ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

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「斎藤誠とチキンジョージ」(その1)

2003年10月11日 | 2003年ライブ・イベント
これが20周年もののオーラス「斎藤誠とチキンジョージ」^^
   
2003年10月11日(土) @ 神戸チキンジョージ

~ 出演 ~

斎藤誠(Vo,G)

そして、それはそれは凄いフルメンバーの皆様

成田昭彦(D,Per)/深町栄(Org)/片山敦夫(Pf)/角田俊介(B)/
河村カースケ智康(D)/柳沢二三男(G)

そしてそして、
平松八千代
(Cho,G,Per)
   
2003年10月11日 神戸チキンジョージ

ライブになると、雨が降る、、、、雨男と言われたことがあったそうでして、、、
大雨こそ降らなかったけれど、なにやらポツポツと、、、
そういえば、渋公が終って会場出たら・・・・降った形跡がしっかりと^^;
やっぱりジンクスは生きているのか????

それはそうと、このライブを見るのに当日自宅を出たのですが。
この日の朝、うすら寒かったのでそれなりに装備をがっつりしてったのです。
しかーし、、、新大阪に着いたあたりではたと・・・「なんぢゃこりゃ。」
そして、三宮に降り立つと、、、「蒸し暑いよう、、、」
(今年の夏にもそんなコトがあった気がする。。いや、間違いなく。)

ゴハンを食べて早めにホテルに入れていただいて、、、
(いつもより宿泊代が高めだなあと思ったら。ははあ、なるほど。結婚式真っ只中だったのねー。その関係で泊まるヒトなどでごった返していた、、、)
長袖は置いて、20周年Tだけにする。。。。
ライブハウスの中がうすら寒いかも、、、という心配もあったけどね、、

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比較的若い整理番号を持っていたので、そそくさと入場。
それから、お遣いを頼まれていたので、まずはそれを遂行し、完了報告もばっちし。。。

しかし、、、、なんなんでしょ。
私と来たら、この約2年の間に4回もこのライブハウスに来ている。
それは、とりも直さず見たいライブがここで開催されている回数が飛びぬけて多いということでもあるのだけど、、それに何とか食らいついて(笑)る私も私てことだな。
年に最低でも2回ね^^

それにしても。
今回は会場の様子が少し違う。
なんと、テーブルが取っ払われてるんだな。それで、椅子がずらーーと並んでるの。
テーブルも個人的には結構好きなんですけど、まあ、できるだけ沢山の方が見るのにはこれがやはりベストなんだろうな。
ただ、テーブルを基本にしてるんだろから、、座ってると少しずるって、、、滑るのが難点、、、かな?

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この日は、土曜日だったので早めにスタート。

オープニングには、、スクリーンは勿論ないので、、、、
渋公のときに演奏されたovertureが演奏され、、、、、

そして、誠さん登場。
いつもと違うお客さんたちの並び方は、誠さんにはどう映ったんだろうな、、、

「大切な雨やどり」~「DOWN DOWN DOWN」のあと、ギターチェンジ。
赤のシンラインを手に(嬉しそうです)、「・・・長年の相棒。」と。
「どんな音が出るか、聴いてみたいですか?・・・・・僕も聴いてみたいです。」(あのー、何も返事してないっす^^;)
「どんな曲が聴いてみたいですか?・・・・・あっ、わかりました」(ええーっ(笑)。)
一瞬、お客さん一同で固まった気がするんだけど(笑)。

てなやりとりが、、、誠さんの中であって^^;「It's alright」。

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全国でたくさんのライブハウスはあるものの、、、
一番多くやったのがここ、チキンジョージなのだそうです。
デビューしてすぐ、84年にはもうやっていた筈・・・・・だとか。

ここで、チキンに対して思わぬツッコミが誠さんから炸裂^^;

「チキンジョージって、、、最初「J」じゃなかったですか?(会場・笑)
言っていいものかどうか、ずっと考えてたんですけど、、、 いつ間にか、そっと「G」に変わってましたよね、、、、
ああ、やっぱ違ってたんだなーって(会場・爆)」

その間に建物も3度にわたって変わり、、、その間には勿論あの震災もあるわけで。
そんな移り変わりも見てきている誠さんです。

「今日は、いろんな曲やります。20年分、、、最後はもうガンガン脱いじゃうくらい、、、さすがに水は撒きませんが」(笑)

「誰も、デビュー曲を知らないんじゃないかと思いますが、、、、もう何もわからないままにデビューしてしまいました」^^;;;
「今でも未熟だけど、「特に」未熟だった頃の唄・・・」といって、「ワンスモアラブ」を・・・・・。

