JUST DO IT ~8代目材木屋角永善隆の日記~

もったいないを見つめなおして・・・地元国産材(杉、ケヤキ、古材、梱包材)の普及に日々奮闘中

また新しく生まれ変わり・・・。

2008年05月02日 | 8代目の生き様
先日、長年利用していた製材機の撤去を行った。









現在この製材機を撤去してそして新しく利用する作業場所を作るために土間(地面の部分)にコンクリートを流し込みフラットな床を作る為の工事を行っている。











この建物がいつ建てられたかをうちの会長(おやじ)に聞いてみたところ会長もしらない戦前の建物みたいだ。



少なく見ても70年以上の建物である。











途中何回か修復工事は行っているみたいだがまた新しくリノベーションをかけることによって生まれ変わる。









それにしても現在では考えられない材木の使い方をしている。


写真を見てわかるだろうが現在だと効率が悪いので真っ直ぐの材料しか利用しない。


しかし昔は無駄なく利用するために曲がった材料を曲がったなりに利用してある。



ある意味今の自分にしてみれば芸術的にも見えてくる。



現在はこのような使い方はされないが適材適所に材料を無駄なく使うという考え方・・・。



それは今後の未来に何かヒントが必ず隠されているような・・・。



もったいないを見つめ直して・・・・。