5時ごろに目が覚めてしまい、一時間ほどウトウトした後、起床。
パンを齧りながら、宿の人に頂いた旨い味噌汁を啜り、ちゃっちゃと着替えて採集準備完了。
とはいっても、ここの朝は気温が低いので、カミキリが花に集まり始めるのは割と遅めだろう。
さて、今日は天気も良さそうなので、気合を入れて採集に臨む。
ナシのポイントに行ってみると、既にカミキリ屋が一人、陣取っておられた。
やはりまだムシは飛んでいないらしい。
ほぼ満開で、空は雲ひとつ無い。
9時を回ると、徐々にアブやハチ、小型の甲虫が飛び始め、各自ネットを伸ばして花を掬い始める。
日陰になった部分を掬ってみると、こんなムシが。
オニヒゲナガコバネカミキリ Molorchus pinivorus Takakuwa et Ikeda,1979
おおおおお!!!自己初採集種!
ここでは、この種もよく見られるそうだが、やっぱり良いムシは良い。
この手のムシはイケダイしか採ったことが無かったので、かなり小さく感じる。
後で聞くと、ここの個体は特に小さいのが多いそうだ。
その後、ホソツヤヒゲナガコバネ、コボトケヒゲナガコバネなど、Glaphyraを数種追加。
やはり流石有名採集地、掬っていると良いムシが次々ネットに入り楽しい。
手前の花をボケ~~っと見上げていると、昨日見たオレンジのフワフワが現れた。
ネットを一閃してさくっとイン。
カエデノヘリグロハナカミキリ Eustrangalis distenioides Bates,1884
う~~ん、良いムシだ・・・。
時刻も11時を過ぎてくると、太陽がナシの木に直接当たり、照り返した日光が目を直撃してくる。
さすがに紫外線浴びっぱなしだと、だるくなってくるので休み休み花を掬う。
雑甲虫も、なかなか魅力的なものが入ってくる。相棒は、スズキエンマコガネ?や、グリーンメタリックなコメツキを採っていた。
午後になると、上のほうのズミで粘っていた虫屋が次々と降りてきた。今日のような晴れすぎた日は沢沿いのズミのほうが良いらしい。
びおさんとるどさんが採られたと聞いたので、見せていた頂こうと思い、上まで歩いていく。
途中、花があまり無いので正直つまらない。4km程の道のりだったが、その間採れたのはタンポポについていたクロヒメヒラタのみである。
1時間ほど歩いた頃だろうか、びおさんとるどさんにお会いし、生ツジウスを見せていただく。
思ったよりも小さいが、がっしりとした体つきで、なんとも良いカミキリだ。
少しお話した後、更に奥へ進む。
何本かズミが見えてきたので、それらを掬ってみる。
花つきはとても良いが、日陰に入ってしまっていてあまり虫は飛んでいない。
ズミを掬う相棒。
おっ・・・
ヒメクロトラカミキリ Rhaphuma diminuta diminuta (Bates,1874)
う~~ん、なんか違う・・・。
おっ・・・!!
ヤマトシロオビトラカミキリ Kazuoclytus lautoides (Hayashi,1950)
きた~~!
このカミキリも、ぜひとも抑えておきたい種だったので嬉しい。慣れてくると多くのヒメクロトラの中からヤマトシロオビがわかるようになってくる。
結局、午後で条件は良くなかったものの、相棒と二人で5頭ほど採れた。
おまけにこんなのも入ってきた。ツジウスを見せていただいた直後だったので、ドキッとしたが何のことは無い、ピニボラだった。
結構嬉しいんだけどね・・・。
この後めぼしいカミキリは採れず、また1時間ほどかけて4kmの道のりを帰ってきた。
水を持っていかなかったので、とても喉が渇いてしまい、ヘトヘトになって宿に戻った。
宿に戻り、しばらくグダグダしていると、虫屋さんがいらっしゃった。伺うと、秘密のポイントでツジを結構採ったとの事だった。
見せていただくと、良いサイズのツジが毒ビンに数頭入っていて、流石にビビった。う~~~む、すごい。
写真を撮らせていただけばよかったかな・・・。
夕食は、またもやパン。ちょっとウンザリしながら齧っていると、宿の方が差し入れを下さった。
これでも素泊まりである。いろいろと気を遣ってくださって、なんだか申し訳なくなってしまうほどだ。
ウドの葉のテンプラは特に絶品だった。山菜のテンプラがここまで美味しいとは・・・採集の時に山菜を探す方々の気持ちが良く分かった・・・。
うまいうまいと言いながら、ポテトサラダとパイナップルもぺロリと完食。
夕食後は、日曜洋画劇場をみて(話がよく分からなかった・・・。)適当なところで就寝。
今日はいろいろ採れた日だったナァ~~・・・。
続く・・・?