次は一転「新しい曲を」。「RAIN」。
この曲は、もう既にしてライブで大事な曲になってますね。
バンドでやるときも、お1人でやるときも。

なお、この曲の前でしたけか。
すすっと230さんの方にスリ寄ってみる誠さんでした。(何だったのかな~)

* * * * * * *

アコースティックギターを弾きながら、唄い出す誠さん、、、、(何の曲だか分かる方、おせえてくださいm(__)m)
渋公の時と同様、いろいろなフレーズを織り交ぜ、、、、
やっぱりレイラが入っている(笑)。
そして、Can' find my way home・・・・・気持ち、渋公の時より軽やかに唄ってらしたようなそんな気もします。

それでは、、、

「20年間で一番キュートな曲を!!!」

(きたきたきたきたきたっ。)

「アーユーレディ!!!」

(わわ、もう出たあっ^^ と、思ってたら、いい具合にエコーがかかってました(笑)誠さんも大喜び。もしやスタッフさん、タイミング見てたのかな^^)

「いえーーーーーーい!!!」

そう。勿論勿論そうきたら間違いなく^^「初恋天国」なのだ。

そしてまた、、、、渋公の時より少しゴージャスな(笑)椅子が登場!!!
そしてまた、、、、そうっと飛び降りてみる誠さん、、、(やぱかわうい。)

それからそれから、やっぱり大好きな(私が。)「ゆるして」。
誠さんはいろんな「ゴメンね」の唄は唄ってらっさると思うのだが、、、、私の中ではやっぱり一番のラブソングかなあ、、、
イントロからして、だめだもんなあ、、、(苦笑)。
若干、うるっておりました、今回もまた。。。

「Someday Somewhere」。
コレも、CD聴く度に、ライブ聴く度に好きになった曲です。
最初のところで、誠さんがギター1本で英語詞で歌いだすあれです。
少し切ないような、、、でもそれだけでなくて自分の想いを胸に、前に進もうとする感じ、、、
そして、私にとっては限りなく「空」を感じる唄なんですね。スケール感がすごいある。
でもって、誠さんに「わかってくれ」て唄われたら、シンドイ状況に少し涙しつつも、、、うなずいてしまうだろうなあ、、、
まあ、それは私だけじゃないとは思うけど。

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(メンバー紹介)

「1人でやる「ネブラスカ」もいいんですがーーーー
何かあると「大丈夫?」て、あちこちから手が出て支えてくれるような(笑)」と、紹介する長年一緒のバンドの皆さん。

つんちゃんには、「フェスかっこよかったよ」と。
見ていない私にはワカランのですが、、、どれほど凄かったんだろかーー。
あれだけのメンツが集まったのだから、相当だったんだろな、、見たかったな(愚痴り。)

深町さんは、オルガンで(あれー、、コードわかんなくなっちゃった)じゃーん♪じゃん♪じゃーん♪て、ご挨拶あるでしょ。
いきなりやって下さいました。素敵^^

カースケさんてば、こっそり誠さんに耳打ち。
何かと思ったらば、「自分のバンドを宣伝してくれ」と^^
そう、かのthe bondですね、、、
誠さん曰く「2ヶ月に一度くらい、東京で「濃度の濃い」ライブを展開中、関西進出ももくろんでいる^^」。
そして、MCをやるようになってから、「口数が増えて、社交的になった」(笑)。
んでもって、すかさず喋ろうかと1歩踏み出しかけるカースケさんを制止する誠さん(笑)。
なぜならば・・・「喋っても、文章書いても長いんだから」(爆)。

成田さん、、、長年の紹介通り、、お約束で^^
「「重」い「鎮」と書いて、重鎮、、、」
誠さん曰く、もはや「バンドの守護神かも」。うんうん(同意)。
そして、南條ソウルバンドも紹介~。
なんと、かつてこのチキンジョージでやったこともあるんだそうです。

片山さん・・・1年のうち200日くらい一緒にいることもあるので「あまり紹介したくない」とか^^;
でも、「優秀なキーボディストなので仕方ありません」(笑)。
今年の夏は、サザンのサポートなども行いおっきな会場には慣れています、、、、が、
「斎藤誠と一緒にやる片山もヨロシク」と、、、きちんと念押し(^_^)v

230さんは、、、本日は靴を履いてらっさいます^^(チェックしてみますた。)
一瞬いぢろうかと思われたらしいが、、、「いいや、演奏中にいじろう」^^;

