ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

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ありがとう、クリーム! リユニオン 札幌ザナドゥ編 (その1)

2006年06月29日 | 2006年ライブ・イベント
"ありがとう、クリーム!"リユニオン
(札幌・ザナドゥ編)   
 
2006年6月29日(木) @ ザナドゥ(札幌・ジャスマックプラザ内)

=会場の入口=


~出演~

河村'カースケ'智康(ジンジャー)

佐藤研二(ジャック)

斎藤誠(エリック)

※表記の順番は本物に倣っております。
   

実は今だから書いちゃいますが。
昨年の11月に名古屋のハートランドでの「解散コンサート」(いつの間にやらそんな話になってた^^;)を見に行った時に、、
「・・・札幌で営業の話が、、」

という話は聞いてはいたんです。ただし、実現の可能性はあまり低くないと。
ふうーん、、、
どうなんでしょうね、、ということで、
ひとまずアタマの片隅にこのことは置いておくことになったのですが。

TOKYO GUITAR SHOW編でもちらっと触れたのですが、
春先の某ライブでのMCで、このリユニオンの話はチラとまた耳にすることになったのですが。
札幌が決まったという話は、誠さんのサイトの発表があって初めて判明したことでした。

色々他にも動き方を考えていたのですが、この話が出た時点で、、全部撤回、、、
ひたすらこちらへ気持ちが向うこととなったのでした^^

ま、他にもチラチラ聞いたこともあったのですが、まあ、行ってしまえば、始まってしまえば大丈夫でしょ。
そんな感じでしたね。

***

さて。
7時台の飛行機で札幌へ。
いわゆるこんなに快適なシーズンに乗ることがなかったので、、、乗り込んでみて、改めてびっくり!!
うわっ、こんな時間からみんな旅に出るのね!!
(ビジネスマンの方は当然ですが、団体旅行の方と思しき方たっくさん、、、しかも、朝からすんごく元気なのねえ^^;)

早めに到着し、、目的の何割かの食い倒れ(笑・札幌に行くと寄りたい場所が実はいくつもある、、ああ困った困った(笑))を敢行し、、一旦ホテルにチェックインし、、また少し出歩いて(笑)。
それから、改めて会場前まで、、、

ここって、温泉とかの施設で有名なとこなんですよね。
ロビーに、浴衣姿のグループが出てらして、記念撮影なんぞを和やかにやってらしたりした。

ぼちぼち開場かな、、と思しき時間になったので、エレベータで上がることにする、、
受付とか、あちこちに立ってらっしゃる方がほんとにホテルの方なので、、
これもまた、珍しいことだなあと思っていたりする。

あ、そそ、、、実はね、フライヤーがあったんですよ。
なんだあ、、もっと大々的に出してくれてもよかったのにね、、と思いつついただいていくことにする♪

入口のところで、ここ何年かほぼネットでの交流しかなかったお友達とも無事に会えたことだし。
よかったよかった♪

会場はね、、、めちゃくちゃひろーいです。
やっぱり、ディナーショウみたいな催事が頻繁に行なわれてるんだろうなって感じです。
広いフロアに、テーブル席がまんべんなく配置されているって感じです。天井も高いかな。
確かに、普段聴きに出かけてるライブハウスとは、全くもって趣きが違いますね、、
大丈夫か、オレ、、^^;時々、人見知りならぬ、場所見知りをすることもあるからね、、

・・・やっぱり今日も、向って右寄りの、、、
スピーカーからちょびとズレた場所に陣取ることにしました。
今回は残念ながら、GUITAR SHOWを含め、普段お見かけする顔は殆どありませんでしたね。
ド平日だったし、、むしろそれが当然なんですよね、、^^;;;

***

会場には、「ホンモノ」^^クリームのライブだとか、インタビューの映像が流されています。
確か、昨年のクロコダイルの初演の時もそうだったかな。
上手下手にある大きなスクリーンと、中央のステージ背景にある大きなスクリーンと、、
その全てで映し出されているのですね、、
ついつい見いってしまいます。。。

んでもって、思いっきり前に出ているドラムセットの前には、、
椅子が三つ並んでいる、、

ということは、、、

・・・やるんですよね?
ね?

なんて、ちょっとよそ見してうかうかしていたら、、
誠さんとカースケさんが、、揃ってご登場!!

