彼方の青空

目指した空は、「こっちだよ~」って笑ってた。理想のようなもう一人の自分はあの空の下にいる。追いかける!彼方の青空へ!

孤独・かゆみ

2005-07-08 | 旅日記と心の詩
石に腰掛けて考える、何を考えてるのか分からない、プローラへ戻るわけにはいかないので反対方向へ全ての荷物を持ってのっしのっしと歩く。日本からどっさり持ってきた本が重い。どれくらい?4時間は歩いただろう、やっと村が見えてきた、ギリシャ語の本を片手に宿探し、3000ドラクマ(約¥1500)を2000ドラクマに値切って今日の寝床は確保する。散歩にでかけ、ここはアギアデカという村と知る。静かな村だ、僕は一人だ、泣きそうなくらい虚しい、一体どうしたらいいんだ。夜、シャワー浴びて横になって本を読んでると身体中がむずむずかゆかゆ、ダニらしき奴に食われたところが500発位に増えてる、そして膿んでる!とてつもなくかゆい!かゆくてかゆくてもだえる、助けも無い、苛立ち絶えない、が、何故か部屋にあるタンスのなかに塩があり、これだっ!と思い体中に唾ぺっぺつけて塩をすりこむ、かきむしって血が出てるところもありしみる~、けどかゆみよりしみる方が気持ちい、しかし全然眠れない、眠れないと無駄に考え込む。長い長い夜。

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