そして、もはやゲストかな。
ヤッチ―、、、、、
紹介されるなり、両手を高々と上げてVサイン(Y(^o^)Y)
誠さんに、「もういいからいいから」と制止される^^;
「さすがに、関西に来ると違うねー」ですって。
てなことで、ヤッチ―が少し知っている「大阪」と「神戸」のコトバ違いを披露、、、、
会場も「おおーーーっ」と反応、、、「へえへえへえーー」(トリビア^^でも、誠さんはあんましテレビをご覧になんないからわかんない。)
しかし、ふたつ目の知識披露で「えっ??」と言う戸惑う客席の反応に、、、「ほらー、ひいちゃったじゃないかっ」(爆)。
で、ヤッチ―のソロライブの活動に関しても報告。
いつか、関西でも、、、そのときは「フェスでやろう」(フェス好きな誠さん♪)

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昔チキンジョージでライブをやった時、お客さんをステージに上げたことが。
「こっちの方が楽しいよっていったら、本気にとったやつがいて(会場笑)・・・ガンガン上がってきた^^;」

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「90年代前半、少しお休みをしていて出したアルバム・・・そこから結構とっておきの曲」

「今 僕を泣かせて」。

普段のアレンジより、少しイントロが力強い感じになっていた気がする。
この曲だとわかっていても、一瞬わからなくなったり。

(で、この曲のオリジナルはコーラス&ギターに桑田さんが参加されています。勿論そちらもすごいですが。
ライブでは、一環して230さんのギターにコーラス、、、これ、かなり素敵です。
てか、私はそっちですっかり慣れてしまってるので、、、たまにCDのバージョンで聴くと驚いている(笑))

そしてまた、この日の「Dirty Thirty Man」も凄かったの。
マジ、鳥肌立ちました、、、体前傾でって言うか、乗り出して見ちゃいます、、それくらい勢いがある。
ライブのハイライトの1つであることは、まず間違いないと思う。
渋公より間近で見られたし、、、
長い間奏では、ドラムスのカースケさんを中心にしてバンドがぐっと1つになっている・・・ことが見ていてもよくわかる。
そのカースケさんといえば、ギターソロをとる誠さんの背中をそれこそ「射抜くような」強い眼差しで見つめつつ、ビートを確認しつつ、叩き出している、、、そしてカースケさんのトコに集まったそのバンドのエネルギーをまた、誠さんのところにぶつけているかのような、、、そんな感じ。
見ていて、音だけでなくかなりエキサイティングな場面でした。。。凄いよ、、、かっこいい。

「悲しい笑顔」のヤッチ―の最後のコーラス、、、というか、彼女の送り出す力強く美しいエナジーと言う感じ、、、、
聴く度にその圧倒的な力に、コトバもありません、、ホントに素晴らしいと思う。
そして、最後の片山さんのピアノも一音足りとも聴き逃したくないんだな、、、、

「音楽友達」から、またまた一層加速していく、、、
ちょっくら前の方で見ていたのですけど、迷惑かもしんないなーと一瞬思ったんだけど、、立ってしまいました。(でかいのにすいません、、)そのあと、程なくして皆さんが立ち上がられたので、安堵したのは言うまでもありません^^;
ま、じっとしてられないタチなもんで、、、、、

「歌えよヒッピー」では、これ、あとでラジオにて聴いた話なんですが、、、
誠さん、歌詞に合わせて簡単な「フリ」というか、「ジェスチャー」なぞされたのですが。
ボクサーでシャドーボクシングのポーズをしたら、、、息が詰まっちゃったらしいのです、、、、
それから何分かは、、、意識がちょっと違う世界に行ってしまってたらしい、、、、ひえ、、

そしてそして、、、、

「アレを言っていいですかーー、発音のいいやつを」(会場・笑)

誠「アーユーレディーーーー!!!!」

客「いえーーーーーい」

・・・・素晴らしいコールアンドレスポンスだ、、、

この日も、渋公でも見られた成田さんとカースケさんの素晴らしい打楽器隊の競演、、、、
何度でも見たいです、、、
スティックくるくるくるくるも♪

(Do) you want more? you want more? (つまりは、「もっとやるかい?」)
と誠さんがこちらに叫んだあとに飛び出したのは、、、、

何と、、、「オレはディレクター」でした。
ちょっと跳ねてしまったぢぶんです、、エキサイト間違いなくする曲ですだ、、、
ここらあたりから、神戸edtionてとこでしょうか、、、

