虫採り日記

2014年は(たぶん)内地で虫採りします!

雑記

2011-05-31 17:02:19 | Weblog

台風一過で物凄く天気が良いので、きっと面白いだろうと、日曜にY-zoさんとエゾミヤマと名護方面へ出撃。

日中はいつものエリアで採集したが、私はあまり良いものが採れなかった。Y-zoさんは珍品コメツキやオキナワナカボソ、オキナワヨツススジハナなど色々良いものを採られていた。

いつものポイントの、一番デカいホルトノキの大枝がバッキリとおれて落ちていた。恐ろしい。写真は撮り忘れた。

夜はちょっと場所を変えてライトトラップ。が、こちらも成果はいまいち。

名護以北はそれほど天気もよくなく、風があったのが原因か。この日の成果はオキナワコブヒゲを初採集するに留まった。

昨日も天気がよく、どこにも出かけないのはもったいないと思い、泊に魚を見に行ったがあまり良いものが無かった。今年はあまりマグロが安くならない。

夜は釣りへ。

最近漁港で、長時間露光(って言うのかな・・・?)で写真を撮るようにしている。結構楽しい。ちゃんと三脚を使いたいが重くて持って行くのが面倒なので、いつも防波堤にそのままカメラを置いて撮影している。

この日はぜんぜん釣れず、写真のヤマトビーが2尾あがっただけ。

最近夜釣りは不調である。美味しい魚を釣りたいものだ。

 

今日も続けて快晴だった。

琉大周辺も大分台風の後片付けが進んでいるが、まだまだ木が倒れていたり、信号機が曲がっている場所が結構ある。

寮の敷地内もまだ色々と散乱している。バイクが結構酷い被害。私もカブが倒れてぼろぼろになってしまったので修理しなければ・・・。

 


台風

2011-05-28 14:37:43 | Weblog

台風が来るのが少し早まったようで、沖縄は昼過ぎから凄い風になっている。
バイクが倒れないか心配・・・。

 

この天気ではどこにも行けないので、週末はのんびりすることにした。
ここのところずっと出かけていたので疲れが溜まっていて、久し振りにぐっすりと寝た。気分が良い。

久し振りの魚ネタ。

GWに座間味一文字に行ったときの釣果の一部。

中央のデカいツバメウオはフカセのM先輩が釣り上げた。実は美味しい魚。

県魚グルクン。初めて釣った。生きているときは鮮やかな青色だが、危機的な状況になると真っ赤になる。こいつはから揚げが一般的だが鮮度がよければ刺身でもうまい。

今回の大当たりはアカヒメジだった。下が普通サイズ。上は私が釣ってしまったバケモノ。なんとスルルー(キビナゴ)を丸呑みされた。もちろん上と下は同種である。
この種も生きているときは薄い黄色をしているが、〆ると赤くなる。

こんなサイズのヒメジははじめて釣ったけど、これがとても美味しかった。
皮がきれいで旨みもあるので皮霜にして握り。

華やかだし味わいがあっていい。食感も良い。
というわけて、アカヒメジはお気に入りの魚になった。ホウライヒメジも美味いらしいが・・・。

 


謎虫

2011-05-27 13:54:15 | Weblog

先日、採ったカミキリで名前が分からないものがあった。

ラスカルさんに教えていただき、「オキナワトガリバサビカミキリ」であることが判明。

オキナワトガリバサビカミキリ Iproca aoyamaorum Hasegawa et N. Ohbayashi, 2006 

イプロカが沖縄本島にいるとは知らなかった。珍しいようだ。
折角なので追加を採りたいなーと、先日再び行ってみたが採れなかった。そんなに甘い虫ではないみたいだ。
それにしても、石垣のイプロカと比べると小さいし、ずいぶん印象が違う(すれている事もあるだろうけど)。


オマケ

石垣で採った種名がわからないヒラタハナムグリ。ヨナグニヒラタなのか?シロアリの巣の中から出てきたので面白そうだと思って確保しておいた。

詳しい方、教えてください!


