ルビーとフーラは犬と猫

愛犬ルビーと愛猫チニタ。罰や「NO!(ダメ)」を一切使わず彼らと楽しく暮らす為の勉強をしています。

ネガティブな感情をほぐすもの ~横浜座学

2015-01-28 12:32:42 | 犬の勉強

1/20のチャーリードッグスクールの横浜座学の「犬を犬として愛する ~横浜座学」の続きです。

今回は予告通り”ゆるゆる”について書いてみたいと思います。^^;
この日の座学でチャーリーママさんが特に強調されていたことではないのですが、日頃から私が思っている事を書いてみます。


例によって写真は座学と関係ありません。^^; 雪が降った日に撮った写真♪


座学中、何回かチャーリーママさんの方から参加者のみなさんに向けて質問というか問いかけがあったりするのですが、それがこんな感じなんですね。

「犬の行動ってなんだと思いますか?」

しばし考える私達。

犬の行動・・・匂いを嗅ぐとか吠えるとか、犬だけじゃないけど食べるだって犬の行動だよね、、、と頭の中ではグルグルと色々考える訳です。
するとチャーリーママさんは

「犬の行動って、犬がする行動のことなんですけど」

って。( ̄∇ ̄;)確かに。

あとはこんなのもありました。

「犬に引っ張られながら歩いて行ってしまうのはどうしてだと思いますか?」

またもや考える私達。
脇が開いてしまって腕だけで止めようとするから力負けしてひっぱられていってしまうとか?

でもチャーリーママさんの応えは

「”歩いちゃうから”なんだと思うんですけど・・」

って。( ̄∇ ̄)


こういう時、私は心の中でドリフ並みにずっこけてます。(笑)

ここで
「何ふざけてんのよ!」
ってキリキリしてしまう人はもっと力を抜きましょう。( ̄∇ ̄)

こういう身体から力が抜けるような、そんなゆるさがないと動物って息苦しくなるんじゃないかな?と私は思うのです。(ゆるさはこういうことだけでなく、座学中いろんなところに散りばめられています。)
これはもちろん座学だけでなくお散歩トレーニングでもそうです。散トレではそれぞれの飼い主さんがそれぞれの学びの上で対処しながらその場にいるので、色々小さな間違いが起きたり(私もいつもやらかしましてすみません。^^;)、ワンコさんが吠えたりことがあります。
そんな時、

「がはははは!な~に吠えちゃって~~」

という様なゆるさがチャーリードッグスクールの散トレにはあります。
これってとっても大切なことなんですよね。なぜならそういうものって警戒心や深刻な雰囲気を一掃する力があるから。それ以上の警戒心を掻き立てたりするものではないからです。

そういう対応をされるとハっと我に返って「キョトン?」とするワンコさんなんかもいます。
それが狙いなわけで。
そしてこの「キョトン?」
を座学ではチャーリーママさんの前で私達飼い主がしてるんだろうな~( ̄∇ ̄)・・・なんてこの日感じたのでした。

(ちなみに、ここで吠えた犬や、近づけすぎた飼い主さんや、それを笑ってやり過ごしている私達にイラっとしてしまう人は、その”イラッ”が無くなる自分づくりをする必要があるかもしれません。)


こういうユーモアやゆるさって、自分に余裕とか自信とか、あとは自分が何をしているかわかっているという安定感がないとできないことだと思うんです。だからまずは自分。自分が安定しましょうね、ということになるのではないかなと。

”何をしているのか分かるほど落ち着いている自分”が犬や人を安定させる(=幸せ)ことができるんだろうな~・・・って。

でも安定させるというと、穏やかでいつも静かで、、、と考える方もいるかもしれませんがそれもまたそういう事ではなくて・・・。(と私は感じています。)
楽しい時は楽しめてはっちゃける時ははっちゃけて、でも自ら(犬だったら飼い主の手を借りてでも)興奮を鎮めることもできる、というのが安定というものではないかなと思っています。
その為には、飼い主さんがそういう存在であることが大切なんですよね。なぜなら感情の浸透性(『犬の心へまっしぐら』マーク・ベコフ)という現象があるから・・・。

犬の勉強がいつの間にか自分の勉強(自分が成長しなければいけないんだ)になっているのは、こういうことからだろうなと、いつも感じています。
書きながらまだまだ精進せねば~と思った私でした。^^;

 


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