「みなさん、こんばんはーーー!!」

と、まずはライブの前に「お楽しみトークショー」が開催される旨お知らせ。
いつもは、30分のところ、15分で行なうんだそうで、、
(短くしろって^^;いうことらしく、、そのため、この後いつにも増して誠さんはマシンガントーク^^!
それにタイムキープな任務もかなりもシビアーです^^;)

この主旨というのが、、

お客さんを下らない気持ちにさせてですね、ゆるーくさせて、
「判断基準」が低くなったところで、、ライブにするっという魂胆らしいのです^^;;
もう、ちょっとやそっとではへこたれないってことらしいです^^;

カースケさん「クリーム、オフ会ですんで!」

誠さん、、「覚えたばかりのことを言うんじゃないっ!」(笑・叱)。

ここで改めて「今日の主役」サトケンさんを呼び込み~♪

っ・・・と。

両手に何か持っておいでだす^^;

(「無駄なこといっぱいやりますから」誠さんにいきなり言われてしまったり^^;)

・・・クリームのオフィシャルなTシャツ。

(確かこのとき既に、左手にはトレードマークの手袋装着済みであったような。)

片方は、ロンドンで行われたロイヤルアルバートホールでのもの。
「行ったぞ!!」という証なのだそうで。
因みに、カースケさんもこの日はこれを着てらっしゃいました。黒いヤツね^^
それと、もう1つがその後で行われたニューヨークのマジソンスクエアガーデンのもの。
話に夢中になりかけたところで、「いつまでオレに持たせるんだ!」預かったマイクを誠さん返したがってますよん^^;

で、ここで各会場恒例になったようなのですが^^質問タイム!

「実際に、本物のロイヤルアルバートでのライブに行ったヒトはいますか?」

というやつです。

・・・・安心して下さい!!お三方様!!
札幌の会場にはそういうお客様はいらっしゃいませんでした^^
ついでながら、MSGに行かれた方もいませんっ。

お三方、ココロから大喜びな様子。
ちょうどワタシも行っていた名古屋でのライブのとき。
実は、数人くらい見に行ったというお客様がいて、、
一挙に緊張してしまい、、、^^;
実際のライブでのパフォーマンスに響いたという・・・(それはほんとなのですか?)。
だから「何を言っても大丈夫ー」いやいや、サトケンさん、それは違うと思いますー^^;

「エリックって、意外と日本語が上手いんですよ」

とか、そういうデマを広めないように(笑)。

で、満面の笑みで、、

「ついでだからオレの、、、聞いて?」

と、ご自分の着ているTシャツを見せびらかそうとする^^誠さん。
・・・それは、つまり話したくて話したくて仕方なかったんですね^^

「Creamって書いてあるの。
(サンフランシスコ)のウィンターランドとか、フィルモアがあったときの、、、レプリカ。
まあ・・・・バチモン(笑)?」

(淡いオリーブグリーンって感じの地に、黒でなにやらプリントしてある感じです。よく読めんかった。
それにギターショウでも履いていたかな、、という茶系のパンツとベージュのテンガロンは一緒でした。)

・・・まあ、今となってはオフィシャルもへったくれもないんでないかと^^;
そんな話も出たりしてましたが。

ここで唐突に、サトケンさんが言い出したのは、

「・・・札幌は日本のロンドンである。」

という説。
なんのことやらわからず、、「ご案内ですか、ご案内ですか?」・・・とお客さんに問うも、、
はてなー?それはどういう意味?、、、と思ってたら、
誠さんが早速「オイ、それは日本語なのか^^;?」と鋭くツッコミをいれておられました^^;
(これ、、方言的な表現なんでしょうか、、、謎だ。)

そのココロは、、、
かのジョン・メイオールの息子さん(ミュージシャンだそうです)が、、
北海道に来られて新千歳から札幌へ移動するバスからみた風景が、

「まるでロンドンだ」

と、おっしゃったのだそうで、、、
だから、、

「じゃあ、、てことは、我々は、ついに、、、ロンドンに帰って来ました!!

ロイヤルアルバート・・・・ザナドゥ??」

(・・・どうリアクションしたら^^;)

まあ、冗談はさておき。
取急ぎ、今回は時間がないのでセッティングの話からまず。
今のロックコンサートと比較してのお話になりますが、、ドラムの位置に要注目!
昔、ツェッペリンとかユーライアヒープはね、、(誠さんの趣味のセレクトなのは間違いナシな例でありますね。)
PAが発達してないから、、生音でやっていたと。
昔の雑誌など見てみると、ステージ袖からのショットというのをみると、みんな横一線に並んでいたという。
今や日本を代表するドラマーであられ、、ドラムマガジンの表紙に何度も登場されたという、、カースケさん。
(・・・えへへ、そうなのかな、、とおっさりつつ、ご本人より訂正入りました。「1回」だそうです。でもそれってすげー!!)

