顔面痙攣入院記

顔面痙攣でこれから手術を受けようか迷ってる人の、参考までに。
髄液もれになりましたが完治しました。

5年経過

2015年04月10日 | 日記
お陰様で、5年が過ぎました。
痙攣の期間より、術後の年月の方が、長くなりました。

とても元気です。!(^^)!
仕事をして、趣味を楽しんでいます。♪

1年前の時に書いた、手術痕の痛みは、
睡眠不足でなる事が、分かりました。

美容と健康、若さを保つ為にも、早く寝よう~
と、言いつつ、今夜も夜更かしをしている。。。

4年経過

2014年06月08日 | 日記
 手術後4年過ぎました。
お陰様で元気です、、、、
と言いたいのですが、、、
うーん 
3月頃より、時々手術で陥没しているあたりが、痛む。。
偏頭痛のような、痛み。

体調がすぐれないとき、睡眠不足時に、多いかな。

今の所は、様子見ですが、痛みが継続するようなら、
病院へ行こうと思っています。

久々に

2012年07月08日 | 日記
  久しぶりのブログ。
  見てびっくり。 様式が変わっている。
  60日更新がないと、変更になるそうです。
  更新すると、元に戻るそうな。。。
  では、

  
  お陰様で手術後2年3ヶ月過ぎました。
  
  シャンプーしている時に陥没している、傷跡に触り、
  手術を思い出す位です。
  
  普通になんの支障も無く、
  とても元気元気です♪
  
  先生はじめ病院の皆さん、会社の人達、友人、家族、などなど、
  
  ありがとうございました~!!




はじめに

2010年05月05日 | 日記
このブログは今年、平成22年3月の顔面痙攣の手術時の記録です。

手術を決める時、インターネットの情報および、色々なブログ、ホームページが
とても参考になり、励まされました。

髄液漏れにはなりましたが、
お蔭様で、完治し、痙攣のない快適な日々を過ごしています。


主に髄液漏れについて、書いてあります。

読みやすい様に順序を上からにしてあります。







手術前

2010年05月05日 | 日記
私が顔面痙攣になったのは、3年前の7月でした。
その週はとても疲れていました。
金曜日の午後、仕事のミスが発覚したとたん、左ほほが動き、
左口角から顔が耳の方へ、持ち上げられるように、ピクピクガタガタ動きました。
疲れの為と思い、翌日土曜日と日曜2日間寝ていましたが、
一向に良くならず、次の土曜日に脳外科を受診して、病名が判りました。

その時の先生からは、次の事を聞きました。
薬は効く人も中にはいるが、気休めの場合が多い。
だんだん症状は悪くなる。良くはならない。
ボツリヌス菌を顔に打つ方法もある、が、三ヶ月位しかもたない。
根本治療は手術しかない。時々動く位なら、様子を見て、動きぱっなしになった頃
手術を考えれば、いいのではないか。

処方されたデグトールは2日しか、のみませんでした。
まだ、この頃はそれほどでもなく、人と話を始めると動きだす位でした。
翌年秋には、なにもしていなくても動く様になり
いつしか寝ていても動く様になりました。
お灸と針にも通いました。

昨年秋からは、来客にも気づかれるようになり、目どうかしましたか?
などと、よく聞かれました。

年末夜、久しぶりにこの病気をネットで調べたら、
3年前より、手術した人のブログやホームページが増えていて、
とても励まされました。読んでいるうちに、
手術を決意!
 
それから色々調べ、元旦にはM病院での手術を決意。
手術件数の多さ、と、交通の便が決め手でした。
2日には都内に行く用事があったので、行ってM病院の場所を確認しました。

4日には、電話で予約を取り、紹介状を今までの脳外科でもらいました。
仕事初日には、3月手術で長期休みを願い出。
13日外来、初診。3月手術希望を伝え、この日に、検査も出来るところは受けました。
予約を取らないと、出来ない検査は29日で予約を取り。
家族もその日一緒に来るようにいわれました。