バイクで北部

2011-05-27 13:14:48 | Weblog

水曜日、朝起きたら天気がよかったので採集に行くことにした。

エゾミヤマを誘ってバイクで名護以北に行くことにする。が、名護に着くと曇っている。まぁいつものパターンだなと思いながらポイントへ。

まずはおなじみの場所で採集開始。私はビーティング、エゾミヤマはスィーピングである。天気が悪く、葉もぬれていたためとてもやりづらい。

それでもブーメやリンゴを採集していく。途中、ナカハラクロキを掬っていたエゾミヤマが大声を出したので何事かと思ったらオキナワナカボソを採ったようだ。

相変わらず恐ろしいほどの美しさ。採ったエゾミヤマは感激で手がぷるぷる震えていた。
よかったよかった。

リンゴも複数採ることが出来た。この日はトラニウスはなし。

その後は、前回の採集で採ることが出来たあるカミキリを追加するため、北上。
ちょっとしたハプニングもあったが無事に採集地に着いた。

湿度が高すぎで、ここでもビーティングはやりづらい。

一時間ほど本気で叩きまわったが、追加は採れず。やはり少ないのか・・・。エゾミヤマはオキナワビロウドを採っていた。

次回以降のためにトラップをかけてから撤収。


帰りは小雨に降られたがなんとか帰ってきた。原付ではるばる北部まで行ったエゾミヤマ、お疲れ様。

 


やんばる一日採集

2011-05-24 22:32:06 | Weblog

日曜は、とても天気がよかったのでやんばるに採集に行ってきた。生物クラブの友達が車を出してくれるというので、一年も連れて行く。

日中はすこぶる天気が良く、かなり暑かった。日焼けした。

いつものポイントを巡り、トラニウス、オオシマヤハズなどを採集。

オキナワジャノメは食痕もなくまだ発生してないんだろうと思っていたが、帰りがけに寄ったコンビニの明かりに2頭も来ていて驚いた。ただ、本当に出てきたばかりのようで、触角がふにゃふにゃ。

黒いオオシマオオトラフも採れた。嬉しい。

夜はいつもの場所でLT。

今日はY-zoさんと一緒じゃなので簡易灯火セット。

放射冷却先生がお出ましになったので、甲虫の数はいまいち。それでもコガネ系はそこそこ飛んでくる。

嬉しかったのはコイツ。

クロヘリオオヒゲナガゾウ。でかい。めちゃくちゃカッコいい。
流石に興奮してしまった。

うーん・・・いい虫だ。ゴマダラオオヒゲナガゾウも採りたいな。

この日はそのほかにも、珍品のクモのツシマトリノフンダマシが採れた。同行してくれた友達はクモ屋なので、大喜びしてくれてよかった。

 

今週は天気悪そうだなぁ・・・。

 


Iproca ishigakiana Breuning et Ohbayashi, 1966

2011-05-21 12:29:50 | Weblog

昨日友達と飲みに行く前に材箱を確認したら、イプロカが羽脱してた。

イシガキトガリバサビカミキリ Iproca ishigakiana Breuning et Ohbayashi, 1966

よっしゃー!!

 

嬉しくなって飲みすぎて、よった状態でツマミを作ろうと包丁を持ったら指を切った。
というか中指の爪を三分の一くらい肉ごと削ぎ落としてしまった。超絶痛い。治るのにかなりかかりそうだ。

飲んだら料理はしてはいけないということが良くわかった。

 

オマケ

コゲチャサビェ・・・(byエンリケさん)

 


またまた灯火

2011-05-19 01:15:40 | Weblog

木曜の夜に灯火に行ってきた。Y-zoさん、エゾミヤマ、それに一年の虫屋のもっさんと一緒。

出発したときは霧があってとても良さそうな条件だったが、現地は小雨が降ることもあって成果はいまいち。

もっさんはカマキリモドキを採って大喜びしていた。

前日の水曜もエゾミヤマと名護まで行ったがいまいちだった。
最近ちょっと不調かも・・・。


やんばる行ってきた

2011-05-17 10:33:51 | Weblog

先の土曜、Y-zoさんとやんばるへ採集に行ってきた。今回は琉大の新入生虫屋のエゾミヤマも一緒。

 

天気は微妙で、曇りに小雨がぱらつくこともあった。

 

採集を開始してすぐに、Y-zoさんがトラニウスを発見。

オキナワホソバネカミキリ Thranius multinotatus okinawensis Makihara,1978

去年も採っているが、やはりカッコいい。

このポイントではそれほど少ない虫ではない。アカメガシワに2頭同時にとまっている事もあった。

Y-zoさんお気に入りのイシガキトサカシバンムシ。どうやらこの時期に出るらしい。シバンムシとは思えないかっこよさ。

タブにはリンゴの食痕がしっかりついており、数頭採ることが出来た。
しかしやはり例年より少し発生が遅いか・・・?