カースケさん、シゴトでも出さないプレイを見せると言ってます、、と言う誠さんのお話に、、

「・・・みんなもそうでしょ?」

と、逆に問い返すカースケさん。
誠さんも頷くけれど、、
サトケンさんは、、「いつもこんな感じだから^^;」・・・普段と変わんないんですか。

更に、、、マジメな質問を、、、

「Creamを演奏するのに難しいところは?」

と、唐突にカースケさん、他のお2人に質問を投げかけられます。
誠さんも「音楽雑誌のインタビュアーみたいだなあ」って。
「うーーーん、、」と、激しく唸るサトケンさんでしたが、、、
「二週間くらいかかる話を、25秒ででしなくちゃいけないんで、、」とおっしゃりつつ、、
詰まるところ、結局は「精神性」かな、、とのことです。

既にレコードに収録されたものを聴いて、、
サトケンさんで言うと、ジャックのパートをやることになるわけですが、

「一体彼は何を考えながら、なんで彼はこのフレーズを弾いていたのだろうと?」

例えば、200小節のブルースがあったとして、同じものは1小節とてないわけで。リピートがない。
また、演奏するごとに違っていた筈なわけで。
ただただ、レコードに刻まれてることをそのままやるわけではないと。

カースケさんもおっしゃるには、現在は音しか残っていないわけで、
色々と聴きながら、どれをやろうかって考えるのだとおっしゃってました。

また、クラプトンのCrossroadsって、ホントは本人キライなんだよねって話です。
今、全世界のギタリストがバイブルとして仰ぐそれは、
本人にしてみたら、リズムが裏返っていて「聴いちゃいられない」シロモノなんだそうです。
現に、あまり本人もこれについては言及しないんだとか。
なのに、あれが世界一有名なライブテイクになってしまったという、、、皮肉といえばすごい皮肉。

誠さんも、色々考えてみるけれど、サトケンさん以上のことは言えない。と。
例えば、音色を近くするのに、アンプのつまみをどう調整してみたとしても、
それだけのことではないんだと、、そのときしか聴けない音ってのを目指したいとのこと。

じゃあ、わざわざ聴いたからにはカースケさんなりの答えがあるんでしょ?
と誠さんが尋ねたのだけれども、、

「あと1分で言えっ」

て、誠さん重ねて迫ります^^;

カースケさんも、札幌へ移動する途中に聴きながら来たらしいのですが、、、(・・・途中で寝ちゃったらしい^^;がくっ。)
ただ、演奏して聴いたもの・・・あれと同じことをするのは絶対に無理だし、、
結局「本人たちはどうするだろうか?」という、、その心意気とか、意気込みみたいなのを真似したいなと。

更にサトケンさんが続けて言うには、
(「先輩2人を差し置いて、、」と、遠慮がちに切り出しますが、、
「先輩ってオレたち?」とか満面の笑みで聞き返す誠さんなのでありました^^わかってるくせにぃ^^)

本人たちは、どうするんだろうか。
37年経過した今、、あの2年間をどうやって再現するんだろうか、
それをロンドンまで見に、確かめに行ったような、そんな気がするとのことでした。

そこでわかったことは、、、「ひ・み・つ」(爆・イジワル!)
でもその成果は、「今日の演奏を聴いて下さい」ということでした。

ちょうどここで時間となり、座談会はお開きに。
ここで、3分ブレイク。
お三方はいったん楽屋へ戻り、気合いを入れ直してスタート、、という運び!

===

短めのブレイクを挟み、、
お三方スタンバイ怠りなく、、

・・・いよいよか。

と言う段になって、、
なんと、ここで誠さんのアンプにアクシデントが発生。
ちらっと、、鳴ってる音は確かに聴いたのだけど、、、

なんと、、、

「ヒューズが飛んじゃった」らしく。
それこそ、うんともスンとも言わなくなっちゃったという状態に、、、
(前の方で見てたから、、オフマイクでもそんなやりとりが、みんな聴こえてしまったのでありました。)

それを受けてカースケさんが即座にマイクを持ち、、

「緊急事態です!」

そして、誠さんとスタッフさんが機材を確認する傍ら、
なんとかこの間を繋ぐべく「座談会をやろう」と、サトケンさんに持ちかける、、、

実はなかなか面白いお話をされていたのですが、、
そのときは、カラダ半分すごく気が気でない私がおりました^^;
(テメエが焦ったって仕方ないじゃんねえ、、とは思うんだけどね。)

