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昭和特撮ヒーロー列伝「宇宙刑事ギャバン」

2012-04-20 05:34:03 | 昭和特撮ヒーロー列伝
各話レビューはこちら。途中ですけど。

【放映】1982年3月5日~1983年2月25日

【話数】全44回(カラー)

【原作】八手三郎

【制作】東映

新時代の新しいヒーローです。
シルバーとブラックのメカニカルなスーツ。
特撮界に「メタルヒーロー」が登場した。

「ライダー」と「戦隊」を超えるべく登場した。
その名は「宇宙刑事ギャバン」。
変身シーンの「蒸着」は革新的だった。

また、バトルフィールドとしてのマクー空間。
「一種のブラックホール」という設定である。
重力がスゴイのでしょうか。動けないぞ。

ギャバンは「銀河連邦警察」の刑事。
バード星人と地球人のハーフ。
そして、行方不明の父・ボイサーを探す展開。
敵幹部には元宇宙刑事のハンターキラー。

大河ドラマのようなうねりの中で個々の事件を解決。
上原脚本を十分に堪能できる作品となった。

ギャバン/一乗寺烈役に大葉健二氏。
バトルケニア・デンジブルーを経てのヒーロー。
セリフ回しに難のあった大葉氏の成長は著しかった。
ボイサーの千葉真一氏とは本当の親子のようだった。
ミミー役の叶和貴子氏もお美しかった。

戦闘シーンはパターン化されていった。
様々な戦闘アクションからマクー空間へ。
サイバリアン・ギャビオン・ドルでの戦闘。
レーザーブレードからギャバンダイナミック。
そこには一種の様式美とカタルシスがあった。

今年ギャバンは映画で復活した。
時を超えたヒーローということでしょうね。
個人的には電子星獣ドルがちょっと不満だったが。

1982年3月5日。
特撮の歴史に新たなページが記された。

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1 コメント

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頼れるヒーロー (影の王子)
2012-04-20 07:41:05
シャリバンは熱血児。
激情家、お人よし、感情に走りやすい。

シャイダーはインテリだが未熟者で常に弱さがある。

ギャバンは安定した心技体の強さがある
(ボイサーの件は別)。

今度の映画は、「ギャバンが父ボイサーの年齢になったら?」
という感じが凄く良かった。
観る前は不安だけでしたが「やはりギャバン強い!」で満足しました。

これがシャリバンやシャイダーだとこうはいかないんだよなぁ。


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