梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

原気呼吸法の解説(4)皮膚の開放(空間との微細密着感)

2008年03月29日 | 呼吸法
 原気呼吸法は脱カルマ瞑想法です。空間に意識を置き、空間の意識でエネルギー(気)の誘導を行い、その時に体の中に滞留しているカルマを体の外に発散させます。この体と空間の間でのエネルギー(気)の放射、入射は皮膚表面から行ないます。この為には皮膚の開放、皮膚と空間の微細な密着感が重要になります。皮膚の開放とは皮膚を励起状況にし、皮膚のエネルギーレベルを高めるのです。その為の方法として、子供の頃に広場などで寝転び、太陽の光を浴び、皮膚表面が暖かくなり、リラックスし、気分爽快になったことが有ると思いますが、その時の体記憶を思い出させるのです。そうしますと皮膚表面がほんのりと温かくなり、皮膚が励起状態になります。気分もリラックスします。このような状態が皮膚の開放状態です。この時、開放さた皮膚と空間の間には微細な密着感が発生し、それが自分自身おも、リラックスさせるのです。この感覚は母体の中で胎児期に過ごした感覚と同じです。ほんのりと暖かな空間のエネルギーに包まれ、落ち着いた、何も不安の無い、リラックスした状態です。全てを自分を包み込んでいる空間のエネルギーに託す、そんな感じです。

  3月25日の原気呼吸法の解説(2)原気信認
  3月27日の原気呼吸法の解説(3)意識分画
に記載した原気信認、意識分画を含め、誘導方法を記載します。

①原気の信認

 ”万物を微細化すると原子、中性子そして最終的にはエネルギー(気)の渦となり、この宇宙空間にはエネルギー(気)が満ち溢れているな~。”

 この”・・・いるな~.。”が重要です。また、”な~。”と少し延ばすのがよいです。
これが無意識層に呼びかけるのです。けして、”・・・いる。”ではないのです。

②自分の分身の確認
 
 ”自分の体から離れた空間に自分の体から分かれた自分の分身がいるな~。”
 ”自分の全身を覆うように、包み込むように自分の分身がいるな~。”
 ”その分身が自分の体を眺めているな~。”

と思います。これを数回繰り返します。
自分の体が柔らかなエネルギー体のようなもやもやした物に覆われているような感じがします。それが自分の空間にいる分身です。

③皮膚と空間との微細な密着感

 ”自分は今、芝生の上に寝そべっているな~”
 ”自分の体に暖かい太陽の光がサンサンと降り注いでいるな~。”
 ”その太陽の光により皮膚の表面が暖かくなるな~。”

と思います。これを繰り返します。
皮膚表面がほんのりと暖かくなると思います。

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