続・珍道中。

夢のようなホテルに泊まり三日目です。

この日も朝食をガンガン食べる姉。
心配するgaboにこっそりと教えてくれました。

「胃の中に何も無いと車酔いした時困る、
胃液だけが逆流してきて苦しいの。
食べ物が入っているとそれが吐き出されるから、
多少良いんだよ。」と。

驚きの言葉！

まぁ、取りあえずそういうことならと納得（？）して。

いざ、観光の始まり～。

この日は高雄からのスタートなので、
まずは壽山公園へ。

晴れていると素晴らしい眺めらしいのですが、



雨の中、半分ヤケクソ。

そして新幹線で台北に移動。

故宮博物院を見学して、
夜、いよいよこの旅行のメイン九份へ。

ようやく雨も止み160段の階段を上がり、
集落の真ん中へ出ました。



提灯がとても幻想的で・・・

湯婆ぁ婆の家のモデルになった家での「お茶」も大変おいしゅうございました。


写真は沢山撮ったのですが、
何しろ「人」が一緒に写ってるのばかり、
なのでこれでご容赦ください。


あははははと笑いながら過ごしたこの旅。
最後の最後でまたもや大笑いな出来事が。

それは、
九份でのこと。
添乗員さんのお話「みなさん、階段を歩いてお疲れの所でしょう。
ご希望のある方、ホテルに帰ったらマッサージ店への送迎ができます。
今からご希望の方は予約とりますよ～。当社と提携している所なので、
安心ですよ～。」

姉と顔を見合わせて、「はい！」と手をあげました。
女性のほとんどが行くことに。

マッサージ店は大きくて、
沢山の人が居ました。

なのですが、何となく部屋の中が暗くてちょっと怪しい雰囲気。
訳のわからない服を着て、
ゴロゴロするような布団みたいなものを掛けられました。
マッサージはとても上手で気持ちよく、
片言の日本語で話しかけてくれて、
サービスも満点なのですが・・・

ホテルの帰ってお風呂に入ろうとしたら、
アチコチに「ダニ」の攻撃が！
ぽちぽちと赤く痒く。

やられた！！

これが「旅」の締めくくり、でした。（笑）

珍道中。

仏壇の両親に手を合わせ、
初めての姉との旅行に出かけました。

お盆だというのに・・・。

目的地は台湾。近いからです。

乗り物にヒジョウに弱い姉、
出掛けると必ず「雨」という義兄。

何だかスゴい事になりそうな旅行の幕開けです。

13日、早速成田で「雨男」の洗礼を受け、
雷雲が酷く離陸は大幅に遅れました。

台湾に着くも、入国審査の所で一時間。
へろへろ状態でホテルまでバス移動、なんですが・・・
これがまた大変。
乗り物の中でも一番の難所？難物？だというバスに揺られ、
姉はもう半分死んだようになり、
ホテルに入るなりぶっ倒れてしまいました！

旅は始まったばかり。
あぁ。

二日目。
朝晴れ晴れとした顔でモーニングをガンガン食べる姉。
gaboは隣りでハラハラドキドキ。

台中市内観光で宝覚寺という所に行きました。
でっかい金色の布袋さまがあり、
何だかご利益ありそうなので写真をパチリ。



私たちも並んで撮ったのですが豆粒位になってしまいました。

この後ミニクルーズが有ったのですが、
さすがに姉は陸地で待機。

と、ここまでです。
何とか空が明るかったのは。
その後の蓮池譚は、これ。



かっぱ着てる人が居るでしょ。
もうざぁざぁの雨。
風光明媚な場所らしいのですが、
見えませんでした。（しょぼん）

夕飯後の夜市も雨と「臭い」に祟られ、
おまけに姉は足がつってしまい、
横断歩道も渡るのに難儀をするという事態になっちゃったんですね。

散々な目に遭いましたが（笑）、
ホテルの部屋に用意してあった「ウェルカム・フルーツ」が
唯一の慰めになりました。

さて、三日目・四日目はいかなる事になるか？

お楽しみに～。

お話の続き～。

すたこらさっさ（？）と逃げた「はる」。

道の向こう側にあるお宅の庭に逃げ込みました。
（このお宅はだぁれも住んでいないのです。もう野良たちの天国）

一瞬考えて、
そうだ！煮干しだ！

はるの大好物煮干しを持って、いざ。

案の定、煮干しにつられて出て来た所を捕獲。
大成功。

暴れるはるを抱き上げ一目散に家へ。
それを見ていた「ぶち」、
いつの間にか姿を晦ましてしまいました。

あぁ、このまま「ぶち」が捕まらなかったら・・・
そう思うと13日からの旅行が。
楽しめないなぁ。
キャンセルしちゃおうかなぁ。

「ぶち」はちょっと前まで野良でした。
だから生きて行く術は心得ているのでそこは心配していないけれど、
何としてもココロにぽっかり穴が開いたよう。

夕方もチラホラ姿を見せたのですが・・・
「かいぶつ君」の姿を見るとササッと逃げる。

そんなこんなですっかり疲れてしまい、
ちょっと諦めムードで夜を迎え、
時は20時過ぎ、何か微かに「音」というか「気配」を感じました。

ガラスの向こうに影がぼんやり。

「ぶち」のご帰還です。

やったぁ！！

しれっとした顔で「帰ったんですけど開けて。」

「ぶち」サイコ―。

これで旅行もオッケー。




次回は台湾珍道中の巻～。

忘れてしまいそう。

ホントにホントに、忘れてしまいそうでした。

7月も8月も色々あって、
しばらくお休み状態でしたが、
「ぶち」も「トン子」も「はる」も出番が無いと淋しそう。

何気無い猫たちの日常ですが、
また少しずつ書いて行きますね。

酷暑の夏、8月10日の事でした。
ついに「ぶち」が二階のベランダから脱走！！

二階だからと高をくくっていたgaboの完全なる失態。

ベランダの上から踊り場にジャンプして降り、
そのまま建物の外へ。

朝10:00とはいえガンガン陽が照っていて暑い！

名前を呼びながら近所を探索していると、
なんと、駐車場に帰って来ました。

（わぉ、自分の陣地が判ってる。）

建物の前に駐車している車の下で寝そべり、
差し出したカリポリを食べのんびりです。

なんとか捕まえようと、
「ネコナデ声」で呼んではみましたが・・・
ガン無視。

こっちは汗ダラダラ、
あっちは涼しい顔。

諦めて家の中に戻りベランダから見ていると、
「ん？はる？」

ぎゃっ？！

「はる」までが外に。

慌てて名前を呼ぶと、
振り返りすすすとフェンス近くに寄り、
隙間から逃げようと、小太りの身体をジタバタさせて逃げて行きました。

あ～、今日は何て日なんだろう。

かくして、暑い日の捕り物が始まりました。

続きはまた。



はる　です。