お箏で正座すると傷む古傷
そう、あれは大学生の時の苗場で痛めた左膝。
思い起こせば、ゲレンデに通い始めてかれこれアラフォーかしらん
道具も長くて細い板から幅広くなってカービング、
滑りも高速ロングターンからウェーデルンと変わってきて
子供が産まれて、子連れスキーになって
滑りの技術アップよりは安定と変わった。
リフト何本こなしたという体育会系から
そこそこ滑ってビールと温泉。
数年前からショートスキーと言うかファンスキーに落ち着く。
新し物好きなのに、新しい板買おうとかこれっぽっちもなし
の天下泰平の平成元禄時代にどっぷり。
ところがひょんな事から初スノボ。
ビンディングのしめ方から
歩きかた、リフトの乗り方
ふ~すでに汗びっしょり。
そうね~ここ何年も転んだ事無かったのに
いきなりリフト降りてコケた、
グローブが雪まみれでびっしょりなんてのも初体験!
コケたら立てない、ようやく立って滑り出したら
すいません~どいてー
私どこに行くのでしょう!状態。
ただこうやって
今までの自分だったら冷笑していた
ゲレンデのバタバタ君を実際やってみると
いかに今までの自分が安全な無難なところに
身を置いていたかに気が付いた。
絶対に転ばないつまり冒険しない
若い頃会社の仲間と八方で
片足で連続ターン!
とか取り組んでいた頃みたいな
新しい技術にチャレンジしない
あぁすっかり守りに入っていた
自分に気が付いた。
これじゃだめだめだめー
ダメよダメダメ
スキーだけじゃなく日常生活でも
後数年で定年とか体力の低下とか
言い訳して
後ろ向きだった
そう思い直すと
同じ景色も感動的に映る
残った人生(チョット大げさ)
こんな雪道だって
ガンガン登って行こうぜ
平成元禄時代の黒船になった
スノーボード体験!
今年は、アグレッシブに攻めるぞー