MBA -30歳からの挑戦-

30歳を機にMBA取得を志した挑戦者の、勇気あるも困難に満ちた成長物語。アメリカから帰国後、再就職しました。

雨の音

2007年02月28日 | 雑感
朝から降り続く雨…。ここしばらく雨が多い。地面に静かに吸い込まれていく雨の音。私はそんな雨の音が好きだ。耳を傾けていると、その世界に吸い込まれるようだ。それはなんとも楽しげに、なんとも悲しげに、一心不乱、ジジジジと降り続ける。やぶからぼうに思う。このままずっと雨が降り続いたらいいのにと…。優しく、時に激しく大地に降り注ぐ雨は、私の喜びや悲しみなど、どうでもいいといった具合にもくもくと降り続ける。喜 . . . 本文を読む

JOBインタビュー

2007年02月25日 | MBA・留学
少しずつ慣れてきたのかも…。今日はある米系企業の面接の日であった。面接と言っても、電話面接である。あいにく、普段は丈夫な身体が、こんな時に限って風邪気味で、咳は出るし、喉はイガイガする、きっと熱もあるのだろう、体調があまりよくなかった。近頃はとりわけ気温が低く、きっと身体もあまりの寒さに驚いているのだ。それでもおもしろいのは、気が張り詰めていると、風邪の進行は最悪までには至らない。「病は気から」と . . . 本文を読む

GO (2001)

2007年02月21日 | 映画・DVD
名前ってなに?バラと呼んでいる花を別の名前にしてみても美しい香りはそのまま。映画や小説の作品内容の奥深さというのは、諸刃の剣だと思えてならない。ビジネスの観点からすれば、できるだけ最大多数の人々に受けの良い作品を作らねばならず、監督や制作スタッフ側の本音からすれば、「本当に伝えたいこと」が大切なわけで、メッセージと収益のバランスに気を配りならが、それぞれのシーンをカメラに収めていくのだろう。「どこ . . . 本文を読む

Seinfeld

2007年02月17日 | アメリカンなモノ
これぞアメリカのエンターテイメント…。私のMBA生活もいよいよ終盤に入ってきた。留学前に決めていたことをすべてやり遂げたかといえば、必ずしもまだ100%は達成していないのかもしれない。それでも、忙しい日々の中、自分を信じてなんとかがんばってきた。留学前の自信など、すぐに吹き飛ばされてしまったアメリカ留学ではあるが、苦手意識の克服といった点で、留学した当初からコツコツと続けていることが一つあるので、 . . . 本文を読む

博士の愛した数式 (2006)

2007年02月15日 | 映画・DVD
人によって異なるコミュニケーションの形…。恋人ではなくとも、好きな人や憧れている人、尊敬する人などと同じものを身につけたり、同じ言葉を使ったり、同じ考え方を持ったりと、知ってか、知らぬか、誰かの真似をしたり真似をされたりする時がある。「非病理学的な伝染」とでも言おうか、私にもそういう経験がある。真似をする方、される方によって、事情は少し異なるのだろうが、「真似しないでよ」という発言の裏側には、何か . . . 本文を読む

破壊フェーズ

2007年02月09日 | 雑感
それは一つのサイクルの終わりを意味するのか…。経験則とでも言おうか、他人に対してうまく言葉では説明できないけれど、自分の中では「何かしら意味があるのだろう」と自覚できる、そんな不思議な感覚を抱く時がある。こういう状況をうまく表現する日本語を探してみたが、「インスピレーション」とか「衝動」といった言葉が完璧ではないにせよ、比較的近い意味あいを持っているのかもしれない。そして、この度私が感じているイン . . . 本文を読む

お給料への道 2

2007年02月06日 | MBA・留学
ほんの少しの前進…。前回の「お給料への道」では、インターンシップの手続きがとても煩雑で、未だに給料をもらえていないことを紹介した。ほんの少しではあるが進展が見られたので、今日は諸手続きについてまた紹介してみたい。前回は、大学サイドの手続きを紹介した。インターナショナルオフィスの担当者を訪問し、名前だとか住所だとか、お決まりの内部手続きを踏み、ステータスはCPTと指示を受け、勤務先からオファーレター . . . 本文を読む

嫌われ松子の一生 (2006)

2007年02月04日 | MBA・留学
期待が大きかったのか…。どれだけ幸せな人生を歩んでいても、その場所からずっと下の方に落ちていくのは、いとも簡単なことなのだと思う。人はちょっとしたきっかけで、幸せを失い、不幸せになる。そして、またちょっとしたきっかけでまた幸せになるのかもしれないし、二度と幸せを感じられずに命を終える場合もあるのだろう…。私は「嫌われ松子の一生」という作品を鑑賞して、「人生とはいったい何なのだろう…」とまたぼんやり . . . 本文を読む