南瓜頭

入る帽子がない南瓜のあたまでっかち日記です。
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ホースマンVHに円盤(中判カメラ)

2012年06月30日 | 機材研究・写真研究他

知人より譲り受けたホースマンVH(付いているレンズは
ヤシカ・ポラロイド)とにかく大きい・・・。

よく見ると後方に円形のお盆の様なものが付いている、
これなんだろう?

 

裏っかえすとこういう感じに・・・下の所がピン合わせ、
上がフイルムホルダー(横の赤いのは遮光板で撮影
時毎に抜き差しする)

さてどう使うか?(ーー゛)

 



先ほどのお盆が二重構造になっててグルリ!と回転!

\(◎o◎)/おおおおおおおおおおお

 

で、フイルムホルダーが下にやってきました。
これで撮影に入ります。

この円盤が無いときはピントホルダーとフイルム
ホルダーを一々付け替えてピン合わせ→撮影と
するのをワンタッチで素早く行うというもの。

でも重いので撮影時には持ち歩いてはいない。

(@_@) おもい。


旧 コンタックス・ゾナ―50mm/f2.0 作例公開開始

2012年06月30日 | レンズ作例 【 その他 】



RF(レンジファインダー)コンタックス(旧コンタックスマウント)の
作例公開開始します。

GXR・A12マウントアダプターに取付けての撮影ですが、
NEX(ソニーEマウント)へのレンズアダプターはあるものの、
ライカマウントへのアダプターは少なく(詳細末尾にて)昔昔に
出てたものを中古屋でたまたま見かけてゲット!したものを用い
て撮影を行いました。

 

 

 


f8付近 やや青味がでる描写。(上野公園)

 


開放値付近 後ろの木々の葉のボケ方が絞りの形状にでる

 

 


開放値付近 色の出方はあまり派手にならず現物に忠実な印象

 


開放値付近 最短距離が長いので、余り寄る事が出来ない。まーRF
        だしね。

 


中央のアジサイにピンを合わせて、開放値付近での撮影。

 

 


開放値付近での撮影。オールドレンズにある滲みが見られるが、それ
ほど目立つものでもない。

 


開放値付近での撮影 

このレンズそのものが見ただけでもコンディションがあまり褒められた
ものではないものの、撮影には影響していない。これらの作例は全て
フードなしでの撮影なので、フードを付けるともっと締った描写になる
かと思う。またモノクロで数枚撮影した方がシックリときているので、
白黒向きなのかもと思うところである。色発色は問題ないけどね。

 

 

~ 余 談 ~
 
旧コンタックスレンズ(NIKON・Sレンズ)をライカ(L)マウントに付ける

マウントアダプター市場の人気は高い状況のようでシネレンズを付け
ているカメラ女子を最近見かける事もある。
聞いた話では、一眼レフのコンタックスレンズが発色が強く出て、これ
をC社の一眼に付けると楽しいとか、エキザクタにしたりとか話題も豊
富なのだが・・・旧コンタックス(NIKON・Sレンズ)は外爪専用のもの
でNEX(Eマウント)やマイクロフォーザーズで見かける(中古で)ほか
は最近までは見かけなかった。

ネットで検索すれば、どうしたらライカに?みたいな書き込みも見受け
られたが昔造られた内爪、外爪両用のものを使うと内爪レンズも使え
る~けど見つけるの大変みたいな~ものを見かける。

今回の写真はその昔に作られたものをたまたまみつけてのもので、
あったが、独特の形状から、爪の部分が外爪レンズ装着時に干渉
するようで、できればもう一本欲しいところであった。

NEXに外爪アダプターをかませて、2台使いという逃げ道も考えたが
デジタルばかり2台も持ち歩くのは正直シンドイし、フイルムが使え
ないというのでは本末転倒。

そこで探すと、都内で作っている会社さんと、某有名レンズアダプター
屋(K社)さんが制作している様子(前者はネットで見ただけ、結構
いい値段する。後者は某大手ネット通販サイトA経由で探せる)

先ほどに出てきた昔のモノはLマウントに装着するものなのでLM
カプラーを用いればMマウントにも装着が出来る。正し距離計との
連動については試していない。

新たなものは、デジタル使用専用なので距離計連動は意識して
いないが、機会があれば試すかもしれない。


後者の方を今回先の事由から内爪専用として導入(詳細後日)する
ことにしたが、本数は見た感じ少ない様子。発見した時は売り切れ
かつ次回納品未定だったが、数日後マークしてたら数本のみあると
なって、即ゲットした。

某有名先生が著書に書かれていたがカメラは売ってもアクセサリー
は売るなという一文がある。

これ本当だ。次使いたくなっても、カメラはよほどの珍品(売るのも
どうかと思うけど)でないければおおよそは再入手が可能(コンディ
ションは別として)、だがアクセサリー系の再入手はその数倍以上
大変だし、値段もいい。

