桜ほうさら@宮部みゆき
ここの所パトリシアコーンウェルの検屍官シリーズばかりを読んでいて、解剖のエグい表現やドロドロや生々しい人間関係にちょっと食傷気味となり(作品としては素晴らしいのは間違いないは確かだが)
キムタク主演で映画化されたマスカレードホテル@東野圭吾とかをつまみ食いとかしたけれど
(映画化されると原価作の持つ登場人物の個性やストーリーの面白さが、出演者に持っていかれてしまうのが残念なマスカレード)
新しい出会いを求めて行ったいつもお世話になっているブックオフで出会ったのがこの作品。
さらっと読み始めたけど
外国の作家のダイレクトな表現や登場人物一覧をひっくり返さないとあれっ?えっ?ってなってしまうような目の回る展開に疲れた脳に心地よい展開。
宮部作品ではすっかりおなじみの時代もの。ただ、他の時代ものようにこの世者とは思えないような怪奇現象やおそろしい化け物は無しでミステリーと呼ぶにはちと凄味足らず。
これがまた良い。
主人公のおとなしいぼくちゃん侍を軸に実は勝ち気だったワケありのお嬢様を配しそれを個性的な脇役達で固め、分かりやすいストーリー(田舎の藩の世継ぎ問題)展開で一気に読ませる。
ロマンスあり、謎解きあり、小ネタを盛り込み山谷付けメリハリ出し読者を飽きさせない。
誰もが持っている心の奥底にあるダークな部分に光を当てて、色んな事件が起こるけど結局本当の悪人が出てこない。
ガツガツ攻めていこうかなと力が入り過ぎなボクには少し力を抜いて周りを眺める余裕が必要な事を教えてくれる作品であるのは
言うまでもありません
ここの所パトリシアコーンウェルの検屍官シリーズばかりを読んでいて、解剖のエグい表現やドロドロや生々しい人間関係にちょっと食傷気味となり(作品としては素晴らしいのは間違いないは確かだが)
キムタク主演で映画化されたマスカレードホテル@東野圭吾とかをつまみ食いとかしたけれど
(映画化されると原価作の持つ登場人物の個性やストーリーの面白さが、出演者に持っていかれてしまうのが残念なマスカレード)
新しい出会いを求めて行ったいつもお世話になっているブックオフで出会ったのがこの作品。
さらっと読み始めたけど
外国の作家のダイレクトな表現や登場人物一覧をひっくり返さないとあれっ?えっ?ってなってしまうような目の回る展開に疲れた脳に心地よい展開。
宮部作品ではすっかりおなじみの時代もの。ただ、他の時代ものようにこの世者とは思えないような怪奇現象やおそろしい化け物は無しでミステリーと呼ぶにはちと凄味足らず。
これがまた良い。
主人公のおとなしいぼくちゃん侍を軸に実は勝ち気だったワケありのお嬢様を配しそれを個性的な脇役達で固め、分かりやすいストーリー(田舎の藩の世継ぎ問題)展開で一気に読ませる。
ロマンスあり、謎解きあり、小ネタを盛り込み山谷付けメリハリ出し読者を飽きさせない。
誰もが持っている心の奥底にあるダークな部分に光を当てて、色んな事件が起こるけど結局本当の悪人が出てこない。
ガツガツ攻めていこうかなと力が入り過ぎなボクには少し力を抜いて周りを眺める余裕が必要な事を教えてくれる作品であるのは
言うまでもありません