天井桟敷  ~無線は心の栄養剤~

FTdx9000DとSteppIRはgoodです!!

PLC お遊び実験

2007年01月07日 | PLC反対
ちょっとお遊び実験をしてみました.

「PLCモデムにはわずか50cmほどの短いACケーブルがついていますが、これにパッチンコアを巻くとノイズは変わるのか??」


写真左はコアを巻いた子機モデムの様子.当然親機にも巻きました.TDKのパッチンコアに3回巻き付けました。ACケーブルが短いため、宙ぶらりんです.

結果は写真右のとおり。上がコアなしのノーマル状態.下はコアを巻いた状態。
中心周波数 14.80MHz

全く変わりませんね.

ちなみに、転送速度もコアを巻いても変化なし.

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2 コメント

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コモンモード対策 (JQ2GYU 櫻井)
2007-01-08 08:31:06
原則として分岐が無いか、あっても非常に数が少ない「通信線」では、通信機から流入するコモンモードを減らすことで、通信線から外部に輻射されるノイズを抑制することが可能です。

しかし、家の中で分岐が大量に存在する電灯線(AC電源線)では、ディファレンシャルモードで本来は通信線の外部には輻射されないはずの通信のための信号そのものが、そうした分岐点でコモンモードに変換されてしまうのだそうです。

そのため、PLCモデムの直後でいくらコモンモード対策をしたところで、事態は何も好転しないのだ、ということだそうです。

以上は次のURLにまとめられた北川先生の資料の中の、特に「高速電力線通信に関するCISPR委員会報告書の問題点(2006年9月初旬執筆) 」というPDFファイルを参考にしました。
http://www.qc.ee.es.osaka-u.ac.jp/~kitagawa/plc/index-j.html

今回のパッチン・コアでの実験は、正にこれを裏付けていますね。

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コモンモード (JA6REX@角縁)
2007-01-08 13:38:10
CISPR委員会で結局コモンモード電流値で規制するとなったわけですが、本当に強引な理論ですね。
そのことがはっきりしました.
返信する

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