こういうアクセサリー類は出会ったらそく捕獲することを勧める。

尚、このレンズアダプターについては別記事で後日もう少し詳細に
レポ予定。

※この記事は私見です、一切責任を負いません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


L ヘキサー50mm/f3.5 (コニロク)作例公開開始

2012年06月28日 | レンズ作例 【ライカ国産】

 

 

小西六(旧コニカ)のLマウント50mm/f3.5の作例公開開始しました。

このレンズ、ライカ社のエルマー50mm/f3.5のコピーとしても有名、
写りはすこぶるシャープ!またコピーとはいうものの、絞りリングは
エルマーのレンズフロントにあるのに対して脇にあり操作性もよい。

 


開放値+最短距離で撮影。リコーGXR

 

 


早朝の浅草浅草寺 絞りF8付近

仲見世は当然閉まってたが、外国人観光客は早朝からもう参拝にきて
いた。 

 


早朝の浅草浅草寺 絞りF8付近 
朝早いので、青みがやや強く出る。調整なしであえてアップ。

 

 


早朝の浅草浅草寺境内 絞りF8付近

MFで古いレンズでもこのシャープな描写には敬意をもつ。驚くくらいに
切り込みシャープを楽しめる。

 

 


早朝の浅草浅草寺境内 絞りF8付近

デジタルにAFで撮影したんじゃないか?と思う位に写しとる。モノクロになると
よりその描写の高さがでてくるのだが、カラーでも申し分ない。

※モノクロは後日追加アップ予定。

 

 

 


 


レンジファインダー・コンタックス ゾナ―

2012年06月17日 | 機材研究・写真研究他

完全ジャンク扱い・・・


RFコンタックス・ゾナ― + S・Lマウントアダプター

 

写真でもわかるように表玉には経年変化のコーティングの劣化が見受けられる。幸い
後玉は無傷に近い。ほとんど捨て値にちかいので保護した。(7Kくらい)

 

まずはGXRに装着。まあ、それなりに落ち着いている。

 

 


バルナック・ライカⅢa + RFコンタックス50mm(ゾナ―)

この組み合わせ、もう少しボディが前の者なら面白いかも。距離計との
連動についての正確性についてはまだ未確認。フィルムで使う事は
無いかもしれないけど・・・気が向いたら実験してもいい。M型ならフイル
ムを無駄にしなくても確認できるし。

 

一応デジで試写してみたら、よく写ってた(当たり前か・・)ので一応
安心している。

 


クラカメのレンズには・・・

2012年06月17日 | 機材研究・写真研究他

マウントアダプターがミラーレスカメラの登場により注目を集め
いまや各マウント毎に売り場が設置されているほどになってる。

中古市場でも見かける事が多くなり、新品では見かけないもの
も時折目につく。それだけ充実してきているのだろう。ただ、

どうしてもAPS-Cサイズの為に×1.5とか2.0とかになるのは
フルサイズ登場までの辛抱と思っている。アダプターのせいで
はない。

こうしてクラカメレンズの需要が伸びているのはよく聞く話、
一方でボディー(フイルム)の需要は下がってレンズだけがボ
ディから離れていくのは悲しむことか、それとも時代なのか?

とかくもあるなか、クラカメレンズ(以下レンズと称す。)を買う時
にどうしてもぶつかる壁がある。

【 製造から年月が経過している → 経年変化(劣化) 】

という問題である。

例えば、表玉に素材(ガラス)が柔らかい素材を用いられたズマ
ール(ライカLレンズ)とかは、もう逆に傷が無いのがおかしいと思う
くらいのもの。(再研磨の可能性とかでコーティングの喪失とかね
考えるわけです。)

ヘリコイドが妙に重いとか、逆にスッカスッカに軽いとかある。

時代とともにバルサム切れ(周辺部の場合撮影に影響しないもの
もあるようだ)だとか

玉によるが持病とされるもの、クモリが出やすいとか・・・(軽度の
ものは清掃に出すか、再研磨・・・という手も無くもないが完全では
ない)

最低限の許容で買わないと正直、新品を買った方がよかったんじゃ?
ないか?と言う自己嫌悪に至る。(それだけならいいのだが)

それを防ごうと写真の様にLEDライトで見るとレンズ状態は極めて良く
状態を確かめる事が出来る(光が強いので直にライトの光が入らない
ようにする事に注意が必要)のだが・・・・

これはいい面もあるし、悪い面もある。前者はシッカリ確かめられること
ただ、経年変化のないものは殆どない、ゆえに後者としては選べるもの
がより少なくなるというもの。

表玉の小傷ならたいして影響しない、クモリも軽微なら逆光でなければ
そう気にしないでもない(思い切ってモノクロ専用と言うのもいい)

気泡は仕方がないが多いものはすこし注意する必要がある。

これくらいのリスクは受け入れる必要もあるかもしれない。美品がいい!
というのであれば話は別だが・・。

というなかで絶対だめなのが、無限が出ないもの、絞り羽が変形もしくは
欠けているものとか、但し中の反射防止塗料が剥げている程度なら塗り
直しが出来るものもある。絞り羽は変形しているものは避けたい。