29日にはMRI、聴力検査などをして、3月手術となりました。

こうして、年末から短期間で手術が決まりました。










入院 手術

2010年05月05日 | 日記
入院日  朝9時半までに病院へ。
入院受付を済ませ、病室へ。
パジャマに着替え熱を測ったら、37度6分!
ここまで来て、熱の為手術できなかったらと、ドキドキ。。。   
寝ていれば熱が下がるかも、と自主安静。
でも、色々な事があり、あまり寝てはいられませんでした。
  (結局退院時まで熱は37度台でした)

採血、採尿、身長、体重、血圧、測定。
先生より手術に関する説明。
CT レントゲン検査。
手術する側の耳の後ろの剃髪。
看護師の手術前オリエンテーション。
手術室看護師の訪問。
麻酔科医師訪問。
脳外科部長回診。 
入浴。
夕食を食べ、水分摂取は夜10時まで。

手術日   6時起床。
トイレ済ませ、手術着に着替え、看護師さん点滴入れ、
8時20分頃、ストレッチャーに乗り出発。
病棟階のエレベーターまで、家族が見送ってくれました。
強度の近視の為、周りが見えず、気持ち悪くならないように、目をつぶっていました。
手術室に入り、ストレッチャーから手術台へ移り、眠くなります~と言われ、そのまま。。

目が覚めたのが、病室で自分のベットへ移された時。14時頃。
頭うごかさないで、寝て下さい。と言われ。
足には血栓予防の機械がついていて、動けず、口は渇き、時間はわからず、眠れず、
ジリジリジリとした、感覚が強く、何回もナースーコールをしてしまいました。
熱も38度以上あり、座薬を入れてもらい、水を飲めないので、うがいをさせてもらい、
口には酸素マスクがしてありましたが、咽がいがらっぽく、ネブライザーをしてもらました

動けず、じーっとしているしかない、熱のある、手術日の夜が一番大変でした。

翌日 手術後1日目。
血栓予防機械が外れ、徐々に体を起こし、トイレへ。
トイレまで歩けたら、排尿官が外れ、水を飲む。
お昼はおかゆ。食欲はない。
午後、車椅子で、CT検査、レントゲン検査。
ベットで寝てはいるものの、昨夜に比べ、体も気持ちも楽になりました。
肝心の痙攣は、手術前と変わらず、動いています。






髄液漏れ1

2010年05月04日 | 日記
手術後2日目にくしゃみが出て、鼻水が出ました。
鼻水が出たらナースコールをする事になっており、看護師さんが走って来ます。
試験紙を鼻水に漬け、調べます。
髄液漏れ、髄液鼻漏になってしまいました。(髄膜炎の原因となりうる)

    脳は髄液の中に浮いていて、髄液を硬膜が被い、硬膜を頭蓋骨が被い、
    頭蓋骨を皮膚が被っています。   髄液鼻漏は、髄液が硬膜の穴から漏れ、(手術の縫い合わせた針の穴)
    乳突包巣を介して鼻から漏れている状態。
    乳突包巣は、骨が蜂の巣の様に空洞になっており、大きさは個人差があり、
    この部分が大きい程、髄液漏れになりやすい。


髄液漏れは、この病院では1%の確率との事でした。
手術前のMRI画像にて、私の頭の形状は、髄液漏れやすい事は判っていました。


治療法は   ① 臥床安静
        ② 腰椎穿刺 髄液を抜いて脳圧を下げ髄液が漏れにくくする為に
            腰の骨から注射器で髄液を10~20mi位抜く。
        ③ 腰椎ドレナージ 腰に細い管を入れ、一週間程続けて髄液を抜く。
        ④ 手術 硬膜の穴を閉じる。

       




髄液漏れ2

2010年05月04日 | 日記
腰椎穿刺  を 行いましょう。  と 先生が言う。。。。

え! ちょっと待って下さい!  心の準備が出来てない!
早いほうが良いとの事。  でも。。。怖い。。。

ぐずぐずしぶっていたら、とりあえず様子を見る事になり、安静になりました。 が。。。

翌日夕方、翌々朝にも髄液出てしまい、手術後4日目に腰椎穿刺を行いました。
先生の言う事を聞いて、すぐに、行った方が、良かったようです。

カーテンを締め、自分のベッドの上で丸くなり、先生の方へ腰を向け、局所麻酔をし、
注射器でゆっくり髄液を抜きます。(20ml程)麻酔が効いているので、
痛みは全く有りません。

