ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

=大珍道中大会ツアー=(神戸) (その1)

2005年03月18日 | 2005年ライブ・イベント
** 大珍道中大会ツアー**
春名バンド+the bond+斎藤誠
 
2005年3月18日(金)@神戸チキンジョージ

~ 出演 ~

春名バンド

Sax:春名正治
Drs:成田昭彦
Bass:角田俊介
Key:深町栄
Gtr:浅野"ブッチャー"祥之
Per:コスマス・カピッツァ

***

the bond

Drs:河村"カースケ"智康
Bass:角田俊介
Key:片山敦夫
Gtr:柳沢"230"二三男

***

special guest
vo&Gtr&司会^^ 斎藤誠

※先にお詫びしてしまいます。
4連続ライブの一環であったため、記憶が前後や他の日にちのものと混同している可能性がかなりあると思います。
「Don't うのみ」^^;ということをご承知おきの上で、どうぞお楽しみください<m(__)m>


【まえおき】

このライブの告知・・・・のあった、まさしくその日私は「春名バンド」(@高円寺JIROKICHI)に行っておりました。
というか、ライブ中に詳細告知を聞いていたという^^

年度末も間近な平日ではございましたが・・。
広島はどう転んでも無理だけど、頑張れば神戸は行ける!!
しかも、ここでならばフルメンバーの皆さんが1つのステージに揃うのですよ。
これは、頑張らねばーということで。
「休めば?」の声もチラホラありましたが、まあこれでも「一社会人」として一応の役割は果たしておかないと、ね。
ほら、後々のこともありますから。

ま、それはともかく。
お昼過ぎの新幹線に飛び乗り、、、飛び乗っちゃうと意外とあっという間に「新神戸」。
お天気だけが心配ではございましたが、、、
天気もよく、ぽかぽか陽気の東京とは打って変わって、、、、ひんや~りという冷たい空気。
これはいったい何が起こったのか^^;
ホテルに荷物を置いて街へ飛び出した途端、、雨かいっ(ヲーーイ!!・・・雹もふったんですって!!)。
でも、そのわりには空が明るく見えるようなこともある、、、

うーーん、雨オトコさんと晴れオトコさん(敢えて名指しは避けておきますー。)が、、、1ヶ所に集結したゆえの現象か、、、
と、思ったのは私だけでもなかったらしいですね^^;

のんびりゴハンがてら散策ししてたら、もう開場らしーつうことで、、、、^^;
いそいそと戻ることに、、、

チケット発売の時、とことん体調がよくなかったので、、あまり番号も頑張らなかったのね。
どのみち下手すると、開場に間に合わない可能性もあるしってことで。
でもでも、お友達のご好意で、前の方の真ん中の方のテーブルにつかせていただき参戦することに。
もう、感謝感謝です。

神戸のチキンジョージは、誠さんのライブに通うようになってこの方・・・毎年必ず一度は来ているんじゃないかな。
下手すると、2度という年もありましたっけ。2年くらいあったかな(笑)。
私自身も、何をどう、、と説明したらいいかわからないのだけど、すごく好きな空間なんですよね。
音楽を聴く空間として。
かしこまりすぎちゃって、、ライブを楽しむ・・・というには少し緊張してしまう場所もないと言ったら嘘になりますけど、、、
チキンに関しては、、、ホントにいいんですよね。
そしてまた、おそらくはライブハウスの出演回数としては誠さんここが一番多いらしいですよ。

あ、それと今回気づきました。
去年のツアーアコースティックの時のMCだったか、
それとももう少し前のライブだったかな~。
最初は「チキンジョージ」のスペルは「G」でなく「J」だったよね?証言。

今回・・・私、この目で確認してまいりましたっ。ええええ確かに。
入口を入って、ステージ向かって右側の壁に・・・・
確かに「Chicken Jeorge」という看板? がかかっているのを・・・確認いたしました!!
(まあ、スペイン語でしたけ、「ホルヘ」とこれで読みますから、、まあこれはこれでねってとこかな。)

各地から(前日から参戦のお友達も)この地に集結したお友達みんなでライブ前に「かんぱーい!!」なんぞしまして、開演を待ちます、、、、

【ライブ!!】

広島をご覧になってきたお友達のお話によると、、何でも凄いことになるそうなので、、、
どうなんだどうなんだ、、、と期待です。

1部はthe bond、2部は春名バンド、3部は斎藤誠、アンコールは全員、、てな布陣らしいのでございますが。

でも、かねてから「司会しちゃおうっかなー」^^とおっさっていた誠さん。
ちゃんとその幕間に出ていらして司会しちゃうんです、、^^
ホントに最初の公約通りでした。

いきなりご登場、、、
いきなり「ご開帳」^^;してるんですけども?いいんです?
それにサングラス、、、そのままのスタイルでMCなんぞなさってしまい、、

「あ、申し遅れました、えーワタクシ・・・司会の斎藤誠ですっ!!」

って(笑)。

いいんでしょうか、そんなミュージシャンて(笑)、
ええ、いいんですいいんですとも!!
でも、この時点で結構な鼻声でいらっしゃるのに気づき、、今年の花粉との闘争が半端でないことを思い知らされたのでした^^;