サトケンさんのEB3について、詳しく尋ねておられてました。
なんと1965年製のものだそうで。
Cream伝説の解散コンサートでジャック・ブルースが使っていたものと、ほぼ同じタイプなんだそうだ。
どおりで、、凄まじいルックスをしてるわけだね^^;
で、彼はこのタイプのべースしか持ってないんだそうだ。
ジャズベとか、、一切持ってない。
如何に、ジャック・ブルースを愛してるかってことですよね、、、
これ以外のベースでライブをやったことがないんだそうです。
まあ、、自ら「こんなにベースが似合わないプレーヤー」と自嘲気味でいらっしゃいましたけども。

そうこうしているうちに、どうにもこうにも埒が明かなくなったらしく、、、
「電気系統に詳しい」サトケンさんに、招集がかかり、、
誠さんと選手交代^^;

誠さんが会場のスタッフさんに、客電を少し明るくしてもらい、、
また、背景のスクリーン等にも映像を戻してもらったりと、、声をかけられ、、
それでも独り語りをしかねない勢いな、オンマイクのカースケさんに、
「そんなに喋んなくていいよ」と、誠さんが声をかけられていましたが、、、

唐突にカースケさんに質問、、

「ところで、カースケ君、、キミは1週間に何回シャンプーするの?」

あまりの話題の飛びっぷりに、カースケさんも一瞬唖然としたような、、、^^;

「あ、いや、とりあえず仕切り直しということで、全くCreamと違う話をしたほうがいいかな」ってことだそうだ^^;

今日の会場であるジャスマックプラザは、温泉施設が有名なところ、、、
早速誠さんは入っちゃったらしいですけどねー。

「公共の場で洗うと、、、かなり迷惑なことになるので^^;あまりヒトに見せられなくなるから、、」

ダメなんだそうな、、、

「オレは迷惑になんないぞ!」と、エバる誠さん。
・・・あのう、、帽子まで取らなくてもいいですから^^;

何年か前に、この2人でLAの高級ブティックに出かけた時のお話。
もう、、店員にものすごくうざがられたとか、この風貌とあの風貌だったってことで^^;
それでも、ちゃんとカースケさんはバック買ったらしいですよ^^

「ヒトを外見で判断しちゃいけませんっ」って。
ロックやってると、よくそういう目に遭うことがあるんだそうですよ。

ホントかどうかわかんないんだけど^^;空港の手荷物検査のところで、ゲートをくぐるでしょ。
あそこで「ぴんぽーん!」てよく鳴るらしいんですよ、、、
きっとね、誰か後ろで見てて、

「あいつ怪しいから押しちゃえ」

ってスイッチ押してんじゃないの、、と疑ってました^^;・・・・そんな馬鹿なあ^^;

・・・

と、繋ぐのもそろそろ限界かと思われたのか、、
再び、ここでブレイク。
その間、急場しのぎということで別のアンプ(ラジオでお話されてましたが、どうも会場備え付けのものらしいですね)に繋いで、
やってみることにされたようです。

何度かライブに行ってますから、小事故・中事故は目の当りにしたことがあるのですけども、、
さすがにこれだけ「事が大きい」ものは初めてでした。

何にせよ、とりあえずライブを始められるところにこぎつけた様子だったので、かなり安堵していた私です。
用意周到にしていたとしても、何が起こるかやっぱり分からないところがライブなんだねえ、、、、
かなりの緊迫感をびりびりと皮膚で感じる、聴き手としても、
間違いなく貴重な経験のひとつだったんだろうと思いますね。
今にして思うけど。

====

「All Right!」

誠さんのOKが出て、演奏がスタート。

「荒れ果てた街」が、今日も1曲目。

それから2曲目が「Politician」。

このあたりは、何度かこのトリビュートを見た方にはお馴染みな流れではないでしょうか。
重低音が、いやっちゅうほうほど体に、
しかも、肺のあたりの内臓をダイレクトにびりびりと直撃するのですよ。
もはや、、この段までくると、、この感覚・・・快感です。(アブナイっすか^^)

「TOP OF THE WORLD」では、カースケさんがボーカル。
ドラムセットのすぐ脇に立って、それは嬉しそうに様子をご覧になりながら、
誠さんはプレイをされるのですよね、、、うーん、、素敵な絵だ!

