わし流 芸術の秋17「M 村西とおる 狂熱の日々」丸の内TOEI②

　90年代、「昭和最後のエロ事師」村西とおるが起死回生の意気込みで行われた北海道怒涛のロケのメイキング…を再編集したような形で映画化したものとおもわれます。そのへんの事情はよくわからんのですが、村西作品は当時、よく見たもんです。

　で、この作品、「人はどういうときに怒るのか」ということがよくわかる。
　同じ時期になんとなくタイトルが似ている「i 新聞記者ドキュメント」も見たのですが、人間を生々しく描いているという意味ではこっちの方が上なんじゃなかろうか？ こういう題材とはいえ、なんかおこることが日常的なもんで。

　しかし素っ裸でゆるやかとはいえ、滝を滑り降りるシーンの撮影は正直、危ないとおもうね。

わし流 芸術の秋16「新作歌舞伎 風の谷のナウシカ」新橋演舞場

　昼夜通し、つまり1日中歌舞伎を見ているという初めての経験。
　ワシは特に映画「風の谷のナウシカ」が好きなわけでなく、原作も読んでいないこともあってか、いまひとつピンとこないところが正直、ありました。
　また、観劇前日に主役の菊之助が負傷してしまったため、宙乗りなどが割愛。本来なら3階のワシらに向かって飛んできたんじゃなかろうか…？
　丸一日という長時間観劇のなかでこのことは正直、プロレスでいえば必殺技が出ないまま終わってしまったような感じがしたのは否めません。3階席最前列はすっごく窮屈だし…。
　が、休演も覚悟していたので、とにかく見ることができたのはよかった。
　それと初めて生で見た菊之助はやっぱりこれだけの大作の主役だけのことはあり、特に声が「なんでこんな声が出るの？」
と驚きました。
　やはり生まれながらの歌舞伎役者ということなのかなぁ。
　この作品は今後、再演を重ねながら成長していくのでしょう。
　次回こそ宙乗りが見られるかな…？

わし流 芸術の秋15「明治・大正 文芸シネマ浪漫」川喜多映画記念館

　毎年、秋には「鎌倉紅葉号」に乗るため？ 行っている鎌倉。
　ハイキングをすることが多いのですが、今年は台風の影響でコースがすべて通行止めとのことで、川崎で映画「i 新聞記者ドキュメント」を見てから鎌倉へ、という、なんだかよくわからないコースとなりました。
　それでも時間はある程度あるので、おなじみのここへ行ったのでした。
　最近はいわゆる文芸映画が少なくなったような気がするな～。

ことし最大の巨根であ～る…畑えもん通信

　サツマイモで～す。

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