ステージが広いということもあり、全てセット済みなんですが、、、
ドラムセット、キーボードは予め2セット据え付けられているんですよ。
どちらがどちら、、というのは、大体ライブを幾つか拝見しているので何となくわかっちゃうんですが。

まずはthe bond。
誠さん曰く、昨日の広島では某打楽器奏者(ひとりしかいらっさいませんよ^^;!!)がかなり緊張されておられたとかで、
なので、もうそれを取り戻すべく気合い充分!!っていうふうに紹介されていました。
向かって右側のセットを使われたようです。
後方に、カースケさんと角田さん、、少し手前端が片山さん、並んで230さんと言う感じだったかな。

そのMC担当のカースケさん曰く
「関西初・・というより、東京を離れるのが今回初めての「箱入りバンド」!!」
なのだという自己紹介がありまして。

結成間もないライブはカバーをでやっていたので、まずはそういったナンバー2曲を演奏。

メンバー紹介では、春名バンドのベーシストも兼ねている角田さん、、
なんと、トータルで10ステージーーー!!
「カッコい~い♪ニューオリンズのミュージシャンみたいだねっ」
って言われてましたけど、、、、、
で、、広島から既に始まったらしいけど、妙なハッスルポーズしてましたね^^;
聞こえはいいけれど、、かなり自分を奮い立たせないと大変そうだー(汗)。

ギターの柳沢さんは、かなり花粉症の症状がつらそうで、、挨拶の一声が「はだごえ」です、、
ギターそのものは、いつもながらのすんげくいい音なんですけどね(笑)。
いつぞや9800円のロックンロールギター(笑)を使われてましたが、レスポールに戻ってきたみたいですね。

片山さんは、最近オルガンを新調!!3/15のマルディグラで初見参でしたが、
今回もそれを連れて来ていますよっ。

そしてカースケさん、、勿論普段こうやって喋る機会はないというか、
「ここでしか喋りません、MCに不備な点があったらゴメンナサイ」
と、先にお詫び、、、イエイエとんでもない、、逆に貴重ですからーー。

顔見世が一通り済んだ後は、全て最近「増殖」しているthe bondのオリジナルでセットが構成されてました。
以下は、私が知ってる情報。

●Going Home
先日のマルディグラにて、初披露された角田さんの新曲。
最初にタイトルありきだったとのことですが、、、
出来上がってみたら「・・・家に帰ってこない」(笑)。
タワー・オブ・パワーが入ってるそうでして、、かなり痛快、というか、もうイケイケでしょう。
カッチョイイナンバー。
まだお披露目間もないですけど、随分とフィットしてるんじゃないですかねー。
私は、かなり好きだなあ、、これ。

●キリマンジャロの瞳
これも角田さんの曲。
元タイトルが「胃が痛い」・・・その顛末は省略(笑)。
しかし、それだけはやめてくれと、タイトル変更が先日のマルディグラにて発表。
その時に、キリマンジャロ なのか、キリマンジェロ なのか、、揉めてました。
どうも・・・前者になった模様ですね(笑)。

この曲も含め、リズムがかなり面白いんですよ、、、角田さんの曲。
それがぴたりはまってくると、聴いていてかなり気持ちいいです。

なにゆえ「the bond」というバンド名になったのかというお話も。
サザンの桑田さんのソロプロジェクトのバンド名案のひとつだったという。
(THE BANDの文字りだったらしく。結果としては、The Balding Companyに決まったのですが)
ちゃんとご本人の承諾(事後承諾らしい(笑))も得ているとのことです。

そしてこの後もオリジナル、、、「MCは短めに」って言われてらっしゃるそうでして^^;(←誰に^^;;?)

●Nasty Finger
キーボーディスト、片山さんの曲だからこういうタイトルになったのかな。
ライブをご覧になった方は、よくわかると思いますが、、
かなり特徴ある指使い、、、に見えますよね。ここからなのかしらん、、、

●キラキラ
カースケさんの曲、、、
他にも何曲か作っておられますが、マックのソフトを立ち上げては試行錯誤してらっしゃるようですよ。

そして再び司会者登場(笑)。(あ、キャップかぶってらさいました。紺地のプリントに白く何かみえる?星かな?)

