2019年にスーパーで賞味期限間近で値下げされた上新粉を買ったのだが
面倒くさくて使っていなかった。
劣化を防ぐために冷蔵庫に入れておいたが
常に冷蔵庫の中にあるので常に気にはなっていた。
昨日は休みだったのでようやく重い腰を上げその上新粉を使うことにした。
あらためて賞味期限を確認したら2019年10月10日になっている。
米的には収穫が2019年だとしても古古古古米、2018年なら古古古古古米とうことになる。
ヘンな臭いがしたら使わないことにしたが粉の匂いとしては問題ない。
白玉粉だったかもしれないが米の粉を扱うのはこれで2度目。
前回の記憶では袋に書いてある通りの水の量で作ったら
はじめは粉だらけだったが混ぜているうちに丁度いい団子上になった。
今回はレンジでチンすることにしたので
まずはその場合の方法だが、それは袋に書いてあった。
粉120gに水200mlと書いてあるが、粉の内容量は200g。
計算しなおすと必要な水の量は333.33333・・・・・・mlになる。
小学生の算数をマスターしていなければ袋の説明書きだけでは水の適量が分からない。
丼に粉を全てあけて、袋に書いてあるように少しずつ水を入れて混ぜていく。
ずっと粉が残っていたが水を注入する最後の1つ前の段階で全て溶けてドロドロになった。
以前の時とは状況が大分違う。
袋の説明書きの手順ではラップをかけてチンして更に混ぜるとなっているので
加熱により固めてからまたこねるのだと解釈した。
以前の記憶が残っていたため水っぽい感じがしたので残りの数十mlの水を残してチンすることにした。
チン時間は粉120gで3~4分というあいまいな数字なのでこれを200gに直すのだが
まずは6分でやってみた。
袋の説明書ではそのあとかき混ぜて30秒チンし、粉が残っているようなら更に30秒ということだった。
6分チンした後にラップを外してかき混ぜようとしたが硬くてかき混ぜられない。
最後の水を入れなかったのがいけなかったのだろうか。
ラップを外したまま40秒チンしたら仕上がりはかき混ぜようとして尖ったところを中心に乾いていた。
それでも念のため15秒追いチンをした。
団子上に丸める作業は省略。
賞味期限を3年半以上過ぎているのでどんなもんか。
粉の時点では匂いに問題はなかったが、チンした後も特に問題は感じられない。
食べてみると団子としては少し違う。
この違いは何なのか考えた結果、今日になってこれはくず餅の味に近づいているという結論になった。
くず餅といっても西日本と東日本では別物だが
これは関東のくず餅の味で、関東の場合は葛ではなく発酵させた小麦粉を使う。
上新粉を賞味期限から3年半ほど冷蔵庫の中で熟成している間に、くず餅の小麦粉のように発酵していたのだろう。