今回はY-zoさんのFITも仕掛けた。

写真は撮り忘れたが、今回も安定のビーティングでブーメやケナガカミキリなどを落とすことが出来た。特にケナガは初採集なので嬉しい。

 

夜の部はライトトラップ。師匠から借りてきたライトセットを始めて使ってみる。

高校最後の合宿では、コイツが動かなかったおかげで色々と大変だったが、今回はしっかり動いてくれるだろうか。

セット完了。

さて、いよいよ点灯。

数回引いても始動しなかったのであせったが、頑張って続けていると、点灯した。

ドッドッドッドッド・・・・という低音で発電機が動き出し、テンションが大沸騰。最後の合宿のこともあったので、このセットでちゃんと灯火が出来るというだけで嬉しくなってしまう。

どうやら、チョークレバーを説明書と反対の方向に動かすとうまく行くようだ。不良品なのか?とにかく動いてよかった。

気温が低く、虫の飛来には条件が悪かったが、ガは比較的多く飛んできた。

 

目当てのハグルマヤママユも2頭飛来。

もう時期が遅いかと思っていたが、割と綺麗な個体。
春の虫が残っている分、やはり夏虫はまだまだといった印象。

300Wの水銀灯はやはりかなり明るく、直視できないくらいだ。これからのシーズンの灯火が楽しみ。

 

ライトトラップは、やっているだけでテンションが上がってとても楽しい。
早く夏虫のシーズンになってほしいものだ。

 

ライトは成果がいまいちなので早めに切り上げ、FITを回収して帰路に着くことに。

気温が低かったので期待できなかったが、FITにはオキナワアカマダラセンチが一つ落ちていた。

さらに、Y-zoさんが林内を飛んでいたアマミトビイロセンチをキャッチ!

両種とも非常に魅力的なコガネだ。次回は私もFITを持ってこよう。

 

この日のやんばるはまだまだシーズン序盤といった感じだったが、トラニウスも複数採れたし楽しい一日だった。

Y-zoさん、エゾミヤマ、お疲れ様でした!&ありがとうございました!


石垣島採集紀行Ⅱ

2011-05-12 04:07:16 | Weblog

石垣島採集紀行Ⅱ

18・19日 初日

20日 2日目

21日 3日目 やっと更新しました・・・。

22日 4日目。ついに天候崩れる・・・!!

23日 5日目

24日・25日 最終日 ようやく完結!

 

ようやく、書き上げました・・・ここ一ヶ月は本当にやることが多かったのだが、いくらなんでも時間かかりすぎ!いつもご覧頂いている皆様、申し訳ありませんでした。時間をかけた割には内容の薄い採集記になってしまったが、たのしい採集行だった。

 


石垣島採集紀行Ⅱ

2011-05-12 01:42:35 | Weblog

3月24日

いよいよ石垣で採集できる最後の日。しかし、予報どおりの雨である。まぁ私の採集では後半天気が崩れるのはお約束なので問題ない。

雨具装備で今日も出発。今日はエンリケさんとは別行動である。
南国屋でバイクをかりて、くりりんを後ろに乗せて出発。途中ミスドによってドーナッツを買う。久々。

ここのところ北部続きだったので、オモトのほうへ行ってみるが、明らかに天気が悪い。
というか小雨が降っている。

赤土の道路に入り、ぬかるみが酷くなった当たりでハンドルをとられて一回こけた。

ううう・・・。

非常に地味なこけ方だったのでケガは無かったがバイクが汚れてしまった・・・。
まぁこの雨なら洗われて泥も落ちるだろう、と気にせず採集に入る。



おなじみの林道でタブに食痕が増えていたので慎重に見ていく。

 

おおおお!!リンゴ発見!

イシガキリンゴカミキリ Oberea ishigakiana Matsushita,1941

この旅初のオベレア。嬉しい。

追加を探していくが、他の木は特に食痕も見当たらず、発生が始まったばかりのようだ。
そうこうしているうちに、みるみる雨雲が山のほうから下りてくる。

おおぉ~~すげぇな~と見ていると、一気に雨が降ってきた。

 

あわわわわわ・・・・


こ・・・こんな天気で虫なんか採れるか!!!