パンを齧りながら、宿の人に頂いた旨い味噌汁を啜り、ちゃっちゃと着替えて採集準備完了。
とはいっても、ここの朝は気温が低いので、カミキリが花に集まり始めるのは割と遅めだろう。
さて、今日は天気も良さそうなので、気合を入れて採集に臨む。
ナシのポイントに行ってみると、既にカミキリ屋が一人、陣取っておられた。
やはりまだムシは飛んでいないらしい。
ほぼ満開で、空は雲ひとつ無い。
9時を回ると、徐々にアブやハチ、小型の甲虫が飛び始め、各自ネットを伸ばして花を掬い始める。
日陰になった部分を掬ってみると、こんなムシが。
オニヒゲナガコバネカミキリ Molorchus pinivorus Takakuwa et Ikeda,1979
おおおおお!!!自己初採集種!
ここでは、この種もよく見られるそうだが、やっぱり良いムシは良い。
この手のムシはイケダイしか採ったことが無かったので、かなり小さく感じる。
後で聞くと、ここの個体は特に小さいのが多いそうだ。
その後、ホソツヤヒゲナガコバネ、コボトケヒゲナガコバネなど、Glaphyraを数種追加。
やはり流石有名採集地、掬っていると良いムシが次々ネットに入り楽しい。
手前の花をボケ~~っと見上げていると、昨日見たオレンジのフワフワが現れた。
ネットを一閃してさくっとイン。
カエデノヘリグロハナカミキリ Eustrangalis distenioides Bates,1884
う~~ん、良いムシだ・・・。
時刻も11時を過ぎてくると、太陽がナシの木に直接当たり、照り返した日光が目を直撃してくる。
さすがに紫外線浴びっぱなしだと、だるくなってくるので休み休み花を掬う。
雑甲虫も、なかなか魅力的なものが入ってくる。相棒は、スズキエンマコガネ?や、グリーンメタリックなコメツキを採っていた。
午後になると、上のほうのズミで粘っていた虫屋が次々と降りてきた。今日のような晴れすぎた日は沢沿いのズミのほうが良いらしい。
びおさんとるどさんが採られたと聞いたので、見せていた頂こうと思い、上まで歩いていく。
途中、花があまり無いので正直つまらない。4km程の道のりだったが、その間採れたのはタンポポについていたクロヒメヒラタのみである。
1時間ほど歩いた頃だろうか、びおさんとるどさんにお会いし、生ツジウスを見せていただく。
思ったよりも小さいが、がっしりとした体つきで、なんとも良いカミキリだ。
少しお話した後、更に奥へ進む。
何本かズミが見えてきたので、それらを掬ってみる。
花つきはとても良いが、日陰に入ってしまっていてあまり虫は飛んでいない。
ズミを掬う相棒。
おっ・・・
ヒメクロトラカミキリ Rhaphuma diminuta diminuta (Bates,1874)
う~~ん、なんか違う・・・。
おっ・・・!!
ヤマトシロオビトラカミキリ Kazuoclytus lautoides (Hayashi,1950)
きた~~!
このカミキリも、ぜひとも抑えておきたい種だったので嬉しい。慣れてくると多くのヒメクロトラの中からヤマトシロオビがわかるようになってくる。
結局、午後で条件は良くなかったものの、相棒と二人で5頭ほど採れた。
おまけにこんなのも入ってきた。ツジウスを見せていただいた直後だったので、ドキッとしたが何のことは無い、ピニボラだった。
結構嬉しいんだけどね・・・。
この後めぼしいカミキリは採れず、また1時間ほどかけて4kmの道のりを帰ってきた。
水を持っていかなかったので、とても喉が渇いてしまい、ヘトヘトになって宿に戻った。
宿に戻り、しばらくグダグダしていると、虫屋さんがいらっしゃった。伺うと、秘密のポイントでツジを結構採ったとの事だった。
見せていただくと、良いサイズのツジが毒ビンに数頭入っていて、流石にビビった。う~~~む、すごい。
写真を撮らせていただけばよかったかな・・・。
夕食は、またもやパン。ちょっとウンザリしながら齧っていると、宿の方が差し入れを下さった。
これでも素泊まりである。いろいろと気を遣ってくださって、なんだか申し訳なくなってしまうほどだ。
ウドの葉のテンプラは特に絶品だった。山菜のテンプラがここまで美味しいとは・・・採集の時に山菜を探す方々の気持ちが良く分かった・・・。
うまいうまいと言いながら、ポテトサラダとパイナップルもぺロリと完食。
夕食後は、日曜洋画劇場をみて(話がよく分からなかった・・・。)適当なところで就寝。
今日はいろいろ採れた日だったナァ~~・・・。
続く・・・?
私も大好きなカミキリです。
7日に私も現地に行ってきましたよ(^^)
今回の初物は、ヒメシラオビが採れてとても嬉しかったですよ。アカマツをスイーピングしていて採れました。いるんですね。
トウキョウトラやトガリバアカネトラ(このトガリバがツジかと思って、ドキッとする)も採れて、にぎやかで面白いですね。
すがすがしい景色の中の採集は気持ちが良いです!!
ヤマトシロオビは、あの長い足が好みです。
七日にいかれたのですか。私は学校でした(^^;
ヒメシラオビは、居ることは分かっていたのですが、なんだか真剣に探せませんでした。反省です。
トウキョウトラは、宿題になってしまいました。ツジと共に・・・。
試験が終わったら、また採集に行きます!