「WE'RE GOING WRONG」・・・今回だけなのか、今回私が初めて気づいただけなのか。
あまり記憶も定かではないけれど、、いつもよりボーカルのリバーブが効いていたような気がする。
それに乗った誠さんのどこか憂いのあるボーカルに、
あのカースケさんのドコドコドコドコっていうドラムのリズムと相まって、
完全にどっか違う次元へ気持ちを持ってかれるかのよう。
そんな錯覚。
トリップっていうの、こういうことを言うのか知らん、、、

(あまりの熱演のせいなのか、、
ドラムセットの各部位についている、小さなマイクが時折外れちゃうこともあったようで、、
その「あっ、外れたっ!」というその瞬間も一度目撃して、ちょっと驚いた^^;)

「SPOONFUL」。
最初の「座談会」で、200小節やったら200全部違う。リピートがない。
昨日と今日やったら、決して同じにはならない。
そんな話が出たけれど、、これもまさしくそうなんだろうね。

ベース、ドラム、ギター。

ちょっと聴くと、お互いが全く違う方向を見て、

違う方向に向かって、、違うことを考えているかのようにも見える。
ベースソロだけでも、ドラムソロだけでも、ギターソロだけでもなく。
それが、一斉に鳴り響いている感じ。

これはもう、、、何度聴いてもしびれます。
それでも時折、誠さんとサトケンさんが、中央のカースケさんを囲むようにして立って、、寄っていって、、
あたかも「会話の糸口を、お互いの音で探りながら弾いている」ようでもあり。
こんなシーンは毎回見ても、最高にスリリングなのです。大好きなところです!!

「・・・誰でも知っている曲をやりましょうか!」と誠さん、、、言うなり、、

・・・・。

そっ、それはある意味・・・誠さんのライブではお馴染みのフレーズではあるが、、^^;
「Stairway to heaven」では、、^^;?
Creamじゃなあいーー(悲鳴)!!

・・・・。

そっそっ、それは「Smoke on the water 」のような気がする^^;;;;
こっこっこっこれも、Creamぢゃないですよぉー(泣笑)。

しかし、、ご自分でやっときながら「それなりに君もついてくるのが可笑しいね!」と、
サトケンさんにおっさるのでした^^;

・・・いつぞやのライブでも、何度かそんな話がありましたね、、^^;
大抵ギタリスト、ベーシストの皆様がたは、こぞってのってくる様子なのですが、、^^;
(自分の好きなナンバーでないと、全く無反応で、身を乗り出してこない方もいらしたように記憶しとるのですけど、、、、ね(笑)。)

「『十字路』って曲をやるよ!!」
「ソリッドステイトのアンプで頑張りますよっ」(マーシャルの代用はこれだったらしいです。)

わーいわーいわーい!!

するとサトケンさんが「今度、入口で採点表を配りましょうか^^?」

「えっ!?じゃあ、今日の「Crossroads」は・・・何点って、、やめなさいっ!」(苦笑)。

ギターショウでも、そうやってお客様を煽っていらっしゃいましたが、、

「やってみましょうか。こん中でも弾ける人・・・いっぱいいるんじゃないの?・・・間違っても、、怒んなよう!!」(笑)

で、せーの、、の、であいがしらんとこで、、、、、

あっ、あっち側(笑)で「はいっ」て、元気よく手を上げてるヒトがいますっ(笑)。

サトケンさん・・・もっかいですね、、^^?

それに誠さんは再び「Stairway to heaven」で応じるのでありました、、^^;;;(やっぱりコントなの^^;;?)

リスタートしたのは、大丈夫なようでした^^
たしか、、そのあたりまでサングラス?を誠さんはかけたままギターを弾いてらしたように記憶してるのですが、、
カラダを傾けて弾いたときに、すとんとそれが外れて床に転げた、、、みたいで、、
それが暫くそのまま放置、、、、、
(はっきりいって本筋にはどうでもいいことなんだけど、私は気になってしまった^^;)

この一連のCreamのトリビュートを見ていて思うのだけど、、、
いつ見ても、サトケンさんってめちゃくちゃ楽しそうにベースを弾くんだよね!
これって、ステップ踏める曲だっけか?な勢いなんですよ。いつも。
見た事のある方には、わかっていただけるかなあ。
ベースという楽器を、それからCreamを愛してやまないのだなあ、、、とそれを体現されてるよね。

「・・・合ってた^^?」

終るなり、ちょっとお茶目にお客さんに訊く誠さんでした^^


その2へ続く。

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