手術後日にちが過ぎてしまった為、3日連続で抜くと言われました。1日1回。

脳圧を下げるという事は、起き上がると頭痛がします。頭全体がぎゅーっと締め付けられる
ような痛みです。寝ていれば何も有りません。
1日目では、それほどでもなかった頭痛も、2日目抜いた後は痛く、食事で起きている時、
トイレの帰りが痛く、大変でした。(安静なので、起き上がるのは、食事とトイレのみ)
先生は、痛いほうが効いていて良い。と言ってました。
頭痛の痛み止め薬を私は3日間午前中服用しました。


痛がっていたので、3回目は結局抜きませんでした。
抜いたほうが効くが、あまり頭痛が酷くなると、その後の回復が遅くなる。との事。
初めて髄液を抜いた日から5~6日間頭痛がありましたが、ピークは2日目と3日目でした。

安静でベットの上で一日中ごろごろ、でも頭を置く位置は2方向のみ。
手術の傷があるので、真直ぐ上向きor斜め上向き、うつぶせは髄液漏れを誘発するので×
ラジオをイヤホンで聴くと耳に水が入っているので、変な感じで聴く気になれず、
本を読むには、裸眼視力が弱く、メガネは頭に包帯が巻かれているので、
片側しかメガネをかけられませんでした。それでも3冊は本を何とか読みました。
この安静期間は、色々な事を考える、十二分な時間でした。










退院

2010年05月04日 | 日記
安静中は常に鼻水が出る事に怯えていました。
1回出てしまいましたが、鼻水でした。(髄液なら、腰に管を入れる事になります)
手術術後10日目に、ディルームへ1回のみ行って良い事になりました。

11日目に病室のある階のみ歩いて良いことになりました。
やっと安静解除?ただし鼻水(髄液)が出たら、即、腰に管を入れ安静です。
この日12日振りにシャンプー(入院した日以来)。看護師さんの洗い方指導を受けながら、
浴室の椅子に座って、シャンプーしました。

12日目からは病棟内を歩いて良い事になり、1階の売店へ行って来ました。
13日夕方、先生より、退院時療養計画書をいただき、今後の留意点の説明などがあり。

手術後14日目朝退院。
家族に迎えに来てもらい、請求書が病室へ届くのを待って、退院です。
同室の人と、ナースステーションにいた看護士さんに挨拶をしました。
(先生はこの時間には、病棟にいなく、前日に挨拶は済ませました。)
1階の会計機で支払いを済ませ、保険請求の為の文書を依頼して、
16日振りに病院の外へ出ました。

体力がない!  ゆっくりしか 歩けない!
世の中のスピードについていけない!!
タクシーで上野駅まで行き、電車に乗るまでが、とても長く長く。。。
駅の中を歩くだけでも、病み上がりの体は大変でした。

いろいろな音も耳の中を駆け抜け、久々の世間は新鮮でもあり、うるさくもありました。

こんな状況の為、帰宅後は久しぶりに熟睡しました。

退院後の痙攣

2010年05月04日 | 日記
退院時には、痙攣は手術前と変わらず、動いていました。
病院の説明では、手術した人の三分の一の人が、手術後すぐ痙攣がなくなり、
三分の二の人が残存しているが、退院後2週間から一ヶ月かけて、消失していきます。
との事でした。
最長で、2年で消失した人がいたとも、聞きました。

相変わらず動いていても、上記の説明を受けていたので、あまり気にはしませんでした。
そのうちに消失するだろうな~。早い方が良いのは良いけど。。。。

退院後20日目突然その日は来ました。前日の昼食時には動いていたのに、その日夕方気が付いたら
全く動いていませんでした。!!


朝、目が覚めた時、痙攣している。また電車で寝ている時、痙攣で目が覚める。という事が
多かったので、目が覚めて動いていないのは、とても幸せです。

痙攣の為に、人の目を見て話を出来ませんでしたが、今では、良く見て話が出来ます。


快適です。