台湾ファンの会 『台湾の謎』

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台湾原住民

2015年03月04日 | 台湾の歴史
台湾原住民
元々 台湾に住んでいた人々のことです
現在のインドネシアあたりの南方からやって来た
そういわれています
現在の人口は約50万
清朝時代には「生番(せいばん)」日
本統治時代初期には「生蕃」と呼称されたようです
「番」も「蕃」も中華文明世界の外の意
漢人への同化が進んでいたものは「熟番(蕃)」と呼称された)
日本統治時代中期である1935年(昭和10年)6月4日に
台湾総督府が公布した「戸口調査規定」において
先住少数民族に対する差別的呼称「生蕃」と「熟蕃」を「高砂族」と「平埔族」に改正した


国民党時代になっても彼らの呼称は度々変更されています
先ず、山地同胞とか高山族と呼ばれ
現在では原住民と呼ばれているようです

台湾原住民は日本人のように一つの民族一つの言葉ではありません
隣村に行けばもう言葉が通じないような多言語社会であるようです
日本統治時代には高砂族の研究がなされ
大きく分けて九族であるとされてきました
現在はもっと細分化されているようですが
彼らは何百年も部族同士で争ってきた歴史があるようです

タイヤル族とかアミ族とかパイワン族とかが単位で
言語も習慣も大きく異なるようです
台湾の南投県に「九属文化村」というテーマパークがあります
かなり昔に訪れたことがありますが
広大な敷地に様々なものがあります
ナルワンというのが共通の言葉で「こんにちわ」の意味だと
教わったのをいまでも覚えております

映画KANOに出てくる三族混合というのは
この高砂族と日本人と台湾人という意味です
その下の段階の何族であるかまでは問題にしていないようです
高砂族は運動能力に優れているようで

少年野球で活躍したのも高砂族こと山地原住民です
有名な郭 源治さんもアミ族出身とのことです

台湾の人口2300万人
そのなかで50万人しかいないのに
強烈な存在感をもつ台湾原住民
KANOでも見に行きませんか

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