かおりと山のあなたの空とおく

近郊の四季折々の山歩きをメインに気ままにカメラウォーキング

京都迎賓館へ   2017. 11. 17(金) 晴れ

2017-11-18 15:32:03 | かおりのひとりごと


                京都御苑の黄金に輝くイチョウ

                   黄と赤のコラボ



                母と子の森の紅葉

                  築地塀は京都迎賓館

一般公開の案内ポスター見つけて迎賓館に入館できるようなので西門の係員から予約券をいただいて

緩やかなスロープを潜り地下へ、駐車場の受付センターで入館料1000-払い、注意事項を読んでから

手荷物を籠に入れて金属探知検査経て手荷物をロッカーに入れます。

再びスロープで表玄関まで上がるとスリッパに履き替え入館どす。

              玄関より正門を見る。



              夕映の間

大臣会合や立礼式のお茶のおもてなし、晩餐会の待合として使用される。
      
          綴織で織られた愛宕山が夕日が沈む様を描く「愛宕夕照」

             比叡山に月が照らす様を描いた「比叡月英」

              「夕映えの間」からガラス越しに池を見る

鎚起(ついき)という引手の金物です。(怪しげなおっさんの影が写っています)

      調度品もひとつ一つが超一流の職人さんが手間暇をかけて作られた物ばかりどす

         藤の間   最も大きな部屋で洋食の晩餐会や歓迎式典に使用されます。

               四季の花々を描いた綴れ織り(川島織物)

                 ダイニングセット

                藤の間から庭園を望む

        宮中晩餐方式では60名、円卓に並べると120名の会食が可能だそうです。

               厨房を見てから隣へ進むと桐の間です。

正座が苦痛なお客様のため掘り炬燵になっているようです。

和風の宴会場で京料理などでおもてなし、芸妓さんや舞妓さんによる舞や琴の演奏が行はれ

宴席に彩を添えます。最大24名まで会食可能



                 桐の間から庭先を望む

        大翳(オオカザシ)  極彩色の花飾りや糸飾りで装飾された大型の檜扇





  深山幽谷から流れ出る水が注ぎこむ広大な池が、周りの建物に融け合うように配置されています。

これが、古くから日本人の住まいに貫かれた伝統「庭屋一如(ていおくいちにょ)」の思想です。

                悠々と泳ぐ大きな錦鯉



              東西の建物をつなぐ廊橋から桐の間を望む

          池の奥は宿泊エリアと貴賓室、首脳会議場になっています。

日本の歴史、文化を象徴する京都で海外からの賓客を心を込めてお迎えし、日本への理解と友好を

深めていただくことを目的に平成17年4月に開館した国の迎賓施設です。

長い伝統の枠と粋と美しさを現代の建築技術と融合させる「現代和風」の創造を目指し設計されました。

          池を挟んで右が夕映えの間、左が藤の間

      和舟  海外からの賓客に日本の文化「舟遊び」を楽しんでいただきます。

最近ではブータンの国王夫妻が舟遊びを楽しまれたようです。

                廊橋を境に水の水深も違うようです。

                 庭園と廊橋

「聚楽の間」ロビーとして位置付けされる空間や調度品の数々など、写し足りなかったのが

悔やまれます。東京にある迎賓館赤坂離宮とともに、国公賓などの賓客の接遇の場として役割を

果たしている。因みに2015年の実績は4回だそうで意外と少ないように感じられます。

今回、いただいたパンフレットから抜粋紹介させていただきました。 

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
晴れた日に (しーちゃん)
2017-11-19 08:55:42
京都迎賓館を訪ねられてご紹介くださいましてありがとうございます。

>庭屋一如
建築の技とお庭と池を融合された、おもてなしの気持ちが溢れた館ですね。
舟遊びまで出来るのですね。

びっくりです。 (権兵衛)
2017-11-19 19:39:06
かおりさん、迎賓館は素晴らしいの一言です。
流石に京都らしさを感じますね。

でも使用されたのが年4回とは寂しいですね。
実績年4回とは・・・ (かおり)
2017-11-20 11:37:37
しーちゃん~ こんにちは。

洋の赤坂離宮迎賓館に対し和の京都迎賓館ができてから10周年になるそうです。
調度品に11種類の伝統技能者の技を活用しているそうで
人間国宝など多用され最高の技能が要所に散りばめられて見ることができます。
ただ利用実績が2015年度は4回と云うのはチョッと
寂しい気がします。
京都迎賓館 (かおり)
2017-11-20 11:50:56
権兵衛さん~ こんにちは。

今日も寒いですね~ 
迎賓館は歴史的、文化的側面を含めた幅広い対日理解を醸成するため京都の地に建設されたそうです。

計画中はかなり物議を交わしたよう記憶しています。240億円の建設費と年間運営費は6,8億円。
活用実績が意外と少なく、民間なら赤字経営かも・・・ 
すばらしいですね。 (摩耶山さん歩)
2017-11-26 01:07:24
ご紹介くださいまして
ありがとうございます。
なんて 素晴らしいのでしょう。。
もうビックリボンどす (かおり)
2017-11-27 10:10:37
摩耶さん~ お早うございます。

私も中に入るのは初めてでした。
豪華絢爛さにビックリボンどす。
それにしても利用実績の少なさと年間維持費が
6億円だそうで溜息です。 

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