「僕が歌っちゃうとわかんなくなるけど、、上手いんですよね」って(笑)。
いやいや、みんな凄いのは司会者たるアナタ様が、誰よりも一番よくご存知でございましょうって(笑)。
演奏が彼らの手にかかると、フュージョン、、、でなくかなりロックっぽくなると。
(でも、これがthe bondならではですよね。)
まーず、Blue Noteでは、カースケさんみたいな「どこどこどこどこ!!」なんていうドラムスは聴けないですよ!!って^^。
1日目の昨日は緊張していて、かたくなってたところもあり、初々しい感じだったんだそうです、、それはそれで聴きたかったな。
でも、一夜明けてみたらそんなものすっかり取れていて、堂々としていて驚いたのだそうで。

そして、春名バンドを呼び込みます。
そうか、、、確かに「凱旋公演」になるわけですね、春名さんにとって。

私は、東京でのライブを3回くらいかなあ、、聴いてますが。
そこでおなじみの曲が並びます。
また、チキンは少し広めなので気持ちよく・・・サックスの音が響きますねー。

途中ブッチャーさん(浅野さん)の音がハウってしまったりもしたのですが、、
さすがです。全く動ずることなく、、、
「事故の後は、ゆっくりいきましょう」
って、、、、こともなげに切り抜けてしまう春名さん。
・・・・すごいなあ、、と思っておりました。

演奏もさることながら、そのMCがとっても感じがいいんですよね。
メンバー紹介を挟みつつ、今回もまた^^、、「食」(中華料理)のお話あり、、
「10年前に、南條ソウルバンドでライブをやった」エピソードなどもあったり。
・・・なかなか、大変だったみたいです。
なぜによく覚えているかというと、その後に「阪神淡路大震災」が起こったからなのだそうです。

でもね、ほんとに、凄いバンドなんですよ。
確かにメンバーさん、おひとりおひとりがキャリアのある凄腕の方ばかりなのは、、さすがの私にだってわかります。
必ずセットに1回はある、ドラムスの成田さんとパーカスのコスマスさんのバトル?はかなり見ものだと思います。
にこやかにドラムを軽々と操る、、という風に見える、、、成田さんですが、
その場での呼吸を読みつつ、次々と展開させて広げていく感じ、、、
そして、どこで着地させようか、、、という呼吸合わせとでもいうのかな。
それをライブでですよ、、他のメンバーさんもお二人の様子をニコニコ楽しそうにご覧になってらっしゃいますし、
ど素人の私が見ても、、「こりゃすげー」って。
口あんぐり、、どんどんどんどん引き込まれてしまいます。
これは未経験の方には、ゼヒとも1度見て欲しいなあ。

春名バンドのセット、最後はこの季節にふさわしい(筈が、この日神戸は「雹」が降った!!)「春の歌」を
みんなで唄い、、ゆったりと締めくくり。
すごくメロディがキレイな曲なんですよ、、

さて、、

最後に登場するのは、今回の司会者(ヲイ!!)兼スペシャルゲストの斎藤誠~~~!!

今回の2バンドには、誠さんの仲間が全員いるんですよ。
だから、当然フルメンバーライブになるわけなのです、全員集合!!
関西で全員揃ったのは、2003年の20周年のライブ以来かしらん。
このときもチキンでしたね^^

おなじみのメンバーさんが、各定位置につきます。
いやあ、、ゲストとはいえワクワクしちゃうなあ、、、期待で盛り上がっちゃいますよ。
オルガンとピアノの関係で、片山さんと深町さんは入れ替わったみたいですが。

そして、シンラインギター(ナチュラルっていうんですかね。)を持って飛び出してきた誠さん。
今度は、紺地のデニムのテンガロンハットにパープル地のプリントのTシャツ、ジーンズ、、そしてしぶーくサングラスと。
・・・・何も知らない人が見たら、先ほどの司会の人とは全然気づかないかもね(笑)。
それくらいの決めよう、、

短時間で完全燃焼!!!てのが、絶対的にアタマにあったんじゃないでしょうか。
もういきなりトップに入ってたんじゃないかな。
あっためるとか、、そうっと入るか、、
そんな配慮はいっさいなーーーし!!
だってだっていきなり「オレはディレクター」で全開ですから!!

