梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

新しき人類

2008年01月03日 | 呼吸法
 原気呼吸法はヨガ的に云うならば脱カルマ(仏教的には云うならば脱業)を目的にした行法です。故山手国広さんが現代ヨガの会の実習会で教え出した呼吸法です。人類は本来有機結晶体のとしての宇宙体であります。しかし今の人類はカルマに汚染されその有機結晶としての心身であると云う宇宙意識を忘れています。その人類に脱カルマ行法としての原気呼吸法を行なう事により、忘れた宇宙意識を取り戻させることを目指した行法です。それは母体の体内の胎児のように純粋な、カルマ(業)に汚染されていない人類を取り戻すことなのです。
 現在社会は動物としての人間が持つ動物的カルマ、集団生活を行うようになった人間が自然発生的に作り上げた社会的カルマ、それに個々人の欲望など生まれ育った過程で発生した個人的カルマなどにより問題多き、混沌とした社会になっています。そのカルマにより戦争など色々な社会現象が発生しています。また一方、21世紀は地球上の全生物を破滅するかもと云う瀬戸際に来ています。
 多分多くの人々がこの忘れた宇宙意識を取り戻しましたら、大きな共鳴の力が働き、今の社会構造は瞬時に全て変り、別の新しい社会がそこに誕生すると思います。この忘れた宇宙意識を取り戻す為の動きは原気呼吸法だけではないです。色々な行法を行なった結果として脱カルマを行い宇宙意識に目覚めた人、また、生まれながらにして宇宙意識に目覚めている人、現在の社会の矛盾に気が付き宇宙意識に目覚めた人など多彩な人々の有機的な結合になると思います。20世紀の最後の頃からインターネットが普及し出し、現在はインターネットの世界で世界中の人々が有機的に結合する事が可能になりました。このようにハードウェア分野での環境は整いました。後は多くの人々が宇宙意識に目覚め、幅広く連携する事だけです。そして新しい人類が発生する事です。21世紀はその流れが加速する世紀になると思います。
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