日時:1月20日
映画館:バルト11
パンフレット:A4版600円。
1ヶ月ほど前、劇場に[●REC] レックのチラシが置いてあったので、何かの間違いかと思ったのだが、2と連続上映である。
ラストの大オチに腰を抜かした[●REC] レックの真正直な続編で、前作のラストシーンからそのまま続き、前作で封鎖されたマンションにスペインのSWAT4人と「専門家」が突入するところから話は始まる。(今回の一人称カメラ映像はSWATのヘッドレストカメラと記録要員(←役立たず)のカメラ。)
血だらけのマンションから地獄の屋根裏部屋に向かうルートは前作通りの懐かしい(?)光景でうれしくなってしまうのだが、逆に前作を見ていないとちょっと分かりづらい展開だろう。
劇中では前作から数時間後の話なので、前回狂暴化した住人が引き続き特別出演。(こんな特別出演、イヤだろうな。(笑))
狂暴化ウィルスの原因が悪魔憑きという新設定があるものの、展開が見えているので、盛り上がらないし、登場人物も5人では犠牲者が少なくて、ちとさみしい。(おいおい)
ところが、途中でカメラが壊れ、録画できなくなってしまう。「一体、どうなる?」と思わせておいて、新たな登場人物の別視点カメラで、時間軸も変えて録画が続くというあたり、ゲーム「バイオハザード」ばりの巧い展開だ。
2つのカメラでお互いの登場人物が写り合っているという設定は、重層的でなかなかスリリング。(デ・パルマの映画みたいだ。)
例によって、どの登場人物もエゴむきだしで自分勝手な上、いかにもラテンなリアクションの激しさで、苛だたされることこの上なく、誰にも全く感情移入できないあたり、実に効果的。(笑)スペイン人って、実生活でもこうなのか?
そのまま、話の落としどころをどこに持っていくのかと思いきや、ちょっと意外な展開だったが、さすがに今回は腰を抜かすようなことはなかった。
主演のジョナサン・メヨールはメリハリのきいた顔で、強いライティングで陰影がはっきり出ると、それだけでマカロニかホラーっぽく見えてしまう。
ところで、前作も本作も上映時間は1時間半足らず。ふた昔前なら確実に2本立てだったのにねえ。
映画館:バルト11
パンフレット:A4版600円。
1ヶ月ほど前、劇場に[●REC] レックのチラシが置いてあったので、何かの間違いかと思ったのだが、2と連続上映である。
ラストの大オチに腰を抜かした[●REC] レックの真正直な続編で、前作のラストシーンからそのまま続き、前作で封鎖されたマンションにスペインのSWAT4人と「専門家」が突入するところから話は始まる。(今回の一人称カメラ映像はSWATのヘッドレストカメラと記録要員(←役立たず)のカメラ。)
血だらけのマンションから地獄の屋根裏部屋に向かうルートは前作通りの懐かしい(?)光景でうれしくなってしまうのだが、逆に前作を見ていないとちょっと分かりづらい展開だろう。
劇中では前作から数時間後の話なので、前回狂暴化した住人が引き続き特別出演。(こんな特別出演、イヤだろうな。(笑))
狂暴化ウィルスの原因が悪魔憑きという新設定があるものの、展開が見えているので、盛り上がらないし、登場人物も5人では犠牲者が少なくて、ちとさみしい。(おいおい)
ところが、途中でカメラが壊れ、録画できなくなってしまう。「一体、どうなる?」と思わせておいて、新たな登場人物の別視点カメラで、時間軸も変えて録画が続くというあたり、ゲーム「バイオハザード」ばりの巧い展開だ。
2つのカメラでお互いの登場人物が写り合っているという設定は、重層的でなかなかスリリング。(デ・パルマの映画みたいだ。)
例によって、どの登場人物もエゴむきだしで自分勝手な上、いかにもラテンなリアクションの激しさで、苛だたされることこの上なく、誰にも全く感情移入できないあたり、実に効果的。(笑)スペイン人って、実生活でもこうなのか?
そのまま、話の落としどころをどこに持っていくのかと思いきや、ちょっと意外な展開だったが、さすがに今回は腰を抜かすようなことはなかった。
主演のジョナサン・メヨールはメリハリのきいた顔で、強いライティングで陰影がはっきり出ると、それだけでマカロニかホラーっぽく見えてしまう。
ところで、前作も本作も上映時間は1時間半足らず。ふた昔前なら確実に2本立てだったのにねえ。
題名:[●REC]2 レック2 原題:[●REC]2 監督:ジャウマ・バラゲロ、パコ・プラサ 出演:ジョナサン・メヨール、レティシア・ドレラ、マニュエラ・ベラスコ |
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