鏡味仙三の丸一日

KAGAMI SENZA OFFICIAL BLOG

花かげの道に桜を植樹!

2015-02-08 22:24:52 | 山登り

雪降る中、向嶽寺には、沢山の皆さんが集まっただよ。

塩和会さん主催の植樹祭。童謡「花かげ」に因み桜吹雪や十五夜お月さまをイメージした曲芸をかがみもちは奉納。

スコップ持参で、塩の山西側の山際に、約百本の桜をみなさんの力合わせて植えたけんど、降雪続くなか、記憶に残る植樹になっただよ。

ボコの成長と桜の成長…。楽しみじゃんね~。来春には、可愛らしい花を見せてくれるずらね!

そして10年に20年後には、桜の名所となり、桜吹雪が舞うことを祈り升!

【「鍋割山」山行記録】

2012-12-06 23:53:16 | 山登り
◆目的地
鍋割山(1273m)
全行程約16,5km
標高差約1498m
総歩行時間5時間45分

◆行程タイム
2012年12月6日(木)

※当日朝に、小田急線渋沢駅よりバス約15分

大倉バス停(8時25着[体操]8時40分発)
→大倉高原山の家(9時10分着[休憩]9時20分発)
→駒止茶屋(10時着[休憩]10時10分発)
→堀山の家(10時40分着[休憩]10時55分発)
→花立山荘(11時40分着[休憩]12時00分発)
→金冷シ(12時30分着通過)
→鍋割山(13時10分着[昼食]13時50分発)
→後沢乗越(14時20分通過)
→二俣(15時通過)
→大倉(16時着)

バスにて渋沢駅へ行き、徒歩15分にある湯へ寄り、打ち上げをして帰路へ。


……
師走になると、天候が安定し、富士山が綺麗に見えると言うことで、楽しみであった。予報によると、山頂は昼でも1度。ヒートテックの股引きとTシャツを着て、寒さ対策。長袖シャツも一枚多めに持った。

駅の改札口にて、落語家[二つ目]の林家彦丸君と待ち合わせる。日頃もカッコイイが、山の服装・装備姿も、二枚目。今回は、山行計画を立ててくれた。

バス乗り場には、多くの登山客が既に待っていた。晩秋の紅葉目当てに、老若男女十人ぐらいが、丹沢山塊を目指している。雲一つない澄みきった青空に心踊る。

バスは山里を抜けて大倉バス停に。山慣れた方は、着くなり山を目指し歩き始めていた。

靴紐をしっかりと結んで歩き始めるとすぐに、暑くなってきた。登り始めは体がキツイ。風邪気味のため鼻がつまり、思うように呼吸が出来ず、苦労した。

しばらく登ると道が別れていた。左に行くと開けた所に水のみ場があるようで、観望も期待しながら進む。大倉高原山の家からは、視界が開け水のみ場があった。顔を洗うと気持ちいい。

駒止茶屋を経て、堀山の家では、お湯を温めて豚汁を食べる。花立山荘に到着。富士山を美しく眺めながら、相方・仙花の手づくりのお握りを一つ食べ、彦丸君から紅茶をもらう。体調がいまいちのため、疲労が思った以上に溜まり始めているようだ。塔ノ岳との帰路を過ぎて、金冷シ。面白い名前で由来が知りたい。なだらかな尾根を歩き、鍋割山に到着。

名物・鍋焼きうどんを注文。旨い・温かい!しかし、外は寒くあっという間に冷えてしまった。山ガールも皆、同じものを頼んでいた。ここは、水場がないために登山者に水の持参(カンパ)を呼び掛けている。わたしも1リットルを寄贈したが、ご主人は大変に喜んでいた。

後沢乗越から、二俣へ出て、川を渡り
大倉へ。バスにて渋沢駅へ行き、徒歩15分にある湯へ寄り、打ち上げをして家路へ。

神奈川から見る富士山も、大変素晴らしい眺めであった。来年も善き年になりますように…

【「大菩薩嶺」山行記録】

2012-10-28 14:02:49 | 山登り
◆目的地
大菩薩嶺(2056,9m)
全行程約17,7km
標高差約1157m
総歩行時間6時間30分

◆行程タイム
2012年10月19日(金)

※前日夜に、塩山温泉に泊まり、塩山駅よりバス約30分

大菩薩峠登山口(8時着[体操]8時5分発)
→千石茶屋(8時35分通過)
→第2展望台(9時5分着[休憩]9時10分発)
→上日川峠(10時着[休憩]10時10分発)
→福ちゃん荘(10時30分着[休憩]10時40分発)
→大菩薩峠(11時30分着[昼食]12時10分発)
→雷岩(13時20分着[休憩]13時30分発)
→大菩薩嶺(13時40分着[休憩]13時45分発)
→雷岩(13時55分通過)
→福ちゃん荘(14時40分着[休憩]14時50分発)
→上日川峠(15時5分着[休憩]15時15分発)
→大菩薩峠登山口(16時15分着)

