梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

原気呼吸法の解説(1)誘導の基本的要素

2008年03月23日 | 呼吸法
 原気呼吸法は脱カルマ瞑想法です。空間に意識をおいて無意識に、貴方任せに誘導しますので、体に負担が無く、体に優しく、リラックスした状態で誘導ができます。体の中のエネルギー(気)を空間に放射し、その放射により体の中に滞留しているカルマを空間に発散させます。また、空間のエネルギー(気)を体の中に入射し、その空間のエネルギーで体に滞留しているカルマを流動化させ、体に空間のエネルギー(気)を蓄積する誘導法です。空間のエネルギー(気)と体の中のエネルギー(気)が皮膚表面を通して交流し、一体化し、自分の体が宇宙空間の中に溶け込みますので、自分の存在がなくなり、自分の心身が非常にリラックスし、落ち着いた気分になります。広大な宇宙空間の中に自分が溶け込んだ、家の中に居るのですが、エネルギー(気)に満ち溢れた、広々とした草原や山の頂上や森林の中に居るような、そんな気分になります。

 では、原気呼吸法はどの様な誘導方法かと云いますと、その原気呼吸法の誘導の基本的な要素は次のようです。今回はこの基本的な事項について順次記載したいと思います。

 ①原気信認
    原気呼吸法ではこの宇宙空間に原気が満ち溢れていることを認めることが前提となります。全ての物質は原子、中性子と微細化して行きますと最終的にはエネルギーの渦から成り立っていることを認めることが前提となります。この宇宙はブラフマンに覆われています。万物、自己も同じブラフマンから成り立っているのです。

  ②意識分画
    自分の体とは別に自分の体の外の空間に自分の分身がいると思います。そして自分の意識と自分の分身の意識を分離します。空間にいる自分の分身が、自分の体を観照し、全てをその分身に託し、誘導します。自分の自意識を使いエネルギー(気)の誘導をするのではなく、空間に居る自分の分身の意識を使い誘導することにより無意識なエネルギー(気)の誘導がし易くなります。ここで意識といっているのはエネルギー(気)であり、宇宙を構成する最終的な物質エネルギーの渦です。自分の意識で誘導することは自意識を使った誘導になります。自分の分身の意識を使った誘導は無意識な誘導になります。

  ③皮膚の開放(空間との微細密着感)
    体の中から空間へのエネルギー(気)の放射、また、反対に空間から体の中へのエネルギー(気)の入射は皮膚を通して行なわれます。その為には皮膚と空間との微細な密着感が重要になります。この為に、体をリラックスさせ、幼い時の記憶を呼び戻し、皮膚表面のエネルギーレベルを高めます。

  ④意識放射の誘導
    全身の皮膚表面からのエネルギー(気)の放射の誘導を行います。全身を覆う空間の力でエネルギー(気)が引っ張られるように放射の誘導を行います。

  ⑤放射する場所の移動
   耳・鼻の下部から手足の末端まで徐々にエネルギー(気)を放射する部分を移動させます。全身を覆う空間の力でエネルギー(気)が引っ張られるように放射の誘導を行います。

  ⑥カルマの溶解誘導
   宇宙空間から全身の皮膚表面に向けてエネルギー(気)を入射させる誘導を行います。それにより、体の中の老廃物(体カルマ)を溶解します。

  ⑦入射する場所の移動
   手足の末端から耳・鼻の下部まで徐々にエネルギー(気)を入射する部分を移動させます。それにより、体の中の老廃物(体カルマ)を溶解します。

  ⑧カルマの排除誘導
   溶解した老廃物を全身の皮膚表面からのエネルギー(気)の放射と共に発散さる誘導を行います。全身を覆う空間の力でエネルギー(気)や老廃物(体カルマ)が引っ張られるように放射の誘導を行います。

  ⑨放射する場所の移動
   耳・鼻の下部から手足の末端まで徐々にエネルギー(気)と共に溶解した老廃物を放射する部分を移動させます。全身を覆う空間の力でエネルギー(気)や老廃物(体カルマ)が引っ張られるように放射の誘導を行います。
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