年を迎えまして、、、」で拍手のタイミングを促す誠さん^^
「わざと狙った」ことを自ら告白してしまったり、、
「楽しいアルバムになっていますので、少しでも(CDの山を)標高を低くして帰って下さい!」といった後、、スタッフの方に確認するようにして、、本日も「例のサイン会」開催とのこと、、、
「サイン貰わないと帰さない」・・・遂には、「買ってなくてもサインしちゃうぞ」(汗・ええ、すごーく身に覚えが・・・。)

「You Are So Beautiful」を渋く渋く歌い上げた後で、、、
(いや、、いつどこで聴いてもこれはいいなあ、、また固まってしまいました、私^^;)
チューニングを直す誠さん、、、「あまり狂ってはいないんですけどね、、山羊座のA型なもんですから、、」と言い訳。
(微妙なところがちょこっと気になる、、そんな感じなんでしょうね^^)
そうすると、、コツコツコツという靴音が、、、(私にもはっきり聞こえた、つうか、、立たれる方が見えたのですけど)
勿論・・・「あ、帰っちゃうんですか?」顔を上げる誠さん、、、
「・・・今のがやだったのかなあ、、、(寂)また、有山さんのときによろしくお願いしますね」

(でも、ここでお隣にいらした男性がお連れの男性に「いやあ、よかったですよー」というのが聞こえ、ワタクシは心の中でガッツポーズでしたp(^_^)qありがとうございます、オニイサマがた!!)

そして、最近になってよく唄うようになったと言う誠さんにとっての最大のアイドル、ポールの「My Love」を。
で、、、恒例ともなりましたポール(マッカートニー)話^^
「ね、(ビートルズの)4人の中では1番ちゃらんぽらんな感じでしょ、山羊座のA型じゃないよね、、、、そういうヒトは残るんだよなあ(寂)」

「どこかでも話したと思うんですが、、」(はい、ずばり秋田ですね^^←聴いてた奴です。)
秋田のとこにも私書いてると思うんですが、ミュージックライフでの人気投票のお話になり、、、
ポールが、スコット・ウォーカー(当時、なぜか日本では人気があったというウォーカー・ブラザース)が競っていたという。
ポールが抜かれそうで焦った斎藤少年は、組織票(てのを知ってるとこがすごいけどさ)のハガキ書いてみたりとか、、、

また、最近では、東京ドームでポールのライブを見ていたとき、、隣にいたバンドのメンバーに
「オマエ、ずっと何かもごもご言ってたぞ、、ありがとうって言ってたぞ」と指摘され、、でも嬉しそうでらしたりして。
来日したら、、またいっちゃうんだろーなー、、、自分でも「しょうがないなあ」なんて感じでお話になりながらも、実はとっても嬉しそうにお話になります。
「・・・・・えー、とっても短くまとまったところで、、」(会場・笑)

やっぱり、
「あなたがいてくれたから、今、僕はこうして唄っています」
という気持ちは、誠さんにとっては相当大きなもののようですね、、
各ツアーで伺うお話、、、それぞれにものすごく「愛」を感じます。

最後に、、、、
アルバム「Waltz In Blue」の宣伝をし、、、^^
ここまで言ったことないんじゃないくらい、この日は猛プッシュかけてたよね♪

「・・・・一応最後の曲だけど、、後で有山さんが呼んでくれるといいなー」と期待しつつ^^
「オールナイトでセッションやっちゃうぞ!!」とかいいながら、
「・・・・雑居ビルの場合、そういうことは有り得ないです」オイオイ^^;いきなり現実に引き戻す誠さんであった。

誠さんセットのラストナンバーは、やはり「Waltz In Blue」、、、、

*****************

有山さんのセット。
(えー細かく書きたいのですが、どこまでも収拾がつかなくなるので、、ところどころかいつまんだ話しか書いてません、すみません^^;
ただ、誠さんも早く客席へ回って見たい!!それはそれは凄いという予告付きなのでした。)

ちょっとばかし、セットチェンジの時間があり、、、
みんな、席を外してるような方も多かったのに、、、
本当に、ふらっとご登場され、、、、
外していた方もみんな、わらわらと慌てて戻ってくる、、、そんな客席の風景(笑)。

有山さんは、全くのマイペースでごくごく手にされたギターを弾き始め、、、
全くここあたりの流れが自然で、、本当に力みがないのが、、凄い、、、
喋ってたんじゃなかったけ、、というと、もう唄が始まってたりして、、、全てがリンクしてるんですよね、、
(ちょっと矢野顕子さんを思い出したことを付け加えておきます。雰囲気、、、というか流れって意味で。)

かと思うと、ある曲を弾き始めたものの、、、
どうもチューニングがいただけない。
あっさりやめちゃう・・・・えっ!?!??。びっつらするお客さん、、、

「狂わへんギター、作ったらええのにな」(えーーーっ!!)
「またどっかで聴いて、、いろんなとこで唄ってるから」

えーーっ!!さらに唖然そして爆笑、、、そうなんですか、それでいいんですかー^^;

「今日初めて斎藤さんとお会いしましたが、、、」(ぶんぶんっ、はじめてぢゃないす、、と首を振ってた私^^;)
話をしていても、音楽が好きで今までこうして生きてきた自分が幸せだなって、、、、、というのをつくづく感じられたそうです。
それだけで生きていけるかなって、、、いいお話だあ。

あとね、、健康オタク話最高です。
「唄うのが身体にいい」とかで。「お金払ってカラオケで与作を唄う」・・・お金を貰うんじゃなく?・・・凄いわ。
それとね、富士山の水を飲んでいるって話も・・・オチが相当おかしかったです、、

ところで。
「今日は唄ってる場合じゃない。サッカーの応援せな、、、言うてな、5分くらい前になったら」・・・客に念押しをしている有山さん。
(因みに、ライブ後ゴハンを食べにいったお店では「大スクリーン」で中継流してました、あちこちで気になってたんですなー。)

何曲か演奏された中で、私が1番笑い転げてた曲は多分これではなかろうかと、、
「夏、あつくるしーなこの曲」とかいいながら、、
「オレの借金全部でナンボや」って(笑)。ものすごくエキサイティングで愉快極まりなし。
思わず、詞聞きながら計算してみようかと思ったけど、、、、、途中でわかんなくなった、ムズカシーわあ(笑)。
で、、最後に言うことには「自分の借金、自分で数えろや」(笑)
・・・こういうのは冬場だけにせなて、、唄いきってもなお、、(泣笑)。

新潟のお客さんを前にしておきながら、
「今度、いつ来るかわかりません」(おいおい、、)「いや、ほんとだからって」(おいおい^^;)と、あっさりと言い切ってしまう、、
なんか、、その人間の器、ワタクシには計り知れないものがありました、、

有山さんのセットは、「梅田からナンバまで」でしめくくり。
ご自分の中の究極のテーマらしいです。
多分知っていても知らなくても、、これはオッケーな曲!!
痛快ってのは、このことだなーって思った。

最後には、、「斎藤さんにも大きな拍手を!!」(涙)。


その2へ続く、、、

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