ブログぼおりゅう♥りき 傍流にも力あり

漫画家ぼおりゅう?りきのマンガやイラスト、ミニ旅日記など

幽霊としちゃいました…夏は怪談!『巨根男子フースケくん千人斬り』67人目なのです

2017-03-24 14:37:01 | 当ブログの主砲! 巨根男子フースケくん千人斬り
 作品名『怪談 ボボ丹灯籠』 月刊まんが あ! ホクサイ』(海鳴社)掲載 1990年代作品 全7ページ
 女性・幽霊のおツユ/推定20歳/体位・後背位など/持続時間・不明だが10回以上している

 江戸時代。旗本の娘・おツユは3日後、親の決めた祝言が控えているというのに父の目を盗み、巨根の浪人・マラ三郎との逢瀬を重ねていた。おもに青カンである。しかし2人は引き離され、祝言はとり行われた。

 が、祝言の最中、新郎があまりの緊張から小用をたしに行くも便所の場所が分からず、縁側から放尿してしまう。
 それを見てしまったおツユは愕然とする。無論、あまりにも小さかったからだ。

「マラ三郎様の巨根を知ってしまった私にはあんな粗チンなんて耐えられない。あんなのと一生添い遂げるくらいなら、死んだ方がマシだわ!」
 おツユは庭の井戸に身を投げてしまった。昔の人はやることが極端である。

 それからひと月後のある夜。春画を見てシコシコしていたマラ三郎のもとに、何とおツユが、なぜか女性器の絵が描いてある灯籠を持ってあらわれた。ボボ丹灯籠である(九州の方、すいません)。
「あ、あんた死んだはずじゃなかったのか!? 」
「そんなことより、さあ、早く!」と着物を脱ぐおツユ。
「あ、そうか、あれは皆をあざむくための計略だったのだな。よ~し!」

 長屋の隣の部屋では雄二という若者がやはり春画を眺めていた。
「ん? 隣でヨガリ声が…。さすが江戸一の巨根、マラ三郎さん、また新しい女をつくったな! こいつはいいや」
 さっそく覗く雄二。
 が、彼の見たものとは…!

 翌日、雄二は近所のお寺の和尚さんに相談に行く。和尚さんもこのとき、檀家には決して気付かれないように春画を見ていた。
「和尚さん、マラ三郎さんは幽霊とハメまくっているんです!」
「…うらやましいですな」おもわず本音をもらす和尚さん。
「何を言ってるんですか、一晩でこんなにゲッソリ痩せちまったんですよ!」変わり果てた姿のマラ三郎。
「これはいかん、死相が出ておる。一晩で何発やりましたかな?」
「え~と顔に3回、前に5回。ア○ルに2回…」
「そんな良い思いは許せん! このお札を戸に貼りなさい。幽霊は入れなくなるはずじゃ」
「いえ、私は別に要らないんです。したいですから」と断るマラ三郎。

 …そして次の夜、後に江戸の八百八町を震撼させた奇怪な事件がおこった…!

『コミカル・ヒストリー・ツアー』の1本。マラ三郎を演じているのはもちろんフースケくんで、彼とは思えぬほどのやつれ具合で熱演している。和尚さん役の“校長先生”も頭を剃って力演。雄二を演じているのは『ダイブツくん』のレギュラーだったユージくんである。(2012年8月6日の投稿・2017年3月24日の改定)

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ネギしゅうか~く・畑えもん通信

2017-03-24 14:28:55 | 畑えもん通信/野菜と果実・花・たまに動物
 ば~ちゃんが一年中あるようにしております。
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