「星の王子さま」を読む。何回目？ （金海）

「星の王子さま」　サン・テグジュペリ　作







記憶に無いくらい昔に初読。

東北大震災がきっかけだったか？　何となく再び読んだら、ツボに入った。

フランス語は皆目解らんので、当然訳本で読むことになる。スタンダードに、内籐　濯訳を読む。他の訳も読みたくなって、倉橋由美子、池澤夏樹と買い揃えた。

無理やり例えて言うなら、倉橋版は、下町のおっちゃんの雰囲気。池澤版は、やや上品なおじさんの雰囲気。そして内籐版は、近所のご隠居の雰囲気。語って聞かせる人物で分類したとして。

さてそれからは、時々ローテーションを組んで読み返すようになった。

何故、折に触れ読み返すようになったのか、自分自身でもよく解らない。

適当に時間を空けると、飽きずに読める。

中毒か？


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