絵話塾だより

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2017年2月11日(土)イラストじっくりコース・たかいよしかず先生の授業内容

2017-02-13 18:11:14 | イラストじっくり塾
たかいよしかず先生の授業は今日で今期最後です。
最後は三時間授業で、二つの課題の講評でした。

その前に。
たかい先生が関西でお馴染みの「となりの人間国宝さん」に認定されたそうです!
2017年1月6日放送の関西テレビ「よーいドン!」に、出演されました。
ステッカーも見せていただきました。見られた方いらっしゃいましたか?
撮影秘話も楽しくお話し下さいました。



さて、課題の講評へ入ります。

1.「四コマ漫画」
・引っかかり、「え?」と思わせるものをプラスしていると話がふくらむ。
・登場人物が複数いる場合、すぐわかるよう色分けして見やすくする。
・白が多い画面は、ここぞというシーンで背景に色を付け効果的に見せる。
・3回同じパターンを繰り返すと面白くなる。
・ブログにあげてどんどん発表してみる。
・お話の最初と最後をもう決めておいて作るのも手。(ハリー・ポッターもその手法だそうです)




続編もぜひ見てみたいという作品も!皆さんさすが笑いのセンスもあり!



間に少し休憩を挟んで後半へ。




2.「新技法」
・市販の紙のパッケージに刺繍を施した作品
・紅茶の葉で着色して、葉をそのまま貼り付けた作品
・木製パネルに気を染めるオイルを塗り色鉛筆で手描きした作品
・パレットに残って固まったアクリル絵の具が自然に取れるまで放置し、そのカケラに目鼻を描いて名前も付けた作品
・ポリフという技法で作った作品
・クレパスを濃く塗って引っ掻いて描いた作品




この世の中には絵の上手い人は沢山いる。
「新技法」は何で勝負していけるか探すための課題で、自分の強みを発見するきっかけです。

・描かないと上手くならない。
・やりたいことや夢は人にどんどん言ってみる。それがいつか実現することもある。
・公募展に出そう。受かる受からないは関係ない。作品が溜まると思って出していく。溜まれば個展をする。
・趣味でやっていることを人に見せていくと仕事につながることもある。

また、本がお好きなたかい先生は今回もおすすめの本を多数持参して下さいました。
一部ご紹介します。

『small planet』本城直季写真集 2006年 リトルモア
『ウミウシ』今本淳 著(写真・文)2007年 二見書房
『粘菌生活のススメ』新井文彦 著/川上新一(監修)2016年 誠文堂新光社
『郵便をゆく』イカロスMOOK 2015年
『考具』加藤昌治 2003年 CCCメディアハウス
『400のプロジェクトを同時に進める佐藤オオキのスピード仕事術』2016年 幻冬舎
以上です。

自分の興味あることや好きなものはお金を出して買うこと。なぜ自分がこれを好きなのか気持ちを確認するためにも時々見返すことができる。
興味があろうがなかろうが本屋へ行きいろんな分野のコーナーを歩いてみよう。ネットですと興味のあるものしか見ないので情報をあらゆるところから得るためにも
足を運んで見に行くことは大切!

たかい先生、今期も楽しい授業をありがとうございました。




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