 

という事で、慌てて林道を下り、逃げ帰る。

だめだこりゃ・・・。

とりあえず雨の降っていないバンナ公園まで戻ってきたが、雨だけでなく気温も低い。
雨が降って蒸し暑くなるならまだしも、この時期はまだ日差しが暖かいだけで気温が高いわけではないので、降ると寒い。

悪態をつきながらドーナッツを食べるが、天気ばかりはどうしようもない。エンリケさんに連絡を取ってみると、やはり向こうも天気が悪いらしい。

う~ん・・・まぁこの天気ではやることもないし、いまから北部に行くのは無理なので、市街地に戻ることにした。


やはり市街地まで下ってくれば雨は降っていない。
以前は行き損ねた「具志堅用高記念館」に行ってみることにする。

 

宿からバイクで10分ほどだろうか。すぐに着いた。

入館料を払って見学。私たち以外にも客がいた。

う~ん・・・感激・・・。
館内では具志堅さんの防衛ロードの映像が流れているが、やっぱりこの人恐ろしく強ぇぇ・・・。

雨の日があったからとはいえ、これてよかった。満足して宿に戻る。


明日はもう本島に帰るだけなので、今日のうちに荷物をまとめておく。
大分色々採ったなぁ・・・。

この日の夕食は、いつもの「岩」に行くことにしている。というのも、現在石垣には「複数大学からなる多国籍軍」(べんてんさん談)が集まっているので、若手虫屋で集まって飯を食おうということになっている。

 「岩」にはエンリケさんら早稲田組のお三方、鹿大のべんてんさん、近大のめかぶさん、大府大のつぶひげながぞうさんが集まった。
沖縄にいると、これだけの人数の大学生虫屋が集まることはまず無いので、とても楽しかった。

与那国の虫トークで盛り上がっていた。べんてんさんたちは明日から与那国だそうだ。
奥でかわいらしくピースしているのはエンリケさん。エンリケさんはこの日、北部でトンデモカミキリを採集しているのでご機嫌だ。羨まししいことこの上ない。しかしこの天気で採集するとは・・・さすがである。

先日の面白かった灯火の話から、今夜も街灯巡りに行こうという話しになった。
さすがに今日の気温ではきついのでは・・・と思ったがやっぱり行くことに。

つぶひげながぞうさんの荷物が凄いことになっている。

 

車の席が足りないので、私とくりりん、つぶひげさんはバイクで行くことになったが、とにかく寒いし雨が降っている。

先日イシガキキマダラミヤマを採ったポイント。しかし案の定何もいない。
雨も強くなってきたが、他のメンバーはさらに灯火を回るという事で、へっぽこな私はここでお別れ。

私たちは一足先に宿に戻ることにした。


宿に帰ってからは流石に溜まっていた疲れがでて、すぐに爆睡。
今日は虫はほとんど採れなかったが、虫屋のみなさんとお会いできたのが大きかった。また採集地でお会いできる日が楽しみだ。

 

 

3月25日

 

いよいよ最終日。といっても今日はお土産を買って帰るだけだ。

 

 

飛行機の時間まで、宿に荷物を置かせていただき、市街地をぶらぶら。

ジーマミー豆腐(ピーナッツの豆腐)がこちらでは安いので、おみやげに買っていく。嫌いな人も居るが私はデザートとしてみれば美味しいと思う。本当は石垣牛とか買いたいのだが、タダでさえ遠征で金が無いので無理。

久し振りに公設市場に行ったが、魚はぜんぜん置いてなかった。楽しみにしていたのだが・・・かわりに二階のお土産コーナーでいろんな泡盛を試飲した。泡盛はあまり好きではないけどこういう時は調子に乗るに限る。


そうこうしているうちに、飛行機の時間も近づいてきたので、出発。

 

ペンションやいま日和の皆さんには本当にお世話になった。非常に雰囲気の良い、快適な宿である。
ありがとうございました!


大荷物をバス停まで運ぶ。石垣に次に来るのはいつになるだろうか・・・行きたいところが沢山ありすぎて困る。

やってきたバスで空港まで行き、発券、搭乗手続きとさっさと済ませる。

ちょっと贅沢にブルーシールアイスクリームを食べてから、機内へ・・・。

 

飛行機はどんよりと曇った石垣島から無事飛び立ち、この採集行は幕を閉じた。

さらば、石垣島!

 

かくして、今回の石垣島採集紀行Ⅱは終了。今回は、虫の発生が遅れており天気も悪かったためあまり成果は上がらなかったが、いろんな人との出会いがあり楽しい一週間だった。

 

今回の旅でお世話になった皆様、出会った皆さんに感謝!

そしてくりりん、おつかれさまでした!