できればアダプターを介して試写をしてから購入するのがいいのだが、
無限域まで出せるほど店が広くない事もあるので買ったら直ぐに試写を
したいもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 


写真撮影 関内-山下公園

2012年06月16日 | 写真撮影

梅雨の晴れ間にということで6/10に横浜(関内)へ撮影に行く。
主にデジタルでの撮影とし、補助的に二眼レフローライフレックスを
久しぶりに持ち出してみた。

ローライは現像中の為、公開は後日予定。

 


S-NIKKOR50mm/f1.4 F8で撮影。
※明るすぎて絞る以外に道なし。まあボカすも何も無いのだが・・・。
古いレンズだが、ゾナ―のコピー。コントラストもシャープさも充分。

 


途中で見つけた料理屋? S-NIKKOR50mm/f1.4
やや木陰になってたのでf5.6で撮影。

 

とにかく初夏を思わせるような日光の力強い光に露出計はシャッター速度
の限界などお構いなしの所を指し示す。1/500が限界のローライにはしこ
たまきっつい事この上ない。

といっても仕方が無いのでとりあえず定番の赤レンガに歩を進める。途中で
解体を待つ団地群を見かけるが、関内とは関係ないので適当に撮っておく。

 


S-NIKKOR50mm/f1.4 大きくするとレンガの目がしっかり描写されて
いることもわかるのだが・・・ f8辺りで撮影

 


S-NIKKOR50mm/f1.4 すこし解像度を上げてみた。

 

赤レンガ街ではウェディング関係のプロモーションの催しが行われており、映画でしか
見た事のないような旧型のロールスロイスも展示されていた。

 

とりあえず大黒ふ頭を経由して山下公園に向かい氷川丸(廃船後固定されてて中が見ら
れる。)を見学する。

 


イメージショット。※窓枠内は合成。

 

 


ズマール50mm/f2.0 開放で撮影

 

 


ズマール50mm/f2.0 開放で撮影 今度は逆に暗くて開放

 

 
ズマール50mm/f2.0 開放で撮影 

 

予想以上に大きく広い船内。一等客室から特別客室、機関室、船長室
等を見学。

面白かったのはモールス信号の通信機を直に打って見られる事だった。

 

雲行きも怪しくなり、この氷川丸で大分時間を使ってしまい。山下公園
からさらに根岸の方に抜けようとしたが時間切れの為撤収。

 

 

 

 


ローライ ムター×1.5

2012年06月03日 | 機材研究・写真研究他

二眼レフ・ネタを久しぶりにひとつ。
ローライフレックスF型には接眼をするローライナーはじめとした
アクセサリーが幾つかある。(実用になるのはそうないけど・・・)

 

↑ ほぼノーマル状態の3.5F型(プラナー)

 

そのなかでちょっと変わったのにムター(人によってはムーターと言うこと
もあるようだ。)というものがある。

レンズの前に装着して拡大(×1.5)か広角ワイド(×0.7)にするもので
眼鏡を付けるようなものと思えばイメージが付きやすいだろう。

拡大したければテレローライ一台買えば済む話じゃないと?思う方もいる
かもしれないが(ここにきて大分価格が落ちてきてはいる。)そう簡単に
済む話でもない。(=_=) 懐がイタイ

それはそれとして、そのムターについては広角にするものは周囲の
描写が流れるとか諸説ある様で絞れば問題ない様子である。
※拡大の方は今後作例の方でアップしていく予定。



というところで、実際に装着してみると結構な外観図に・・・デカイ。

 

でかいのだが、側面についている各大小ダイヤルや露出計と絡むといい
味になるのは個人的な好みだろうか?

ところで気になるのは、上下のレンズ間にある板の様なもの・・・(-.-)
これ、撮影側レンズを収納時はある程度カバーしてくれ蓋代わりになり、
使用時はフード代わりになる代物。
このフード?付きがなかなか無く・・・探すのに苦労した。(友人の情報
提供で偶然手にした)

とここまで書くところで突っ込みが来そうなのが、では上レンズ(ビュー
レンズ)の視界に入り、邪魔じゃないか?というもの



実際に、後玉側から接写してみると確かに邪魔なように見えるのだが
これが装着して、ファインダーからみるとうそのように視界からいなくなる。

前玉のちょっとしたキズなら写りに影響しないよ!みたいなのを目で確
かめたようなもので、まったく気にならない(見えないのだから)

もう少し書くと、下レンズ(撮影側)は前につよく出た球形をしている。
前に使ってたシグマの広角レンズみたいだ・・・。

このムターは作例アップ時にまた触れたいと思う。

 

■ 余談 ■

このムターの取り付け方について
1.上の枠とボディー側のビューレンズ上突起物を合わせる
2.下レンズをくっつけ、ムター側の締め環で固定する

※ユックリやること、もし間違ったりむりに力を入れるとレンズを破損
 する恐れがある。