「The Boston Rag」では、1月の吉祥寺SPCのライブの時と同様に、
ベース、キーボードのソロが入った後に、、誠さんのギターが満を持して、、火を吹くという展開。
その仁王立ちで弾くソロには、いつでも震えが来ちゃいますよ。
わかってても、、「やったぁぁ」って思っちゃうのはなぜなんでしょうね。
バンドのうねりというのが一旦ものすごく盛り上がったところで、サングラスを外し、、
もう、、、不意をつかれました「Smile&Sleep」。
ほんとにね、もう不覚、、参りました・・・ちょっとうるっと来ちゃいました。
その優しい歌声に、涙でうるうるになってしまいましたよ。
全くなんて罪なお方なんでしょうか!!
ギター1本で聴くのとは、また違うフルメンのバージョン、、、好きだなあ。
230さんと誠さんのギターソロ、、、わかってても、、って、、、ありますよね?
なんだろう、、音にたゆたう感じとでも言うんでしょうか。

でも、そういう優しいところをちらっと垣間見せておいて、
あとはロックモードへ!!

おなじみの、、

「アーユーレディ?」

きたきたききたきたきたきたっ(笑)待ってましたっ。

「ホントにアーユーレディ?」って(笑)・・・そんなに念押ししますか^^;?

なんと、、「歯が痛い」!!!!
途中までは、我慢して座っていたんですけど(笑)・・・・ええーい、もうこのままいっちゃえ~~って^^

結局途中で立ち上がって踊っちゃいましたもんねー。
誠さんの気合いも相当なものなんだもん、、、じっと見てるなんて無理ムリムリ。
1月の吉祥寺SPCのライブの時にもやりましたけど、その疾走するようなアウトロに、
ちょっとだけロックの名曲のフレーズが散りばめられていたりなんかして^^
(「哀愁のヨーロッパ」「Sunshine of your love」などなどー)
で、やっぱり最後はサンタナでちゃんとオチがつくと^^素晴らしい!!

そして、更にここからが凄いことに。
「いつもの顔で」では、、実に超久しぶりって聞いたんですけど、、
なんとなんと、成田さん&カースケさんのツインドラムス!!だったのですよーーー。
更に更に「出し惜しみしませんよっ」と誠さん、、、
春名さんも呼び込んで!!そうあの間奏が春名さんのsaxで聴けるんですからっ。

打楽器チームのお2人が、アイコンタクトしながら、合わせてるなんてとこはもうもうもう、、見ていて嬉しくて嬉しくて!!

春名さんのサックスと誠さんのギターでない唄(フェイク)の掛け合い、、を強引に試みる誠さんなのでありました(あはは)。
その出方を伺いつつ、入ってくる春名さんとの図、、かなり面白い絵でしたよ!!
上手い具合に流れが出来てくると、それはそれは楽しそうで、、

そんなやりとりを見ていると、何だかミュージシャンってとっても羨ましいなあ、、と思ってしまうお客なのだった。
また、恒例の♪ラララ コーラスでは、誠さんが♪春のうたー なんて唄ってくれちゃったり。
この曲、そんなにかきならさない曲っす(汗)なのに、ガンガンにギターかき鳴らしちゃったり、、、
最後のところでは、カースケさんがドラムロール&スティック投げ上げ&キャッチも見事にきまり!!
もうもうね、、楽しすぎ。

で、このまま収まるわけがなく、、
「もっとディスコにしちゃうぞーーー、いいのかぁ?」って(笑)しかも「座るんじゃあなあいっ」って(笑)
気を抜くと、お客さん怒られちゃいます(笑)
実に関西では、98年以来かも?というディスコなそのナンバー!!
でね、喋っているうちにマイクの前から顔がずれていって^^;

「あれなんでずれたんだろ?・・・・戻して、と」

と自ら大いにボケて、顔をマイク前に戻しておられ、、、
それを後ろで見ていた角田さんが、もう異様にうけてたのが見えたんですけど、どこがどうツボでしたんで^^;?

で、ちょっとだらしなーーいユルイ感じの、、Puffyのような(というと、ツアーまわる柳沢さんに怒られるって^^;)「は~い!」を要求され。
と、そう来たらもう決まりですよね。
「沸点」で、これまたがんがん沸き上がりなのですっ。
ここでは、必ずジャンプする場所がいくつかあって、、絶対にお約束なんです。
しかも、お客さんだけじゃなくって、、バンドのメンバーも同様なんですてば、、一緒に沸きあがるのだあ^^・・・・楽しいぞー♪
誠さんががんがん跳ねまくる後ろで、ちょっとかわいく柳沢さんが跳ねたのも見逃しませんでした(笑)。
曲途中、ブレイクで「しーーん」とするところ。
思いっきし「ぶーー」とハモンドの音がっ、、、深町さんでした^^;

その2へ続く、、

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