大菩薩の湯に寄り、バスにて塩山駅。帰途へ。


……
台風一過となり安心した。バスに乗り込む頃はまだ雨が少し降っていたが、次第に止み登山口より歩き始めると、薄日が射してきた。

出発前に宿の風呂にて、湯船にじっくり浸かり、かなり体が柔らかくなっていたため、出だしはスムーズ。裂石山・雲峰寺に上がる長い階段を横目に、民家や工場の合間にある、舗装された道を歩く。下ろし立ての登山靴であったが、靴下を二重に履いたので、靴擦れの心配も無さそうだ。

しばらく歩くと大樹の根本にお地蔵さんがいた。赤い帽子を被り、優しく迎えてくれた。ここから車道を離れる。芦倉沢川を渡った直ぐにある千石茶屋は、閉まっていた。熊出没注意の看板があり、熊鈴を装着。下の登山口から登ってくる人は少なく、ここから上日川峠まではあまり歩いている人が居そうにないので、熊に自分の存在を知らせることを考え鼻唄を歌いながら、登山道へ入った。

進んでも進んでも、私より数分前に同じところから歩きだした、バスに乗っていた大菩薩嶺まで行くという年配の男性は見えない。かなりの健脚だ。先を行ってくれたお陰で蜘蛛の糸が顔にかかることはなく助かった。霧が所々で発生していたが、木立の合間から太陽が見えた瞬間、目の前に虹が見えた。太陽を中心にドーナツのように七色のリングを描いていて、思わず立ち止まり観察した。都会の雑踏では見ることのできない幻想的な光景。神秘の一瞬を味わうことができた。

途中、崩壊しているので迂回をし再び舗装された道へ。二、三分でもとのルートに戻る。この辺りは栗の木が多くトゲの付いた殻が一面に転がり、まるで絨毯のようになっていた。踏んだ感触が心地よい。お手玉しようと、ひとつ拾った。軍手はしていたがトゲが肌に刺さり痛くて曲芸は諦めた。ブナ林もあり、食糧豊富で動物には住みやすいところだろう。

上日川峠に到着。車で来た方は、ここまで乗り入れ停めて、登るようである。大菩薩峠へ行くというご夫妻に、ここで長兵衛山荘を背景にカメラのシャッターをお願いした。このあと、福ちゃん荘を出て暫くすると再び会うのだが、聞けば埼玉在住で、夫婦で登山を毎月のようにされているとのこと。大菩薩も常連さん。昔に大菩薩峠にある介山荘でもらった、登頂記念の栞を拝見する。「ここから富士山がよく見えますよ」と、見張らし良い場所を教えてくれた。私は先に歩き始めたが、二人は私とほぼ同じぐらいの歩くペースらしく、カランコロンと、夫婦の熊鈴が仲良く心地よく鳴る音が、大菩薩峠に着くまでよく聞こえていた。

大菩薩峠に立った。北は八ヶ岳、南アルプスの連山、そして富士山が眼前に現れた。視界を邪魔する雲はない。三千メートルを越える山々の頂き部分は雪を冠していた。周囲の木々は赤や黄に色付きはじめ、ススキも揺らいでいた。東京方面もよく望めた。東京スカイツリーが見える場合もあると聞いてはいたが、生憎遠くは霞んでいて見られなかった。

営業していた介山荘で、おでんを注文。今日の最高気温は山頂で20度ぐらいとは把握していたが、風もあり体感温度は低いであろう。登っていた時は汗だくだか、やはり止まると山頂は寒いので、温かいものが食べたい。先程のご夫婦と再会し、昼食をご一緒させていただく。有り難くも、おかずや味噌汁を分けて頂いたので、お返しに大根や卵を差し上げた。私が芸人だと言うと、芸能の話でが盛り上がった。南アルプスをバックに写真を撮ってもらい、先に行かれるお二人を見送った。

十分に休憩を取ったあと、大菩薩嶺を目指し出発。稜線は左右とも展望が開けていて素晴らしい。歩く速度はこんなに見晴らしが良いと、どうしても遅くなる。岩に腰掛けて何ヵ所かで富士の山に見とれていた。朝早くから構えていたであろうカメラマンが、機材を沢山備え真剣に写真を撮っていた。しかし、次第に霧に覆われた。そんな中、下界から甲高い鳴き声が聞こえてきた。雄鹿が求愛するときに出す声だと、下山してから湯で一緒になった地元の方から教えてもらったのだが、このあとも頻繁に聞くこととなる。

雷岩で、中高年のツアーの皆さんとすれ違い、すぐに大菩薩嶺。視界はないが、日本百名山に登れたことは嬉しい。セルフタイマーで写真を撮り、雷岩まで戻り唐松尾根から下山していく。

やはり午後に入ると空は曇ってくる。肌寒くなったため、一枚羽織る。急激に下るが道は比較的歩きやすく、スイスイと。福ちゃん山荘に着きアイスキャンデーを食べる。疲れたときは、やはり甘いものが欲しくなる。椅子に座り大菩薩を眺め、上を見ると、雲はなくなり晴れてきた。青い天井は、幼少のころ見た故郷の空と同じだった。自分自身も童心にかえったのだろう。

