小倉競馬が終わり、久々の投稿です。
彼岸を過ぎて暖かくなり、今週からコートともさよならしてます。
でも、この冬の天気は明らかにおかしかったですよね。
エルニーニョ現象で海水温が変化したことから気圧配置がおかしくなったそうだけど、やっぱり地球温暖化は着実に進行しているようですね。
日本はCO2排出では優等生だけれど、それでも削減義務を負っている。それは仕方のないことだけど、いけないのはどんどん排出量が増え続けていること。
日本のCO2排出のトップは運輸部門、しかも自動車がダントツです。
ここの対策はハイブリッド車やグリーン税制など、いろいろ採られてるけど決定打がないのが弱点ですね。
やっぱり、自動車自体を減らすしかないようです。
日本経団連をトヨタが牛耳っていることからなかなか自動車への規制がかけられないようだけれど、もうここに手をつけるしかないでしょう。
維持費(ガソリン代や自動車税)を上げるだけでは効果なさそうだから、もう、免許制度とセットで切り込むしかない。
その方法は…
AT限定免許の廃止とAT車税の導入です。
こんなに自動車が増えた原因は、経済力の底上げもあるだろうけど、なんといってもAT車の普及にあると考えます。
昔、車の運転で一番の難関といわれたのはギアチェンジ。半クラッチという技が必要だったため、特に女性の免許所持者は少なかった。それが、AT車の普及とともに免許を何とか取って車に乗る女性が増えてきた。そして、圧倒的なAT車のシェアの前にMT車はほとんど作られなくなり、今はMT車を探すほうが難しい世の中になっています。
また、AT車はMT車に比べ燃費が圧倒的に悪い。同じ距離を走るなら1~2割は余分に燃料を消費していることは事実です。
そこで、まず第1段階でAT限定免許を廃止し、免許人口を減らす。そして、AT車税として現在の自動車税+年額20万円以上(軽自動車を含む)のAT車保有税を課税すれば自動車の数は間違いなく減ります。一方で、どうしてもATしかダメな人にはハイブリッド車に対する減税処置として課税額を年額5000円程度とすればよい。もちろん、身障者には非課税が原則でしょうけど…。
こうすれば、免許人口減に加え、MT車とハイブリッド車が一気に増え、CO2排出量は3割ぐらいは減るのではないでしょうか。
さらに、年寄りや車に乗れない人がバスや鉄道などの公共交通機関を利用するようになるので、渋滞が減るとともに公共交通機関の路線維持がしやすくなり公共の福祉の向上にも役立つ。まさに一石三丁!
困るのは自動車会社や郊外の量販店ぐらいだけれど、車を大量に売って人間がすめなくなる環境を作るよりずっといいし、都市に店や人が戻ってくれば都市再生にもなる。
結構妙案と思うんだけどなあ…