そして、おなじみのあのベースライン♪ぐいぐいっと^^かっちょいいやつです。
そう、「いてててててて」(笑)の唄です。
結構久しぶりかな、、、、去年のクリスマス以来かも、、、
お約束どおりに、、誠さんが少しずつ壊れ^^;;;
水撒かないっておさったのに、ペットの水撒いちゃってました(笑)。
ただし、手持ちのやつだけねー^^

いつ聴いても、
ベース⇒ピアノ⇒ギター
へと流れるソロの「これでもかーーー」連打はかなり好きですね、、、こんなこんな途方もない曲も作る誠さん大好き(*^^*)それにじっとしてない自分も好き(爆)。

そしてまた、、、ヤッチ―を口火にして、また1人また1人と倒れていく、、、
(これを最初に見たのは確かに神戸のチキンでした。最近は、誠さんでなくメンバーが全滅するのが定着しつつあります、、、)
しぶとく倒れない輩に対しては、誠さんがギター向けて「バキューん★」てやっつけちゃうのだ^^ わはは。
いつか、客席に向けてそれやって下さい。喜んでワルダクミに加担したいと存じます(爆)。

しかし、、、カースケさんもやっつけちゃったので、演奏が完全にストップ。
(いやー、シューズの白さが目に染みる、、、というか、それがわかるような倒れようでありました。お見事っ。)
「まさか、カースケまで倒れるとは思いませんでした」(会場 笑)
というわけで、誠さんの先導でカースケコールをして、まずはカースケさん復活^^
多分、その後は1人ずつコールで助け起こす目論見だったようなんだけど、、、
誠さん的にネタとしてはイマイチだったらしく、、、もう即座にメンバー叩き起こしてたね~^^

ああそれにしても楽しかった^^

そして、「いつもの顔で」は、恒例になりました♪LaLa LaLa♪コーラスにて「・・・・分けます」^^
まずは、「近畿圏以外の方・・・・」
で、やってみたところ・・・・かなりいる!!!
「うわあ、いいじゃんいいじゃん」
と、お喜びになる誠さん。
次は、ヤッチ―のリードで大阪圏の皆様、、、、
最後は兵庫県の皆様、、、、、
会場によっては、聴いてても「ヲイヲィ」という場合も、なきにしもあらずだけど(笑)
でも、今回は誠さんもおさってたが「ビューティフル」だったと思います~♪

で、、、最後にまたもやカースケさんがちょっとみせます。
自らドラムロール(!!!)をやり(あたり前か。)、、、スティックを真上に投げ上げ、、見事にキャッチ♪バッチリ決まりました。
そーだ。。これってしつこいくらいに^^TETSU NIGHTでもやってらしたんだけ、、、、もしかしてお気に入りなのか、、?

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後ろのメンバーは、自分からは見えないけど相当凄いみたいだけど、、、、
僕には、皆さんの笑顔を見ているほうがずっとずっと面白い、、、

1985,6年くらいは、ライブでお客さんが足を運んでくれることを軽んじていた時期があったと思う、、正直に言うと。

ただ、それが89年くらいから変わってきて、今では1人1人訪ねていって玄関先でギターを弾きたいくらいの気持ちです、、、

自分が音楽を(なりわいとして)やっていながら、、、、

音楽が自分にとって、辛い時、悲しいときに自分を救ってくれることがあるということに、やっと気づいたのがその頃で。

そうなると、それをみんなに楽しんで貰えないと「イヤだ」と言う感じになって、以来どんどんライブをやっていくことにしようと、、思った。

10何年前よりも、これからもっともっと歌っていくだろうし、、、、

小さなCDだけでは、僕を支えてくれたみんなに感謝の気持ちを表わしきれないから、、、、

ナニがなんでも、みんなの前に出ていきます、その分はライブで(拍手!!!!!!!)

・・・・・・

(正確には違うかもしれないけど、このようなことをお話になり、、、ちょっと照れたのか)

オイ、いいのかー、しつこいぞー、ホントだぞー、もう来なくていいって言われても来るからなっ。

(それはありえないと思うけどね。)

いろんないろんな感謝の気持ちがこもった「Waltz In Blue」。
実際には、お金を出して買うわけだから正確には「贈り物」とは言えないかもしれない。
でも、そのような気持ちなんだそうです、、、、よ。

そのアルバムに初めて、、、メンバー全員でスタジオに入ってレコーディングされたのが、、、
タイトルチューンの「Waltz In Blue」でした。
誠さんはギターを持たずに、スタンドマイクで歌います、、、
いつもは、弦をかきならしているはずの右手、、、
あの右手は、「空(くう)」を彷徨いつつ、何かをつかもうとしている、、、ようにも見えたのは私だけなんでしょうか・・・・。

******************

その2へ続く。

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