梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

脳と代謝物質と体カルマ(10)老廃物の体からの発散(5)空間の意識

2008年02月05日 | 呼吸法
 原気呼吸法の特徴は空間の意識を使った、脱カルマ瞑想法ということをこのブログでは何回も記載しています。自意識を使っていないので、体に優しい、気楽な瞑想法です。しかし、空間の意識とは何でしょうか。空間の意識とは全てをこの宇宙を司る意思(神?)に自分自身を任せることです。無責任のようですが、貴方任せに、任せるのです。しかし、自分の意識を忘れ、自分自身を宇宙を司る意思に全て任せるという事は本当は最も強いことなのです。
 原気呼吸法の誘導はこのように貴方任せに誘導を行うのです。昨日何かを行ないながら、ながら的にエネルギー(気)の放射を行なう事を記載しましたが、これも無意識な誘導を行なっているのです。自意識を使って自分の体からエネルギー(気)を出すことは、自分の体の中かにあるエネルギー(気)を無理やりに空間に出そうとする事です。空間の意識を用いてエネルギー(気)を放射するというのは自分を取巻く空間の力で自分の中のエネルギー(気)が引っ張り出されるような感じになることです。その時自分の全身の皮膚の表面が空間のエネルギー(気)によって引っ張られ、広がって行く感じがします。
 今まで記載している原気呼吸法の誘導方法を空間の意識を強調した誘導方法に少し変更した放射のみの誘導を記載します。

  ”自分を取巻く空間にはエネルギー(気)が満ち溢れているな~。”
  ”自分を取巻く空間によって、全身の皮膚の表面から前後左右にエネルギー(気)が引っ張られるように出て行くな~。”
 
と思って下さい。これを繰り返して下さい。
多分、今までの

  ”全身の皮膚の表面から前後左右にエネルギー(気)が出て行くな~。”

という誘導とはまた、別の感じがすると思います。
 このように誘導する言葉を少し変えるだけで、体が微妙に反応します。私は、今日の誘導の方が気分が和らぎ、リラックスし、老廃物の発散の効果も良いような気がします。

原気呼吸法で無意識な誘導をするには、この誘導方法の言葉の中で記載しています、
  ”・・・・な~。”
の語尾があなた任せの、無意識な誘導を行う為に重要な言葉です。この”・・・・な~。”を少し長めに思っていただければ効果的です

 自分の分身が自分の体を眺めますと、皮膚表面からエネルギー(気)が放射されるようすが感じられると思います。もしかすると、その様な感じが頭の中に思い浮かぶと思いますが、それが貴方の分身が眺めていることです。

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