陽が次第に傾いてきた。木陰は薄暗くなってきたので、熊に遭遇しないようペースを上げる。瞬時に足を置く場所を探し、腰を落として歩くことは、バランス感覚を養うことになり。曲芸する人にとっては、よき修練だ。

登山口に無事到着。天候にも恵まれ、充実した山行であった。なお、後日談であるが山でご一緒したご夫婦に写真をお送りしたら、お肉屋さんを生業とされているそうで、美味しいすき焼き用のお肉を頂戴した。山の出会いは不思議なものである。

野口健さんより激励

2012-06-05 12:29:52 | 山登り
我が母校の甲府一高の山岳部女子が、創部以来の山梨県総合体育大会にて、優勝しました!そして、県の代表として全国大会に出場します。

タイムレースのほか、テントの設営がしっかりできているか、天気図が読めるかなどのテストがある、体育会系の中でも特殊なスポーツです。

親交のある、アルピニストの野口健さんにお願いをして、色紙を頂戴しました。「前へ前へ」という力強い言葉は、きっと現役部員の心を発奮させると思います。

あの尾根を越えれば…

荒神山登山

2011-06-01 20:50:46 | 山登り
天気は曇り。最高気温は18度。

群馬県の「わたらせ鉄道」水沼駅を10時10分に出発。

なだらかな道路を歩いて登山口まで向かいます。菜の花や菖浦が咲いています。

登山口に着くと、鴬が鳴いていて私を出迎えてくれました。立ち止まると肌寒く感じられます。

展望台からは、晴れると赤城山などが見られますが、生憎天候が回復せず、次回にお預けとなりました。

山頂近くには、群馬テレビの中継基地があり、点検のためか、作業員がいました。

12時に、山頂(624メートル)へ到着。雨が降ってきたので昼食をとりすぐ、12時40分から下山し、13時30分に、スタート地点の水沼駅に到着しました。

駅の中にある、天然温泉(600円)に入り疲れを癒し、近くのはやぶさ食堂で、上州名物ソースかつ丼を食べて帰路につきました。



山ボーイ5

2011-02-02 21:35:45 | 山登り
ミレー(MILLET)は、丈夫なザックを作っています。
大好きな山用品のメーカーです。

いつも、着物や道具を入れて持ち歩いているザックもミレーですが、五年ほど毎日のように仕様しても、なかなか壊れません(笑)

今回は、それより小さめの35リットルを購入しました。鞠や茶碗を入れるのに入れやすく、口が横長の四角に開きます。

そして、デザインと色がいいですね!落ち着いたブルーは大人っぽく、外に小さいポケットがあり、手帳を入れるのに重宝しています。

背の部分に中敷きがあると、曲芸の道具が入り難いので抜きました。街中で使う分には、無くても平気だと思います。山に登るときは、もちろん入れた方が姿勢が良くなり楽でしょう…

驚くのは二重底!中に仕切り[1:2(1が底の割合)]がつくれ、使わないモノを下に格納でき、ザックの中が整理整頓できます。

まるで、忍者屋敷の隠れ部屋です!





山ボーイ4

2010-10-08 21:48:58 | 山登り
仙三行き付けの『OD BOX本店』が大きくなってオープンしました。JR御徒町駅から徒歩0分から数十秒。一階がシューズなど、二階がザック中心、三階が男性ウェア他、四階に女性ウェア他となり、大変見易く、店内も広くて、ゆっくり買い物できると思います。

七日のプレオープンの夕方に行きましたが、レジに10人ほど並んでいました。コロンビアのシャツを買いました。脇の下に風通し良くするように、小さな穴がいくつか空いていて、ビックリ。蒸れないように工夫されていて、チェックのデザインもセンスがいいです。

こんなシャツを来て、山肌が燃える景色を見に、遠くへ行きたいですね。





落語協会山岳部取材

2010-09-08 17:44:28 | 山登り
朝は、五時半に千畳敷かホテルの窓から、ご来光を拝みました。甲斐駒、仙丈の左から昇るころに雲が朱色に輝き、とても美しかったです。

落語協会山岳部の木曽駒ヶ岳登山の、山の専門誌「岳人」による取材がいよいよ始まります。

登りはじめて間もなく、台風の影響で、霧が…
そして、こんなことあんなことが…とお話をさらにしたいのですが、来年1月号の「岳人」に山行の事が掲載予定ですので、ぜひみなさんお買い求めいただき、ご覧ください!

日本山岳会の敷島様、東京新聞の古庄様、中央アルプス観光の日田様、本当にありがとうございました。



千畳敷演芸会

2010-09-08 17:23:21 | 山登り
中央アルプスの宝剣岳の懐にある、千畳敷カールは、二万年前は氷や雪でお覆われていて、広いスペースに様々な色の高山植物が咲いていました。

千畳敷演芸会は、寄席囃子・太神楽・落語・津軽三味線が披露され、沢山のお客様にご覧いただきました。

ホテルは2600Mの標高にあり、絶景!慣れていないのに、到着後すぐに披露し、頭がフラフラのしました。広島からいらした方からも、喜びの声をいただきました。

夕飯も大変においしく、地酒で乾杯。明日は、山登りの取材です。